レジェンド&バタフライのレビュー・感想・評価
全455件中、301~320件目を表示
予想とは違う映画でした
制作費20億円
上映時間3時間近い大作
主演は木村拓哉と綾瀬はるか
日本史好きとしては期待値MAXでのぞみました。
桶狭間合戦シーンなし
道三討死はセリフ説明
稲葉山城攻略はスルー
姉ヶ崎合戦も合戦シーンなし
延暦寺焼き討ちは少し戦闘シーンあり
長篠は終結後のシーンだけ
本能寺の変は
正直、制作費20億円は何に使った?
安土城?
どうせなら、ifに振り切るか
ガッツリ戦国モノにするか
割り切った方が良かった気はします。
つまらなくはないが、
期待値が高すぎたから
残念な気がしますね。
ただ、明智光秀の扱いは面白かったですね。
新しい解釈で。
ラブストーリーとして観よう
綾瀬はるかの強さ、アクションのかっこよさ、快活な魅力に前半は釘付け。
身をやつしての市井でのお買い物シーンにほのぼの。
大量虐殺後の血まみれのラブシーンにもドキドキ。
キムタクは悲しいかな何をやっても役よりキムタクが透けて見えてしまう。キムタクが信長を演ずる学芸会。いつも通りのかっこいいキムタク。あくまでも主役向き俳優だ。
それ故に綾瀬はるかや中谷美紀の演技力がいかに素晴らしいかよくわかる。
特に綾瀬はるかがこの荒唐無稽な映画全体を牽引しているように思えた。
側室はほとんど出てこなくて、一夫一婦制のように思えるラブストーリーだった。出てきた側室も論外のおブスでとてもキムタクが気に入るとは思えず。
床に穴開けて脱出して海外に2人で渡るあたりは古沢さん脚本だけにコンフィデンスマンか?このまま痛快な感じで終わるのか?と思ったけど、残念、そうはならず。
幻想から現実に戻って、やはり本能寺の変へ。
人間五十年…の名シーンは歌わず舞わずだったのはもったいなかった。
キムタクが歌って舞えばさぞかしかっこよかっただろう。なんで棒読み?
歴史ものとして真剣に観ていると色々ツッコミどころもあったし、信長を他の演技派俳優が演じたらさぞかし素晴らしかったのでは?と途中チラチラよぎりもしたけど、いやそうじゃない。これはあくまでもラブストーリーと思って観れば良いのだという結論に至る。
そうなのだ。ラブストーリーならばやはり信長はラブストーリーではテッパンのキムタクで良かったのだ。
信長がうつけものの姿をしていたのは、 有り余る野心と才能を隠すため...
信長がうつけものの姿をしていたのは、
有り余る野心と才能を隠すためと思っていたのだが、
この映画の信長設定では
本当にただのうつけものだったからという設定だからこそ、
信長が父の地位を継ぎ、
綾瀬はるかの力を借りて頭角を現し、
うつけものから魔王へと、
人格がどんどん変わっていく描写も素晴らしい。
国の主として、
個人の感情に浸っていられなくなりながらも、
愛する人を思う姿は涙します。
欲しい戦闘シーンが省略されたり、
比叡山の焼き討ちの説明が少なかったりで、
編集に多少の不満がありつつ、
信長が本能寺の変で追い込まれた時の
妄想シーンが長くて、
変な終わりしないかドキドキしたり、
映画のタイトルの意味が分からなかったり、
多少の不満はあるが、
最後のキムタクの気迫ある終わり方はすごかった。
キムタクは、
どんな役柄、時代背景であっても、
常にキムタクの世界観を作り上げる。
信長が年老いてきても、
キムタクの立ち居振る舞い、
鍛え上げた姿勢の良さから
キムタクを消し去ることはできない。
それでいいんだと思う。
キムタクだからこその信長だった。
キムタクこそレジェンドだ。
綾瀬はるか、大なり~
一番の見所は、冒頭辺りの信長家臣の『大なり~』でした🎵
三時間近くあり、さすがに長かったです😞💦
恋愛映画として観ると良かったですが、歴史映画としては賛否両論ありそうです
綾瀬はるかさんの演技は良かったです😊
レジェンドの後ろ姿
死が身近だからこそ生を堪能しつくす人々がまさに在る戦国。生きる苦しみ、生きることの難しさ、死ぬことが日常の中で、いかに生き尽くすか、どんな夢を持ち、どこに行き着くのか、しゃぶるように生を味わう日々。人生五十年と舞うその姿は潔くレジェンドそのものなのに、たった一言が言えなかった男の情けなさが味わい深かった。不器用な男の思いは蝶となって愛する人のもとへ帰っていけただろうか、不器用な女の奏音は届いたのだろうかと刹那の余韻を味わう。
どんな「信長も信長」という不動の存在を、どんなときも「キムタクはキムタク」が演じる信長は無様で不器用、言葉足らずのワッパ。
人生80年の現代.信長の時代の濃密な50年を比べることは無理があるのは重々承知した上で、あえて言いましょう。3時間が短く感じた!
