金の国 水の国のレビュー・感想・評価
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いい映画なのに 観客動員が
全体の話としては皆様予想通りなんです
でも 出演者それぞれが色々考えて行動されるので
意外な方が味方だったりするので あっという間でした
心が浄化された
それぞれの登場人物の思いや考え方がハッキリしていて、かつ伏線の回収の仕方がとても綺麗で見て良かったです。
初恋を思い出しました笑
もう1回見たいし、人にも薦めたい映画。
最初で最後、夕陽で金色に染まる二人の幸福感~その愛は永遠に奏でる!
今年早くも1月終わりかな。
この時の流れ今日この頃。
豆まき前に 「金の国 水の国」 を観に行ったよ。
(´・ω・`) (*´ω`*)
原作:岩本ナオ氏『金の国 水の国』
監督:渡邉こと乃氏
脚本:坪田文氏
CV:
サーラ(金の国 国王の娘):浜辺美波さん
ナランバヤル(水の国 建築士):賀来賢人さん
ルクマン:サーラのもとに送られた子犬。
オドンチメグ:ナランバヤルのもとに送られた子猫。
※どうも変わった?コミカルな名前の登場人物がやたらと多いと
思うのは私だけでしょうか。
2016年にこのマンガがすごい!オンナ編1位を受賞したらしい。
兎に角 女性向けな映画メッセ-ジ主体で男性が感じ取る思いは
皆目無い感じしたかな。ゴメンね。
両国の説明が最初あって、昔は国交があったが、理由があって
ある時から国交断絶!
だけど 男女を差し出すシキタリがあって
犬や猫を身代わりに双方が贈ったことから
色々と展開していく話。
最終的に全く国交が途絶えていたのに
二人の活躍で 再度国交が
開かれて そして
メデタク サ-ラとナランバヤルが相愛し結婚~
していくって内容。
流石に 展開は観ていて ハッピ-しかありません。
容姿に関係なく、低背小太丸顔でも 優しい主は
きっと幸せに成れるんだという
原作者の思いを強く感じましたね。
残念ながら 僕には登場キャラクタ描写に対して
好みではありませんでした。
(誤解があってはイケませんが男女共にです)
よって評価が一向に上向かない結果に。
すんませんです。m(__)m
序盤にギャグっぽい演出も鼻についてしまい、
どうもあまり好きではありませんね
こんなカットを挟み込んでしまう作品は・・・そこが残念でしょうか。
(残念な所)
・長年国交断絶で 進撃の巨人みたいな高い壁でも
両国間に有ると思いきや
全くなく、犬が穴に落ちた現場に アッサリやってくる
ナランバヤル君。なんやねん この両国関係間と思えた。
・発展してる金の国と、水だけあって貧しい水の国。
公共事業で疎水工事を50年かけて水の国から金の国へ引いて
両国間を再国交させて発展させようという話。
正直 バックの公共事業話が 恋愛話と絡み悪いと思った。
ただ 国交により他国を攻めなくっても争い無く
上手くやっていける検討判断したのは良かったけど。
ロミオ&ジュリエット的なのを狙ったかもだが
全く比較にはならないレベルと感じます。
・なんとなく見た目スタイルを凄く重要視している作品と思う。
若い大臣、お姉さま達に・・・極端な表現差がやっぱり
漫画域だと感じた。
でも それで楽しめたのも事実かな。
(良かった所)
・やっぱり、夕焼けの中 城外の隠し通路上で 王様がいて
サ-ヤとナランバヤルが話を付ける所でしょうか。
奥様が居たと勘違いしていたサーラが、ナランバヤルは独身と
分かって 彼がサーラをグッと抱いて愛の言葉を語る所
でしょうかね。そこだけは アニメながら夕景に溶け込んで
綺麗な演出で、とても良くホッとした所と
感じました。
最終的に 私的には泣ける要素は無かったのですが
そこが凄く惜しいでしょう。
幸せ気分に浸りたい女性向きですかね。
ご興味ありましたら 劇場へどうぞ!
