金の国 水の国のレビュー・感想・評価
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ぽっちゃり好きな自分を改めて認識。
王女だけでなく妙にぽっちゃりの出演が多い作品。1人、デラックス感のある大臣もいましたけど。
欲を言うともっと「食べるのが好きな王女」感はあっても良かったよ。
展開が早くて見やすいといえば見やすい。けど水が枯渇しつつある街の様子やサーラとナランバヤルのシーンとか、もっと長く見たかった。
50年で水が枯れるんならあまり危機感沸かないな。あと数年とか「忍び寄ってる影がすぐそこまで来ている」みたいな危機感はほしい。
残念ながらの出来栄え
見た感じとして、原作はきっと良いのだろうと思いますが、ヒロインの声に棒読み感が凄すぎて入り込めなかった。予算の問題もあるのでしょうが、両国のシリアスな面も深掘りしないとあまりにも軽い話に見えてしまう。この映画の出来栄えで他の評価はサクラなのかなと思ってしまう。
ひとことReview!
ストーリーと演出は悪くない、作画はTVアニメーション並み、賀来賢人と浜辺美波の声演技はギリギリ合格点...と、まあまあの出来だが、観ている最中にどうしても今現在のリアルの情勢を思ってしまう。日本と中露韓北の関係やウクライナとロシアの情勢を考えると、こりゃ同じ価値観...自由民主的でないと駄目だな...と思う。兎にも角にも、共産主義と社会主義を根絶させないと、どうにもならない。
迷ったら困難な道を!
外国との貿易で潤い、水以外何でもある砂漠の中に有る金の国と、美しい緑の木々や自然に囲まれ水も豊富にあるが貿易ができず貧しい水の国は隣国同士で、かつて争いが有り、姫と婿を贈る約束が有った。お互い犬と猫を送り、戦争を仕掛けかけたが、受け取ったナランバヤルとサーラが内緒にし、2人は偶然出会い、争いを回避しようとする話。
前知識もなく、何も期待せず観に行ったが、すごく良かった。
金の国のサーラは小太りで見た目だけだと美しくは無いのだろうけど、心は綺麗だし可愛いし、声優が浜辺美波だというのもあるけど、すごく魅力的な姫だった。
ナランバヤルの勇敢で賢い設定も良かった。
相手の持っているものを力づくで奪い取るのではなく、足りないものを補完し合うという解決策が今世界で起きている紛争の参考にならないものか、そんなことを思って観てた。
サーラが言ってた、迷った時は困難な方を選ぶ、という判断方法、実は今自分も実践している事で、すごく共感した。
もう一度観たい、そんな素晴らしい作品でした。
漫画は見たこと有りませんが、心が温まる映画でした。
金の国と水の国、年がら年中、戦争を起こしていた国同士の心優しい小太りの姫と婿に決まった土木技師のお互いの国を思う気持が戦争をしないで共に暮らす、友好の国を作り出していく。見ていてとてもほっこりする映画でした。アフレコが賀来賢人さんと浜辺美波さんと感じられないくらい物語に引っ込まれて行きました。世界もこのような解決法が有れば良いのにと思わせる映画でした。
ずんぐりむっくりヒロインがどんどんかわいく見えてくる
2023年劇場鑑賞26本目。
アニメ映画はよく見ますが中世ファンタジーものはちょっと食指が伸びないので深夜アニメだとスルーするのですが、単発映画ということで鑑賞。主演は賀来賢人と浜辺美波ということで、プロの声優使えよという批判もあることでしょうが、はっきり言ってなんの遜色もございません。
声優も俳優の一種なので、俳優でもうまい人はうまいんですよね。
予告でヒロインを見てキャラデザ間違えた?と思うくらいまるまるっとしたヒロインに、これ恋愛展開されてもきついかもな、と思っていた自分に人は見た目じゃありませんよ、と叱ってあげたい。
優れた技術と貿易で栄えているが自然の資源が全くない通称金の国と、自然は豊かだが貧乏な通称水の国が互いを侵略する口実を虎視眈々と狙っている中、一応の取り決めでお互いの国にその国で一番の美女と一番賢い男を送りあって婚姻させることになったが、どちらの王も動物を送りつけ、送りつけられた互いの国の二人は戦争の口実にさせないため協力してなんとか隠し通そうという話。
自分、カルチャーショックを受ける展開が大好きでして、お互いの国の違いに驚いてうらやましがる前半も好きですし、じゃこの仲悪いのなんとかしてやっか、と主人公が動き出す中盤からの展開も面白かったです。そしてまぁ天才浜辺美波の演技もあってですがサーヤ王女がめちゃくちゃかわいらしく描かれていて、まぁちょっと実際結婚して性的対象として見られるかと言われるとちょっと自信のないベクトルのかわいらしさではあるのですが、二人が頬を赤らめるたびにこっちも照れてしまいました。
良作!