魔王信長の心の闇
岐阜の信長祭りで大騒ぎになり、先だっての熱田神宮でも騒ぎになったキムタクの映画を観に行った。
前半は、どつらかと言えばコミカルな要素を踏まえて綾瀬はるか扮する濃姫の迫力が木村拓哉扮する信長を上回っていたね。綾瀬はるかが目立ってしょうがなかったわ。濃姫が信長のブレインらしき展開だったな。
後半は、天下布武を目指す魔王信長の心の闇と言ったところか。前半のペースに比べてばく進していくし、ラストシーンは何とも言えないが、3時間にも及ばんとする長さで、まあ全体を通して壮大な顛末だったかな。
スターウォーズとタイタニック(他にも同じようなタイトルの方がいました、スミマセン)…⭐︎
時代劇ではないだろうと前もって思っての鑑賞。
…で、鑑賞後に最初に浮かんだのがタイトル。
エンタメとして楽しむ。
さすが東映70周年の映画、って言うか東映って、やっぱり会社が大きいんだ…と変なことに
感心してしまった。
例の岐阜の信長祭りにも、馬などを提供したのは東映とのこと。
人気のある時代なので、歴史に詳しくない人でも知っているエピソードが次から次にと登場して
来るので、3時間弱という長い映画だが中弛みはあるものの短く感じる。
主役の二人、木村拓哉も頑張ってはいるけど やはり綾瀬はるかの身体能力が素晴らしい。
「奥様は取り扱い注意」の際にも際立っていたが、日本の女性の役者でも動きはダントツと思う。
物語は、二人のラブストーリー(?)を軸にあの時代のその他いろいろな出来事が絡められていく。
前評判で、斎藤工の特殊メイクがすごいとか言われていたが、明智光秀役の宮沢氷魚もなかなかだった。
光秀は、大河で描かれた光秀のイメージとは全く真逆のような性格で演じられて、それはそれで
面白かった。
伊藤英明演じる福富平太朗が、一番良いところをもっていったかなぁ…各務野の中谷美紀と。
乗馬のシーン、戦闘シーン、楽市楽座のロケなど、お金がすごくかかっている。
今、放送中の大河よりもずっと良かった。
しかしながら、作品としての印象は何だかすごく軽くなってしまっていて、見終わった後に
余韻のようなものを感じることが出来なかった。
主役の二人は、結構好きで出演作はほとんど見ているが、70周年で頑張り過ぎたのか⁈
本能寺のところから、タイタニック(笑)のシーンに飛ぶのも面白いかもしれないが
やり過ぎの気がした。
でも、やっぱり見て良かった。
いろいろな意味で、楽しめる映画。
ほんの一部分の信長像
ふたりが結婚式を終えて
……ドタバタと
周りが何事と思った場面
大いに笑った。可笑しくて
こんなことあるの?