まぁ、良かったかな
絶賛とか、凄い心に響いたとかでは無いけど普通に楽しめる。
声優、またメインに非声優を起用。賀来賢人は違和感無いけど、浜辺美波はファンだったら直ぐに顔が浮かぶんだろうけど、ファンでは無いので声を聞いて顔が浮かんで鑑賞の邪魔になると言う事は無い。ただ、演技そのものは下手と言う程では無いんだけど、いわゆるプロ声優の演技では無いので、そういう意味では浮いている。
ストーリーに関しては、国力が明らかに違うし、水が枯渇しているのだから、国境の壁をイッキに崩して攻め込むのが普通かなぁと言うのはどうしても引っかかる。まぁ、童話的な話と思えば良いのかなぁ。
平和への導き
商業国家の“金の国”ことアルハミト国と、自然に恵まれた“水の国”ことバイカリ国という敵対する2つの国、架空の隣国の争いと和睦をコミカルに描いたファンタジー・アニメ。
冒頭の両国の諍いの理由が犬のうんちとか猫のおしっことかのナレーション、子供向けなのだろうが、あまりの突飛な理由づけに苦笑、しかし考えてみると諍いの理由の殆どは取るに足らないことだったりするのも事実だから皮肉も込められているのだろう。
アルハミト国の国王ラスタバン3世の好戦的な理由は背後にいる祈祷師のピリパッパなのだがなんとなくロシアの怪僧ラスプーチンを思わせるところが妙にリアルでした。
主人公は敵対する国の姫サーラと土木技師の青年ナランバヤル、設定はまるでロメオとジュリエットにも思えるが美男美女でもなく、いたって純朴、悲恋にならなくて良かった。
ロシアとウクライナの長引く戦争で心が痛むこの頃、本作のように一日も早く平和が訪れるようにと願ってしまいました。
良いおとぎ話
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裕福だが水源がないアルハミト国と、水と緑は豊かだが貧乏なバイカリ国。
隣国同士だが長年争いが絶えず、壁を築いて国交断絶してた。
そんな時、古の昔に約束していたことが実行された。
バイカリで最も賢い男、アルハミトで最も美しい女を互いに贈り合う。
ところが両国とも犬や猫を送った。
「賢い男」は、アルハミトの93番目の王女・サーラの婿となったが、
それが犬だと国王が知ったら戦争になりそうなので、黙っておいた。
サーラは太ってて冴えなかったが、心根がやさしかった。
「美しい女」は、バイカリの建築士・ナランバヤルの嫁となった。
そんなある日、偶然がきっかけでサーラが国境を越えてしまった。
そこでナランバヤルと出会い、親しくなる。
そんな折にサーラは姉から、結婚相手を見せろと言われる。
でナランバヤルにその役をしてもらい、それで親しくなる。
こうしてナランバヤルはサーラの屋敷でしばらく世話になることに。
ナランバヤルは平和主義者で、両国の国境を開くよう尽力する。
そのためにバイカリ国から水を送る水路を作るよう計画する。
アルハミト国の王女・左大臣らは平和主義で、力を貸してくれた。
王・右大臣は戦争でバイカリ国から水を奪い取ろうとしてた。
そして王女・左大臣とナランバヤルが手を組んだことを右大臣が知る。
こうしてナランバヤルとサーラは命を狙われる存在となる。
でも平和主義側の多くの仲間達の協力で生きながらえることができ、
ついにサーラとナランバヤルは王を直接説得、成功!国交回復。
サーラとナランバヤルは結婚、めでたしめでたし。
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なかなか練られたシナリオやったな。
全編を通じて色んな所で泣いてもた。変なところで泣く癖あるわ。
まあナランバヤルがホンマに賢かったのが、この物語の全てよな。
物事を多角的に見たうえで、解決策を考えられる男だった。
あれがそのへんにいるふつーの男なら、何も起きてないw
片方の国は超裕福で水がない、もう片方の国は資源が豊富・・・。
これなら国交を開くのが最善の解決策ってことくらい明らかやけどな。
