「他の映画までの空き時間に見た」金の国 水の国 あきらさんの映画レビュー(感想・評価)
他の映画までの空き時間に見た
正直な話、好みからは外れてたので、空き時間にピッタリ填まるタイミングでなかったら見なかったです。
でも、見た事に後悔は無い。
むしろ、観て!最後まで。
昨日(2月12日)の時点では有ったし、今後いつ無くなるのか、別な会話のパターンが有るのかは分からないけど、スタッフの名前とか協賛企業の名前とかずらりと並ぶアレ…エンドロール?のあとに座談会が有るから、「本編が終った」と、さっさと帰らないで。
もともと見るつもりが無く、そのため、期待値が低い事がどれだけ影響しているか自分では判断できないけど、たいへん素晴らしい話でした。
平安時代辺りの女性がぽっちゃり気味に描かれてる様に、その日の食べ物にも事欠く様な時代では、平成や令和の時代とは逆にぽっちゃり…なんなら、太ってるくらいな方が「裕福さ」や「美」の象徴だったこともあったようなので、裕福な国のサーラさんが、水以外何も無い様な国のラナンバヤルさんと出会ったのは運命。
周りの目をごまかす為の代役として始まった夫婦生活だろうと。
出会い方って大事。
自由恋愛至上主義が行き着いた結果が少子化なのだから、「お見合い」を復活させるのも良いかも?
婿を試す、イヤミしか言えない陰険な姉達…かと思ったら国の将来を本気で心配している好い人だったり。
時代劇のテンプレの様な「王に気に入られてる事を背景に好き勝手に振る舞い、王を操る、怪しい祈祷師」かと思ったら、王にマッサージを施してるだけで、「陰で操る黒幕」みたいな様子は無い(気に入らない者を投獄する様な横暴さはある)ヤツだったり。
暗殺部隊だから、戦闘力が凄いし、人質を取って脅したり、やたらと怖いけど、警備対象を護りきる為なら自ら囮になったり。
「人が良い」人しか出ないのに、なぜ1000年?も国同士の仲が悪いのか…
一番悪いのは、国同士の仲で無く、知能レベルなのでは?