「ノーマークだったのに大絶賛」あつい胸さわぎ chikuhouさんの映画レビュー(感想・評価)
ノーマークだったのに大絶賛
夕刊に本作を観た記者の記事をみて鑑賞 扱っているテーマは厳しく辛いものなのに、なんともあたたかな余韻と、親の年代として子どもの幸せを願う思いに、胸がいっぱいになりました
母一人娘一人、懸命に育て上げててきた重さは感じるものの、常盤貴子の関西弁や、前田敦子などの同僚とのやり取りは、親子の明るい日常が描かれていく 未婚の若い女性にとっての乳がんを描きますが、淡い恋心の真っただ中にある主人公の心の揺れ、そして彼女を見守る周囲の人々の不器用な優しさ 人と人のつながり、優しさを信じたくなる作品でした
本作は和歌山市の海岸でロケがされていますが、その和歌山の劇場で観たので、高年齢のたくさんの観客は見覚えのあるロケ地が映し出されると、盛り上がっての鑑賞でした 地元が映る作品って、ワクワクするものです
会社の上司役の三浦誠己さんは地元出身、また印象的だった たぁ坊演じる佐藤緋美さん、この2人は「ケイコ目を澄ませて」でも全く違う印象の大切な役どころでありました
また前田敦子さん、「さよなら歌舞伎町」の頃はアイドルの余韻が色濃かったのが、このところ脇であっても、いい役をされていることが嬉しくなります (1月29日 イオンシネマ和歌山 にて鑑賞)
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