それをナランバヤルがしただけ。参謀や政治家は一体何やってたの?w
美しい心、美しい国の将来
昨今の日本のアニメ、殊に恋愛要素絡む作品はイケメンや美少女が絶対条件。
イケメンに恋をし、美少女に一目惚れをし、夢物語を見る。
だから本作のキャラデザインは驚いた。
好青年ではあるが超絶イケメンではない。
何よりヒロイン。異例のぽっちゃり体型。
しかし、これが良かった。
見た目より心。本当に心が温かく優しくなる作品であった。
原作コミックでは“A国”と“B国”とされているらしいが、この映画化では“アルハミド”と“バイカリ”。
隣接する国同士だが、非常に仲悪く、争いが絶えない。それも雑草がはみ出てるとかゴミが入ったとか、犬のフンや猫のおしっこが…とか下らない些細な理由で。ここら辺、世の戦争を風刺。
両国、長所と短所がある。
アルハミドは商業国家で栄えている。が、人口過多で天然資源が枯渇している。特に水不足が深刻。“金の国”。
バイカリは豊かな水や自然に恵まれている。が、争いでルートが絶たれ、貧しい。“水の国”。
先代王時代に一旦停戦。ある約束が交わされる。
アルハミドはバイカリへ、国一番の美女を嫁がせる。
バイカリはアルハミドへ、国一番の賢者を婿入りさせる。
だがそれぞれに送られたのは、因縁の犬と猫。
再び火花バチバチ。きっかけさえあればまた争いに…。
そんな時、国境の近くで…。
送られた犬猫をたまたま引き取ったのは…
アルハミドの王女、サーラ。
バイカリの建築士、ナランバヤル。
サーラが引き取った犬がバイカリへ。森の中の穴に落ち、救出に困っていた時…
引き取った猫を連れて散歩していたナランバヤルが通り掛かり、救出。
恋愛ものあるあるの“運命の出会い”。
定番なら胸キュンポイントなのだが、先住の通りのキャラデザイン。
超絶イケメンではない青年とぽっちゃり体型のヒロイン。
サーラは王女ではあるが、アルハミドには王女がたくさん居て、第93王女。容姿端麗な姉たちがおり、自身の姿にコンプレックスを抱いている。非常におっとりとした性格。
ナランバヤルはお調子者で口が達者。でも、気持ちがいいくらい気前のいい性格。
お互い初めて会った時、容姿に関して気になる所は一つもナシ。寧ろ、中身。
第一印象だけで分かる。サーラの汚れ一つない純真無垢さ。一見いい加減そうに見えて芯がしっかりしているナランバヤル。
異色のキャラデザインと思ったのもほんの最初だけ。見ていく内にどんどんどんどん、サーラが堪らなく愛おしく、ナランバヤルがカッコよく見えてくる。
“婿”を迎えたサーラ。今度姉たちに紹介しなければならない。でも、“犬”だし…。
そこでお願い。お婿さんのフリをして頂けませんか…?
突拍子もないお願いに驚くナランバヤルだが、このままバイカリに居ても仕事や生活に恵まれてる訳じゃないし…。人助けのつもりで引き受ける。サーラの住む家でばあやの作る豪勢な料理に仰天。サーラが“お姫様”である事も知ってさらに仰天。
偽りの関係が次第に…。分かっていても胸キュンツボポイント。
姉たちへの紹介。
ちょっと毒気ある姉たちだが、悪いお姉様方ではない。寧ろ妹や国の将来を案じている。
イケメン役者を愛人にしている長女。一夫多妻のバイカリでは理想の結婚相手とは?…とナランバヤルに問う。
この時のナランバヤルの返答が“イケメン”。
「結婚して他人と家族になる事は夢物語ではありません。その時の美しさや一瞬の楽しさよりも、自分の親兄弟と同じかそれ以上に自分を大切にしてくれる人」
姉たちへの紹介前、サーラはナランバヤルを気遣う。バイカリ人だから偏見で見られるかもしれないと。それに対しナランバヤルは、「あっしは大丈夫です。お嬢さんは大丈夫ですか? バイカリ人を婿にしたと見られますぜ」。
あるシーンでのサーラの台詞。「困った時は困難な方の道を選んで進んで行って下さい」。
胸に響く台詞、ハッと気付かされる言葉も多し。