じんわり心があったかくなるお話です。
観終わったあと、じんわり心があったかくなるお話です。
エンドロールがまたいい!
登場人物がみんないい奴(憎めない奴)で好きだな〜。
観ようと決めたあとに、原作漫画が3話まで無料配信されてるのに気づいて、そこまで先に読んでから行きました。
かなり原作に忠実に作られてるみたいなので、原作ファンの方も安心して観れそうです。
賀来賢人さん、言われなければ全然わからない!
むしろ大泉洋さんに似てるような気がしました。
浜辺美波さんは周りの声優さん方に比べてサラっとした感じですが、それがサーラ姫の雰囲気に合っていると思いました。
そして、主題歌「手嶌葵さんかな?」と思いながら聴いていたら、琴音さんだったんですね!
『音楽チャンプ』見てたよ〜!となんだか親心(笑)
映像もとてもきれいでした。
いや〜、いい映画だった。
観に行ってよかった♡
まぁまぁでした!!
■良いところ
悪役以外は、けっこう複雑な人物描写がされていて、面白く見られました。ありきたりかな?と思いきや、意外なキャラもいます。
凡庸な容姿の人たちを主人公に添えるのは、感情移入も出来て見てて楽しいです。
あと賀来賢人は声優がホントに上手でビックリしましたー
■イマイチなところ
ストーリーのリアリティでしょうか。ですがここは、もしかしたらそういう事もあるかもしれないと思える範囲です。
いわゆるトゥンク表現が少し古くさいかな?と感じました。最初からトゥンク前提な感じも少しあったかなぁ。
■総括
腑に落ちない展開がないと言えば、全然ありますが、平和な世界で安心して見られる作品ではありました。
想定外に良い映画だった
原作は未読。あまり期待値は高くなかったのだが、想定外に良い映画だった
ライララが女性なのは想定外でした
声もかわええし
因みに最初ダイアナって聞こえて
?と思ってたらライララだった。
一番感動したのはラストの王様との対峙シーン
背景も全体的に書き込みが細かく
EDも楽しめた
もう一度くらいは劇場で観たい。
今年5本目
イオン各務原で
戦争の発端は隣人トラブルの様な些細な事から
アニメは苦手だけど楽しめました!
途中眠気がきてストーリーは完璧に把握出来てないけど。(笑)
小さいお子さんから大人まで楽しめる作品!
ナランバヤルとサーラのピュアな感じのやりとりが良かったし泣けた。
賀来賢人さん浜辺美波さんの声もキャラに合ってて良かった!
個人的に黒い布を被って目だけ出したキャラが一番好きかも!(笑)
ヒロインの美しい心根にやられました!
美しい心が冴え渡る稀有な作品でした。ヒロインがまん丸の顔をして、しかも0.1トンの体重がありそうなイメージなのに、この物語のすごさが開始してすぐにわかりました。もちろん声優の浜辺美波のはまり役なでしょうか、そのピュアな声と心のこもった丁寧な言葉遣いが、観るものの心を鷲掴みしてくるのです。その振る舞いを観て聞いているだけで、知らずに涙が出るのは私だけではないでしょう。一人だったら、わんわんと泣きたいくらいでした。しかもヒロインはどんな困難が訪れようと、ポジティブに考える素晴らしい女性です。まさに不幸に見えることが起こっても、感謝の気持ちで全てを包み込む優れた女性なのです。やはり身の財(ここでは容姿とします)より心の財(他人を思う優しさ)の方が優れているという証左です。心から見習いたいと思いました。しかも、相手役の青年の人格や素養も、格段に優れているから、二人は完璧なカップルと言えるでしょう。この作品では、建前として自国の民が必要な水のために戦争をして(本当は王は歴史に名前を残したいだけ)、国土を広げようという王が出てきますが、今のウクライナの惨状をそれとなく示唆していることに心が痛みます。そんな侵略者の思いも、結局困難に対する感謝の念がないために引き起こされています。どんなことがあっても、ポジティブに捉えることが、本当の平和への道筋なのかもしれません。
追記 ヒロインの素敵なセリフ「困難な方の道を選んで進んでください」は、素晴らしい言霊でした。
戦争の原因、些細な事、全部、ひっくるめて
原作は知っているのですが、アニメとして映画になると、どんな感じになるのか、期待していました。
見応え十分でした。
最初の戦争の原因から時間と歳月がたっていくうちに、引っ込みがつかなくなったこともうあるんだと思うのた。
男としてだけでなく国を納める王としてのプライドもあったと思うけど、年をとると周りが見えなくなるってこともあるのではないだろうか。
