「サイコなチビ」エスター ファースト・キル Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
サイコなチビ
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ホルモン異常により少女の姿をした大人の殺人鬼でコンアーティストの「エスター」の前日譚で、前作の2年前の話。
2007年エストニアの精神科病院サールン療養所のリーナから始まってエスターになるストーリーだけど…エスターの設定年齢が前作では9歳だった筈が、2年前なのに10歳なんですね…。
知っているからかも知れないけれど、流石に主人公の顔が大人だし、身長や頭身がころころ変わってしまっているのが結構気になる。まあ設定的にはこのギャップが有ることが合っているし、逆に良くここまで幼く見せたものだと関心するけれど。
そんな感じで色々と目を瞑らなければいけないところもあったけれど、疑うカウンセラーや警察、そしてアダムスファミリーの振りに始まる母親と兄貴の秘密と対峙するエスターをみせつつ前作に繋げて行く展開がなかなかお見事だし、スリリングだし惨忍だしで面白かった。
ただ、「ファーストキル」はエスターとしてで、リーナとしては既に出来上がってある状態からの始まりだったのは期待していたところとは違ったかな。
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