ナランバヤルは長女の愛人=ムーンライト(実はいい奴だけど、この名前…)とある夢を実現させようとする。即ち、
アルハミドとバイカリの国交。
それぞれ欲しいものは隣の国が持っている。
アルハミドは水。バイカリは物資。
バイカリからアルハミドへ水路を開けば…。
アルハミドには水が流れ、バイカリにもルートが…。
解決策は単純なのだ。世の戦争も案外そうなのかもしれない。
が、複雑にしているのは…。積もり積もった因縁、ほんの一部…国のトップの傲慢さ。
これが全ての戦争の原因だ。
妨害しようとする者も現れるも、協力者のお陰で夢実現の可能性。
それが本当に実現化するには何十年も掛かるだろうが、確かな第一歩。
ナランバヤルは夢に向かって奮闘している。
一方、私は…。
ある時サーラは、いなくなった猫を探しにバイカリへ。とある民家にいた。そこは、ナランバヤルの実家。ナランバヤルの父と会う。
この時バイカリの族長が間もなく訪ね、アルハミドから嫁いできたナランバヤルの嫁を一目見たいという。
どれほどの美女か。美しいものを好む族長。
息子の嫁のフリをして欲しいと頼まれるサーラ。実は“猫”なのだが、ナランバヤルには奥さんがいると勘違い…。
アルハミド一の美女…? 族長はなかなか嫌み。
自分の容姿がどう言われようといい。元々コンプレックス持ってるし。
だけど、自分のせいでナランバヤルが嘲笑われるのだけは嫌。
普段おっとりのサーラに火が点いた。
族長と酒の飲み比べ。
酒好きの族長。一方のサーラ=アルハミド人は水不足故日頃から酒が水代わり。
結果は…。そのシーンがカットされるほど圧勝であった。次のシーンでは何事も無かったようにケロッとしてるし。
おっとりした性格で、ピュアで、美しい言葉使い。浜辺美波の声に癒される。
賀来賢人も好感なほど巧い。
本職声優は言わずもがな。中でも沢城ボイスのあのキャラがナイス。
原作者が西洋文化を専攻していたらしく、モデルにされているであろう国の背景、風俗などリアリティーがある。
“金の国”と“水の国”とされるだけあって、町並みや風景など画も美しい。
音楽も美しい。
でも何より美しいのは、温かな心。
終盤サーラとナランバヤルの前に立ち塞がるは、サーラの父でアルハミドの王。
ヤワな先代王のようになりたくない。バイカリを圧する強き王でいたい。
が、先代王はバイカリと停戦した事もあって一部からは“寛容王”と親しまれている。
それに倣って…いや、それ以上の寛容な王となるか。
それとも変わらずこの不毛な争いを続ける愚行王として後世に名を残すか。
答えは決まってるじゃないか。
こんなにも美しい国で、美しい心を持つ娘がいるのだから。
ナランバヤルの訴えは戦争終結の願い、対立やいがみ合いも無くし、和解と平和へのメッセージ。
それは当人同士も気付かせる。
心。その美しい心を知れば…。
容姿や立場など関係なく、お互い惹かれ合う。思いやる。愛する心が芽生える…。
エキサイティングな面白さだったら『マリオ』や『スパイダーマン』。
ストレートな良さだったら『サンドランド』。
ほっこり度なら今年一番のハートフル・アニメーション。
おとぎ話?いいじゃないか。
はっきり言えばご都合展開のおとぎ話。
だけど、たまにはそれを観るのも良いよなぁ、としみじみ思わせてくれる良作でした。
両国の対立の理由もくだらないし、お互いの取り決めもどうなの?という内容なのだけど、偽装夫婦としての関係から始まったナランバヤルとサーヤのやり取りがほんっっっとうにかわいい……!ずっとにやにやしちゃいました。
賀来賢人さんが上手い!お調子者ムーブの時は何となく賀来賢人さんだなーと分かるのですが、シリアスなシーンの時の演技がすごくてハマり役でした。
とりまくキャラクター達も個性的で、特にライララさんはかっこよかった。強くてかっこいい。あんな3秒で描けそうなデザインなのに。
友人に絶対観てと強く勧められて観たのですけど、観てよかったです。終盤はボロ泣きでした。友人にはこんなに泣く話とか聞いてないぞと抗議しました(笑)
