「9歳役は無理がある。」エスター ファースト・キル なもしさんの映画レビュー(感想・評価)
9歳役は無理がある。
成長しすぎて流石に9歳役は無理があった。
おそらく身長も伸びたのだろう、顔が映るカットはほぼアップかバストショットのみ(身長差はアングルの工夫。)
全身のカットはバックショットのみ(おそらくボディダブル。 2・3ある顔付き全身ショットはCGと思います。)
顔もティーンならまだしも9歳には見えない。
ストーリーの構造は、前作とほぼ同じだが、
エスターの正体が最初から提示されていることから、前作にあったヒリヒリ感は薄い。
中盤で今作のママが、エスターの正体に気づき、脅迫し始めたところから前作のストーリーの枠から外れ始める。
前作鑑賞済みの観客としては、下記から今ひとつストーリーに乗り切れなかった。
・エスターの正体が最初から割れている。
・前作とは異なる二癖あるママの存在。
・エスターが絶対に死なないのはわかっている。
特に、前作ママは「トラウマを抱えながら純粋に家族を守りたいママ」という共感できるキャラだったため
ヒリヒリしながら応援出来たが、今作のママは自業自得に見えて全く応援出来なかった。
最後に、となり席の大学生3人組の上映後の会話
大学生BC「(スマホを見ながら)これ続編らしいやん」
大学生A「知らんの、最初のはこれの最後のシーンから始まるんやで」
大学生BC「へえ、じゃあ続けて見れるやん。」
君ら前作の最大のオチ見ちゃってますから!
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