家族と対立してまで得るものはなんなのか。
おとぎ話のように見えて、現実の厳しさも描かれているので画面から目が離せない。
金の国、水の国、金がなければ、物が買えない、愛も買えない、でも水がなければ生活ができない、生きられない。
どちらが欠けても人は生きられない。
王も腹心も姉も、登場人物、全員が幸せになりたくて足掻いて必死になって、なんとかしようとしている、その方法が正しいのか、そうでないのか、試行錯誤で足掻いている姿は人間らしくて生きるって難しいなあと思ってしまうのだ。
やさし“過ぎる”物語
ご都合主義と性善説に依りすぎていて、良くも悪くも童話的でした。
また、基盤となる設定に疑問符が多く付く。
交易で栄えているのに水は買えなかったり、水路を引くことに水の国側のメリットがなかったり。
王族を謀れば死罪も免れないのに、気軽に頼み引き受けたり。
そもそも50年前に結ばれ、その後再び戦争にまでなったのに、何故今さら契約を果たすことになったのか。。
キャラ毎の画風があからさまに違うことも手伝い、リアリティラインがとことん低い印象。
クライマックスで「お父様が国王でよかった」とサーラは言う。
が、その男は貴女が「そんなことはしない」と信じたことを平気でやった卑劣漢ですよ。
しかも、それを棚上げして相手国に「水に流そう」とか上から目線で持ちかけるクズです。笑
浜辺美波の声質はよく合っていたし、『HELLO WORLD』の頃よりは上達していたものの、演技面ではまだ今ひとつ。
逆に賀来賢人は違和感のないレベルでとても良かった。
作画も雰囲気も悪くないが、“優しい”というより“易しい”、子供が見やすい作品に感じた。
ライララ推しです
心が暖かくなるような作品でした。
正直ストーリーとしては大した内容ではないと思います。誰も死なずハッピーエンドで締めくくる。ディズニーからミュージカル取ったらこんな感じかな?みたいな。
だけど観て良かったなと思えました。決して損した感は無いです。
作風から子供向けかと思ったけど若いカップルや年配夫婦とかの大人カップルが多かった。大人が読む絵本みたいな作品なのかも知れませんね。
現実世界のストレスから離れて癒やしに浸るみたいな。
主役だから当たり前なのだけどサーラの優しい雰囲気がこの映画の好印象に影響していますね。地味でマトリョーシカ人形みたいな娘だけどあの丸顔が良いんだよ。
で、サーラ役の浜辺美波、ピッタリだと思います。HELLO WORLDの時にも良いなと思ってたんですが、地味系のキャラ合いますね。
でも私が作中で一番お気に入ったキャラはライララですがね。。
あのヌルっとした隠密感、忍者ぽくてイイす◎
まっすぐな台詞が心に刺さる
「迷った時は困難なほうの道を選んでください」この言葉が胸にズーンと響いて、今でもこだましてます。
戦争を繰り返している国で、ひょんなことで出会った2人が、命を狙われながらも、お互いの国が共生する道を探していく。今、終点の見えない戦争が続いているなかで、こういうファンタジーは心に染みる。
二人の恋愛もほほえましく、幸せな気持ちになる映画でした。
期待通り
すごく期待していた作品。
その期待通りの内容でした。
ストーリー的には王道と言えば王道。
そこがすごくいい。
感情移入でき、話もわかりやすいので、入り込みやすい。
そして、賀来賢人の声が違和感なく見れました。俳優さんが声優やると、違和感があったりするのですが、それを感じなかった。
むしろ声優向き?wな声でした。
メインどころ以外のキャラ背景が少し足りなかったのが勿体無かったかな。
それでも、良作かなと思います。
ああ終わっちゃった
金の国の方はウズベキスタンあたりを基にしているのかな、すごく綺麗。
終盤の俯瞰のシーンでは、こんな美しい光の演出がアニメで出来るのかと感心。
綺麗な背景に対して、主人公2人のキャラクターデザインはシンプル。加えてライララに至っては、ほぼジャスタウェイ。シンプルなのでキャラ的な好き嫌いは分かれにくいかも。
誠実にお互いを思いやり合いながらも、なんだかずっとボタンが1つ掛け違えられたままのようなもどかしさを感じ、ナランバヤルさんは、いつになったらお嬢さん呼びをやめるのかヤキモキ。
なんだこの初々しい2人は。3時間くらいでも観てられそう。
すごく素敵なお話だったなぁ。
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