まあ1番驚いたのはあんな若々しい声を出した戸田恵子さんなのですが……
残念ながら期待を下回ったとしか言いようがない。割と浅めのやさしさ
まず最初に漫画原作もざっと確認したが、殆ど内容は一緒だったので”映画リメイクだから悪かった”というわけではないと先に触れておく。
内容的にはかなり女性寄りの内容で、国家対立という割にはほとんど個人の関係だけでお話が進んでいく。
旦那が国の為・姫のためにと健気に頑張っているのに、姫の方は、浮気されたかもしれない→勝手に幻滅の流れが、男性目線から最悪。一方的な少女漫画。
単純にあまり気持ち良くなることはないし、ラストの盛り上がりも、もう一展開くらい必要だったと思う内容だったので、期待以下だったという一言に尽きるだろう。
感情移入できそうな導入や葛藤はあるものの、それを生かした展開は何もなかった。
みんな脳みそお花畑寄りだし、そういう作品。消化不良かなと思う。
心が洗われる素敵な話
本当に申し訳ないんですが、この作品観るつもりじゃなくて…観ようと思ってた作品の時刻に間に合わなくて、この映画も公開終了間近だったから見ておこう〜くらいの気持ちだったんです。本当に申し訳ない…!!!
こんな素敵な話だなんて知らなかった!!
メイン2人は所謂わかりやすい美男美女ではないです。
何も知らずにキャラだけ見せられたらサブキャラかモブだと思う地味さです。
でもストーリーの中で2人の心の温かさや他者を思う優しさ強さとか人柄がちゃんと丁寧に描かれてて、サーラめちゃくちゃ可愛く思えるし、ナランバヤルもめちゃくちゃイケメンに思えます!てか可愛いし、イケメンです!
話の途中で「この子の美しさがわかりませんか?」的な台詞もありますし、心が強くて美しいです。
終盤のナランバヤルのカッコ良さも本当にね、もう…!
隣国の資源を奪おうと目論む主戦派の動きや暗殺といったシリアスな話もありハラハラしたりもしますが、誰かが死ぬとか責任を負うなど悲しい事は起こりません!!
全体的に派手な話ではないけど、もう本当に平和で優しい話…!!心が洗われます…!!
ご都合主義と思われるかもしれませんが良いんです!!
この話はこれで良いんです!!
エンドクレジットも平和な様子が描かれててジーンとします。
みんなが幸せになってくれて本当に良かったと思える作品です!!本当に観て良かった…!!
すごく泣かせにくるストーリーではないのに、ふとした台詞や表情なんかで、何回もじわっと涙が溢れてしまいました。
あとメインの声優2人がかなり良かったです…!浜辺美波さんと賀来賢人さん、キャラに声が合ってたし、演技も違和感なくて上手だと思います!
小さな奇跡の連続の繋がり
長年争ってきた2つの国で起こる小さな奇跡の連続により、「思いやり」の大切さを感じられた。
また親近感を持ちやすいキャラクターにすることで、いま風ではなく普遍的なイメージを意識した様にも受け取れた。
物語も複雑化するのではなく簡素化することで分かりやすくしてるのだが、なんとなく物足りなさも感じた。なので水路計画を企てるところなど、もう少し詳細に描いても良かったんじゃないかと思った。
原作はいいのかな?
原作は読んでいませんが、映画にすべきではなかったのではないのではないでしょうか?
話の大筋は面白いと思うのですが、中途半端感の否めない内容でした。
テンポは良いのですが、尺に合わせたためかテンポが早すぎて、何もかも上手く行きすぎでしょ、という感じでした。
何年も断絶した国との関係がそう簡単に回復するわけありません。
そこまでのプロセスが薄すぎます。
キャラクターのデザインもあまり好きではありません。
そして、上映後の賀来賢人と浜辺美波と監督のトークシーンは完全に蛇足です。
つまらない感想と隠れライララがいた情報など聞いたところでもう一回見ようとは思いません。
政治、公共事業、資源問題、外交、折衝メインで、そこにルッキズムや恋...
