フューリアス ワン
2021年製作/98分/ロシア
原題または英題:Silver Spoon: The furious One
スタッフ・キャスト
- 監督
- ニコライ・ブルイギン
- マックス・ポリンスキー
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パベル・プリルチニー
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イフゲニー・スティチキン
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アグニア・ディコフスキーチェ
2021年製作/98分/ロシア
原題または英題:Silver Spoon: The furious One
パベル・プリルチニー
イフゲニー・スティチキン
アグニア・ディコフスキーチェ
冒頭の裁判は常識外れの判決。 警察、司法側の闇を感じつつ、ストーリーがスタート と思ったら、護送車が襲われて唯一実刑判決が出た者も脱走。 なにやら麻薬の侵入捜査らしい展開に そして結末は、よくある「まさか」のお約束展開。 ラストは何やら続く雰囲気で おそらくドラマシリーズの初回映画放映という感じだろうか ご都合展開満載だったが、スピード感もありアクションシーンは 見応えがあって、なかなか面白かった。
クリスタルという新種の麻薬の利権を巡ってギャング同士の抗争なら理解できるが警察、連邦保安庁などが入り乱れて誰が正義かきわめて難解なアクションドラマ。
タイトルのThe furious Oneとは激怒する者、元はロシアのテレビで人気だったSilver Spoonという犯罪ドラマ・シリーズ、韓国でもリメイク版が放送されたらしい、道理で麻薬を密造する女が韓国人でしたね。
TVを観ていたロシアや韓国人なら分かるのだろうが訳アリの主人公に馴染みが無いので設定が良く分からない、銀行強盗なのに執行猶予がついて釈放というのに先ずは当惑、主人公のイゴールは刑務所送りだが護送中に仲間が救出、それからイゴールが麻薬ディーラーの下働きかと思ったら、どうも潜入捜査官らしいから、これまた当惑、悪の黒幕が警察だったようだがこれまた当惑、何が何だか分からないで、続編を臭わす終わり方、年寄りにはロシア映画は難解、とほほ。