金の国 水の国のレビュー・感想・評価
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『タマ&フレンズ』のタマとポチを彷彿させるような猫と犬が可愛い。
月が大きいのは、今ではない別の時代という描写。
アルハミドの巨人用のような巨大な黄金の建造物と馬車という違和感のある組み合わせは、約150年前のこの世界と似ている。
声優陣が良いのはもちろん、賀来賢人さんと浜辺美波さんのアフレコが大成功の作品。
各キャラの名前と国名が特徴的。
重みを感じるセリフもある。
最初の犬と猫のくだりで子ども向けと思ったら
村でうわさのウワバミの嫁
岩本ナオの同名マンガのアニメ化。
【ストーリー】
壁を隔てて隣接する、砂漠の金の国と緑豊かな水の国。
両国は犬のフンが原因で戦争に発展し、長く不仲の関係だった。
時は流れて、金の国の下位継承権の姫サーラと、水の国の図書館長の息子ナランバヤル。
政治的軋轢により、結婚相手として犬と猫をそれぞれ送られてしまう。
この挑発が表沙汰になればそれぞれの国はまたも騒乱に陥ると、二人はこんな事情をひとまず秘匿してしまう。
だがサーラがルクマンと名付けたその犬が、外出の際に逃げだした。
ルクマンを探すさなか、サーラとナランバヤルは偶然に出会ってしまう。
姉たちから無理な要求を突きつけられて状況に窮していたサーラは、無茶ぶりと知りつつ、ナランバヤルに水の国からの夫を演じることを願いでる。
『町でうわさの天狗の子』の岩本ナオの、設定のわりに平和でかわいいペルシャ絵巻風、ボーイ・ミーツ・ガール。
細かい設定甘々ですけど、二人ののピュアさにまあいいやと絆されてしまいます。
大作ではありませんから不備な点も多々ありますが、少女マンガの映像化として押さえるツボはきちんと押さえてある良作です。
物語は『ロミオとジュリエット』構図ですが、岩本ナオ節で優しい味つけになってます。
甘くておいしい。
スタッフロールにもサービスシーンが多くて、このあたりはコメディ作品ならではですね。
少女マンガファンの方にはぜひぜひ見てもらいたい、受け手のバリエーションを広げてくれる作品です。
スケールが大きい
優しい世界の中で
ヒロイン役の滑舌が残念
ヒロイン役の浜辺美波さんの声当てが残念すぎて、それを書きたいがあまりにこのアカウントを作ってしまったほどです。
彼女の演技のせいで個人的にはこの映画の魅力が安く見積もっても3割減したと思っています。
きっと実写本業の俳優女優を起用したのには広報面だったりと事情があるのでしょうし、そこは強く否定をしません。ですが一方で、同じく本業俳優さんの賀来賢人さんの演技は観ていてひっかかりや違和感なく楽しめる、十分役者としての技量を満たしたものだった分、なぜこんなにも浜辺美波さんの演技が半端なままOKを出してしまったのか疑問が残ります。実写女優を起用するにしても、もっと顔だけではなく実力のある方を選んで欲しかったという思いがあります。
そして、せめて滑舌ミスなく言い切れるまで撮り直すこともできなかったのでしょうか?それともあのヒロインはあんな滑舌の悪いキャラなんですか?
ハッキリ言えば今作で浜辺美波さんには悪印象がつきました。2度と声優なんてやってほしくないです。観ていて何度も浜辺美波さんの演技の下手さが鼻につく作品でした。
観たかったのと違った
子供に安心して観せられる作品
ぽっちゃり系ヒロイン誕生
ファンタジーとはいえ
私はレビューを書く際に、どの作品も1行レビューを書くのですが、それすら書けない不思議な作品です。
基本設定が奇をてらい過ぎていて、しかもそれが複数積み重ねているので、戸惑いしか感じません。
そして物語自体も面白くない。
キャラの設定が中途半端なのが大きな要因なのだと思います。ラスボスの設定もそうなのですが、主人公・・・特にナランバヤルの設定が中途半端なのも勿体ない。例え『建前』であったとしても「一番賢い」として選ばれた若者。序盤では、それを補完する描写も入れられています。冷静さと洞察力を兼ね備えた有能な青年。ですから、どうしても彼の知力に期待が膨らんでしまうのですが、結局序盤のエピソード以上のものを見ることはありませんでした。
そしてクライマックスも中途半端。いつの間にかクライマックスが始まって、いつの間にか終わっていた印象。上述の通り、ラスボスが力不足なのが大きいのですが、、物語の芯(水路建設)に係る描写が不十分だったので、クライマックスへの盛り上がりを感じ難かったのも大きな要因のように思えました。
声優の力量のなさも目に付き、良いところを探すのに苦労していまう・・・そんな作品でした。
私的評価は極めて厳しめです。
最高の原作、最高の作画、最高の音楽、そして…
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