政治、公共事業、資源問題、外交、折衝メインで、そこにルッキズムや恋愛がスパイス的に使われる。
主演2人の声優が見事。キャラクターの理解や役の読み解きがちゃんと出来ている。世界観にも合っていて、上手い。
ただ話や設定がやや込み入ってるので、ついていくのに頭は使う。
・サラディーン、あっさり協力しすぎじゃね?
・勘違いが試練になって逆に愛を深めるギミック、ただ、観客には最初からカラクリ分かっているので、ナランバヤルの実家に行ったサーラが妻の存在に傷つくシーンは、「志村、後ろ!後ろ!!(ネコ!ネコ!)」とはなった。ここらへん含めて話がやや込み入ってるので、読み解きに頭使うため、ストレートに感情移入って形にはならなかった。要所要所では、きゅん。な場面はあるんだけど。
・ルッキズム問題も結構しんどい形で突きつけてくる。女ばかりが…現実はそうなんだろうけど。結構しんどい。
・レオポルディーネ、背景含めもっと見たかった。
・酒豪対決見たかった…原作でもスッ飛ばされてたらしいけど。
主人公たちの優しさが心に染みる…
一方は「金の国」の王女、もう一方は「水の国」田舎の平民育ちの主人公たち。
両国は仲が悪く、いつ戦争を始めるかも分からない状態。そんな時にひょんなことから出会った2人は、両国の平和のため、そして何よりも"お互いのため"に立ち上がる物語。
子供向けな内容で凄い白熱のシーンがあるわけでもないが、大人でも登場人物たちの各々の「優しさ」に心打たれてしまうのではないだろうか
「いつでも、難しい道を歩んでください」
サーラがナランバヤルに贈ったこの言葉は、挫折しそうな時に支えになることだろう
ヒロイン像が古い
原作未読。映像は人物も舞台造形も素晴らしく、ドラマも楽しめたが、見終わってヒロインの金の国の王女の役割が引っかかっている。
物語の根幹である、両国の国交を開き水路を造るというアイデアと計画作りに姫のかかわりが全然なく、ほぼ婿と関係者(右?左?大臣)だけで話が進んでしまう。
もうひとつの、姫の水の国でのエピソードも、そこでの体験から姫自身が前記の企みに絡んでくる訳でもない(彼の国の貧しさに触れて、王族なりの何らかの行動をとるかと予想したが、婿に妻がいると誤解しただけだった)。
冒頭の縁談を受け入れる場面からは彼女なりの国家観があるように思えたのだが、そこから父王と対峙するクライマックスまで、個人的動機しか見えてこなかったように感じる。
これが現実の中央アジアや中東の歴史をモチーフにしているなら、王族とはいえ女性の役割に制約がある(自らの結婚ぐらいしか政策実現の手段がない)という前提であっても理解できるが、フィクションであればもう少しアップデートがほしいと思った。(見落としていたら申し訳ない)
素晴らしい!!
昨日観た『神は見返りを求める』がまれにみる気分が悪くなる、ある意味名作だったので何かで毒消しをしないと週末を心地よく過ごせないと思い『金の国 水の国』を鑑賞!
素晴らしい作品でした。デトックスで観ようとした自分に反省しながら涙して鑑賞。
「困難な方の道を選んで進んでください」は名言過ぎて日めくりカレンダーの一枚にしたいくらいです。
賀来賢人さん、浜辺美波さんの吹替もこれまた見事にフィットして素晴らしかったです。ヤンバルクイナでしたっけ、最初『今日から俺は!!』の三橋を彷彿とさせる軽いノリに大丈夫?!って思ってしまったことにも反省です。
心の美しいサーラには浜辺美波さんの美しい声がぴったり過ぎて泣けます。
それから忘れちゃいけないのが実は暗殺部隊の女性『ライララ』のカッコ良さです。サイモン&ガーファンクルの『ボクサー』のごとく♪ライラライ♪って歌いたくなりますね!(いいえ、なりません!)