…みたいな
出会い方がおもしろかった
から
時代劇を肩肘張らずに
観ることができた
はじめレジェンドは濃姫
かと思ったほど。
綾瀬さんの
アクションのスゴさも
発揮されて見応えじゅうぶん
まあ。戦は少なめでしたが
今風な
時代劇なのかな
と思いました
キムタクと綾瀬さんは
お似合いでした。
『本能寺の変』はもはやおとぎ話。
歴史好きな人、織田信長ファンは観ないほうがいい、キムタクさんと綾瀬はるかさんの史実をベースに脚本作られた恋愛時代劇と思って鑑賞がベストでしょう。
歴史好きの自分には正直途中までは良かった、かの『延暦寺焼き討ち事件』までの魔王ぶり、キムタクさんはとにかくカッコいい。
でもそこから残り1時間、とくに歴史的ドラマの『本能寺の変』はもはやおとぎ話。壮大な歴史スペクタクルを期待すると憤りまで覚えるのでご覚悟のほどで鑑賞下さい
ライトノベル的戦国絵巻
歴史好きです。信長よりも秀吉よりも家康です。というか水野勝成です。でも、脚色時代劇も大好物です。「戦国自衛隊」も「信長協奏曲」も。今作も監督&脚本が、自分好みな両者だったのでそこそこに期待。時代劇の木村拓哉も嫌いじゃない(武士の一分、無限の住人(←原作ファンなので思う所はあるが))。そして綾瀬はるか。物語の世界を肌感覚で掴むのが上手く見える彼女。今回も抜群でしたね。だがしかし、何よりも抜群な三人が。信秀、道三、家康ね。良かったなぁ…。特に家康は劇中も痺れたけどもスタッフロールで声出そうになったよ(知らなかった)。伊藤英明も立ち振る舞いメインの役どころで格好良かった。そして木村拓哉。ラストだよねぇ、ラスト。あそこで全部持っていかれました。流石でございます。
でもね、色々と力が入りすぎて長過ぎかな。美味しい所が尽くボヤケた印象になっちゃった。それでも美味しかったけども。
制作費がかかってるのは
20億もの制作費だけあり
重要文化財や国宝での撮影は見事。
着物や装飾品などにもお金かかってるなーってわかる
ただ、あんな特殊メイクまでして徳川家康風な斎藤工にしなきゃダメな理由はわからない。
そのままでもよかったんじゃないのかな。
十分に貫禄を感じたのに
え?そこ気になる
ってぐらい映画自体に感動はなかったかなぁ。
あと、密かに城下町に繰り出し。。。
切るわ、切るわ。
その後の小屋での抱擁はさぁ。。
殺し屋が一仕事終えた後の火照りを治めるのかよ
ってツッコミたかったわ。
安っぽい情事やん。
ただあれだけ長尺の映画を飽きずに観れたのは
最後まで何を魅せてくれるだろ?って期待感からだと思う。
もともと、キムタクはキムタクだし
キムタク主張が強すぎてキャラの濃ゆい信長との融合は難しかったかな。
ただ、脚本上、あまりカッコよくないうつけ過ぎる信長像をあそこまでカッコよく仕上げたのはキムタクだからこそ。
制作費がかかってるだけあってなんだか宣伝も必死すぎて
その割にキャストにかけてる感じではないし。
信長祭の
キムタク扮する信長と
伊藤英明様のカッコ良さがピークだったかもしれん。
ごめんなさい
かなりの批評なのは認めますが
もう一度観たいか?とするとそうでもないから。
映像はゆっくりみたいかな。
神社仏閣をゆっくり観てみたいけど。それだけで二度見はないかな。
NHK大河のどうする家康の
岡田准一くんが凄すぎて
どうしてもそっちにもっていかれてしまいました。
わたしは。です。はい。
最後は、あのままお二人で異国の地で農業でもやって密かに幸せに暮らすのもアリだと思った。
自害はショック。
以上。
迷ったが
やはり書き込まずにはいられませんでした。東映は金が無いのかな? 出来事のぶつ切り、脇の弱さ。最初のギャグぽい演出に、引くと思わなかったのかな? 廃寺のラブシーンと、帰ってきた所だけ良かった。
総合的演技が!
両主役は監督筆頭の制作重鎮の指導に沿って、また、主役の考えも含めた演技であっのでしょうが、中途半端なコミック的であったと感じた。もっとコミカルな内容にするか、もっと重厚でシリアスな表現にするかして欲しかった。
信長の武士道精神については表現力が乏しく、軽薄さが表に出すぎであったと思います。
信長の史実表現方法は過去の作品レベル止まりで、もう少し新たな表現場面を入れるとか工夫が欲しかったです。
タイタニックは偉大
この作品を観るより、これから公開されるタイタニックを観た方が良いです。
時間を感じさせず、素晴らしい映画なのでおすすめです。
この映画予告を観て真面目な歴史映画かなと思っていたら、ラブコメに歴史を少し足した映画で残念でした。
面白ければ良かったのですが、つまらなく早く終わってくれと思いながら観てました。
出だしは、濃姫もストーリーも勢いがあり楽しめる出来でしたが中盤から段々とつまらない出来になり終盤は早く本能寺の変になってくれと思いました。
しかし本能寺の変になってからも長く、とても辛かったです。
アクションもごちゃごちゃしていて、何が何だかわからない。
もっと上映時間を短めにして欲しかったです。
ちゃんと「魔王」してる信長主役映画
大友監督、古沢脚本、キムタク主演。
見に行かない理由がない!