賀来賢人さんの『アタック』のCMじゃないけれど心洗われる(洗うにかけたんですが、ちょっと無理がありましたネ!?)って言うのはまさにこんな作品のことを言うんだと思いました。
なんにしろ老若男女、大人から子どもまでオケラからアメンボまでみんなで観て泣いてください。いやあ、よかった。
他の映画までの空き時間に見た
正直な話、好みからは外れてたので、空き時間にピッタリ填まるタイミングでなかったら見なかったです。
でも、見た事に後悔は無い。
むしろ、観て!最後まで。
昨日(2月12日)の時点では有ったし、今後いつ無くなるのか、別な会話のパターンが有るのかは分からないけど、スタッフの名前とか協賛企業の名前とかずらりと並ぶアレ…エンドロール?のあとに座談会が有るから、「本編が終った」と、さっさと帰らないで。
もともと見るつもりが無く、そのため、期待値が低い事がどれだけ影響しているか自分では判断できないけど、たいへん素晴らしい話でした。
平安時代辺りの女性がぽっちゃり気味に描かれてる様に、その日の食べ物にも事欠く様な時代では、平成や令和の時代とは逆にぽっちゃり…なんなら、太ってるくらいな方が「裕福さ」や「美」の象徴だったこともあったようなので、裕福な国のサーラさんが、水以外何も無い様な国のラナンバヤルさんと出会ったのは運命。
周りの目をごまかす為の代役として始まった夫婦生活だろうと。
出会い方って大事。
自由恋愛至上主義が行き着いた結果が少子化なのだから、「お見合い」を復活させるのも良いかも?
婿を試す、イヤミしか言えない陰険な姉達…かと思ったら国の将来を本気で心配している好い人だったり。
時代劇のテンプレの様な「王に気に入られてる事を背景に好き勝手に振る舞い、王を操る、怪しい祈祷師」かと思ったら、王にマッサージを施してるだけで、「陰で操る黒幕」みたいな様子は無い(気に入らない者を投獄する様な横暴さはある)ヤツだったり。
暗殺部隊だから、戦闘力が凄いし、人質を取って脅したり、やたらと怖いけど、警備対象を護りきる為なら自ら囮になったり。
「人が良い」人しか出ないのに、なぜ1000年?も国同士の仲が悪いのか…
一番悪いのは、国同士の仲で無く、知能レベルなのでは?
しっかりいい話
事前情報なく見ました。はじめは、ぽっちゃりとおっさんの主人公で、よくある対立する2国の話だと思ってたし映像もそこまで惹かれなかった、、。
ただ見て見たら良き!
主人公の人の良さ、2つの国の国交のために頑張る姿はカッコイイ。ヒロインの可愛さ、色々言われただろうけど耐えて頑張る姿や心の綺麗さは素敵!
ストーリー性は読めるところはあったけれど、キャラクターが良い奴多くて好き。金の国の風景も綺麗!
なにより、2人が若干心が離れるところはあったけれど、基本仲違いもせずラブコメしてるのは良いね!
キュンキュンします!
あとは、ライララがいいキャラしてるね!
普通に感動するし、なんだかホッコリした気持ちになりました!
良かったとは思う
原作が大好きなので鑑賞。
ナランバヤル役の賀来賢人さん良かったです。
サーラ役は浜辺美波さんでしたが個人的なイメージ
としてはもう少し落ち着いた感じの声が良かったかな?終盤でレオポルディーネお姉様がキングパレスに向かう場面、映画では妹姫2人を連れていましたが漫画ではもっと沢山の妹姫らしき人物を連れて行ってキングパレスの兵士にQPS48(クィーンパレスフォーティエイト)と呼ばれる場面が自分には何故かツボ!
登場人物達の動く姿を見れ声が聞けて良かったですが原作の漫画の方が感動しました。
原作未読で映画をご覧になって良かったと思った方には是非!読んでいただきたいです。
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