鑑賞した感想としては…
とても安定した面白さです。
制作費が20億円くらいかかったそうですが
ほぼ間違いなく回収出来るでしょう。
役者が言わずもがな、素晴らしい。
「キムタクは何やらせてもキムタク」なんて言う人もいますが
こちらとしては「むしろそれを観に来てる!」という思いです。
木村拓哉の顔、セリフ、演技、一挙手一投足が魅力的だからこそ長年主役を張れるのだと思います。
ヒロインの綾瀬はるかも幾つかの時代劇を経てきているのでとても自然。
脇を固める役者たちももちろん素晴らしく、
個人的には中谷美紀が刺さりました。
木村拓哉も中谷美紀も
メイクだけで青年~老人まで
あらゆる年代の顔に見える。
見てて飽きません。
綾瀬はるかだけ流石に顔が最後まで若いですが
まぁ前述の二人が凄すぎるということで。
突き抜けるものがないと思う人もいるかもしれませんが
そもそも史実通りに話を進めている作品なので
そこは仕方ないかな、と。
織田信長が主役の作品でありがちな展開が
「実は信長はイイヤツ!」的な話の持っていき方で
延暦寺焼き討ちや金ドクロ杯も色々な理由で
「信長がやりたくてやった事じゃない」的な
扱いにされがちですが
この映画ではキチンと「魔王」してます。
そこがとても素晴らしい。
主人公かつ悪の部分をちゃんと出す信長作品は
自分の記憶の中では割とレアです。
この作品はわりとライトな出来上がりです。
しかし史実を承知の方はわかると思いますが
もちろん後半になるにつれてシリアス度は増していきます。
だいたいの出来事が起きる年数などを知っていればよりハラハラ出来るかと思います。
あえて気になる点をあげてみると
・史実の知識が少し必要。かつ史実とは少し違う部分がある
・派手な戦シーンは思っていたより少ない。
・おそらくラストあたりの演出は賛否あると思われる。
・上映時間がけっこう長い
くらいでしょうか。
濃姫は史実では没年すらわかりません。
信長が本能寺で討たれたあとも生きていたのか、どのような最期を迎えたのかさえいまだ謎と言われています。
そして信長も、焼け落ちた本能寺から
遺体は見つかりませんでした。
夢幻の如くなり。
二人が本当にあのような夢を掴んでいたとしてもいいのかもしれません。
異説・織田信長
序盤は意外にもコミカルなシーン(と下ネタ)が多く、笑いながら観られた。
事前に耳にしていた通り、合戦のシーンなどはほぼ無く、信長と濃姫の物語に終始します。
それ故、脇の掘り下げなども無いに等しいのですが、役者陣が表情で心情を伝えてくれているので、不足は感じず。
一般的な信長像とは離れるが、うつけから漢になるまでは非常に丁寧。
そこから魔王になるまでが唐突にも感じたが、元旦の夜のやりとりで察せられる構成も上手かったと思います。
付き人の歯が汚かったり、経年で信長の肌質が変わるなど、メイクも細かなところまで行き届いていた。
木村拓哉の演技も、いつも通りの“動”の部分があればこそ、後半の“静”が引き立っていて素晴らしい。
綾瀬はるかは動き(信長を投げるシーンは綺麗すぎて笑った)も声の使い分け(マムシなら、と語るシーンなど)も見事。
中谷美紀の出過ぎずアクセントになる塩梅も、斎藤工の狸感も最高でした。
ただ、本能寺は冗長に感じたし、夢オチは不要だったかな。
しかも予告でタイタニック流れたあとにあのシーンだから余計に、せっかくのクライマックスで盛り下がってしまった。
細かな出来事は語られず、年号もポンポン飛ぶので、多少予習していった方が楽しめるかもしれません。
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