レジェンド&バタフライのレビュー・感想・評価
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ひとことReview!
総製作費20億円もかけたせいか、音楽、美術、衣装は見事な出来。木村拓哉と綾瀬はるかの演技も見事。前半は良かったけど、後半はグダグダの連続で、ラストのアレは何だか誤解を招きそうな感じ。
とは言え、東映が思い切ってゴージャスな大作を出してきた事に関しては、高く評価しなければいけない。日本の実写映画の致命的な弱点は、リスクを避けて予算を抑えた事と、「これを全世界に見せよう!」と言う戦略が欠けているから。まぁ、ゼニさえかければいい...ってもんじゃないのだが。
日本のミニ・シアター界がどれだけ頑張っても、東宝、東映、松竹、ワーナー・ブラザーズのメジャー大手が下手糞なコメディ映画や、しょうもないキラキラ青春映画や、忖度だらけの映画ばかり作って、興行面でアニメーション映画に頼ってばかりでは、失笑されてしまう。全世界を唸らせるくらいのゴージャスな実写映画を作って欲しいものだ。
人生の最後に思う人
信長と濃姫のラブストーリー。夫婦の愛の物語。今際の際に会いたい人は?思う人は誰?。そりゃあ1番愛している人でしょう。キムタクと綾瀬はるかのキャスティングが絶妙。勢いのある人って、観ているだけで気分が上がるわ❣️
今までと違う視点で描かれた信長と濃姫の物語
制作にお金をかけて大スペクタクルの娯楽作品です。信長と濃姫の夢物語です。監督と綾瀬はるかさんの演技を見たくて鑑賞してきました。信長もみつともないシーンもあり人間らしさが表れています。濃姫の的確な戦術と動きには戦国の世を生きた男勝りの強さがあり、女らしさもあり綾瀬はるかさんに合格点あげたいですね!3時間の上映時間を感じさせない映画でした。
木村拓哉&工藤静香(脳内変換)
クルーズ夫妻が演じたアイズ ワイド シャットみたいにキムタク夫妻に演じてほしかった。そうすれば作品の世界観を決めた古沢良太の独自解釈にも納得出来たろうに。
主役は信長ではなく濃姫、つまりキムタク主演ではなく綾瀬はるか主演、更にはキムタクとW主演。そう考えると今回の作品(史実ではなく脚本家古沢良太の独自解釈)の矛盾がなくなり全てに筋が通る。先ずタイトルが信長では嘘になるし濃姫だと分かりにくいからTHE LEGEND & BUTTERFLYというタイトルにした。レジェンド/伝説の信長と濃姫/帰蝶だからTHE LEGEND & BUTTERFLY。
信長の伝記ではなく濃姫目線の信長だから当然合戦シーンはない(濃姫は合戦に行けない)。
信長との結婚式がオープニング、つまり濃姫と結婚する以前の信長は知らない、だからこそレジェバタはバタフライがレジェンドを知ってから始まる物語。
そして信長の魔王についても奥様の濃姫だからこそ信長が強気に見えて実はテンパってるように見えるからこその離縁(自分がいるから信長が魔王になったと独自解釈)。
信長が草食系男子になったのは濃姫と別れたからだと濃姫が独自解釈。
濃姫が離縁してからの信長の事は見えないのてここからは濃姫の想像の世界。
本能寺の変から脱出して濃姫と船に乗って異国に向かう。愛する旦那様と夢だった異国の旅。そして子宝が妊娠中。これこそ濃姫の理想郷ですね(だからこその信長の幻覚、ちなみに濃姫は既に病死)。
バレンタインはタイタニックで、泣きませんか?
これが『タイタニック ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』の宣伝文句です。
タイタニックとレジェバタ、似てると思いました。
そしてキムタクがレジェバタの脚本を読んで監督に直訴したと取材で答えてます。
つまりキムタク流の愛の告白がレジェバタなんです。
だからこそ時代劇の書き入れ時である年末年始を外してバレンタインシーズンにした。
そしてタイタニックと被った。
信長を使った時代劇をラブストーリーにするなんてキムタクにしか出来ない芸当ですね(苦笑)。
予想とは違う映画でした
制作費20億円
上映時間3時間近い大作
主演は木村拓哉と綾瀬はるか
日本史好きとしては期待値MAXでのぞみました。
桶狭間合戦シーンなし
道三討死はセリフ説明
稲葉山城攻略はスルー
姉ヶ崎合戦も合戦シーンなし
延暦寺焼き討ちは少し戦闘シーンあり
長篠は終結後のシーンだけ
本能寺の変は
正直、制作費20億円は何に使った?
安土城?
どうせなら、ifに振り切るか
ガッツリ戦国モノにするか
割り切った方が良かった気はします。
つまらなくはないが、
期待値が高すぎたから
残念な気がしますね。
ただ、明智光秀の扱いは面白かったですね。
新しい解釈で。
ラブストーリーとして観よう
綾瀬はるかの強さ、アクションのかっこよさ、快活な魅力に前半は釘付け。
身をやつしての市井でのお買い物シーンにほのぼの。
大量虐殺後の血まみれのラブシーンにもドキドキ。
キムタクは悲しいかな何をやっても役よりキムタクが透けて見えてしまう。キムタクが信長を演ずる学芸会。いつも通りのかっこいいキムタク。あくまでも主役向き俳優だ。
それ故に綾瀬はるかや中谷美紀の演技力がいかに素晴らしいかよくわかる。
特に綾瀬はるかがこの荒唐無稽な映画全体を牽引しているように思えた。
側室はほとんど出てこなくて、一夫一婦制のように思えるラブストーリーだった。出てきた側室も論外のおブスでとてもキムタクが気に入るとは思えず。
床に穴開けて脱出して海外に2人で渡るあたりは古沢さん脚本だけにコンフィデンスマンか?このまま痛快な感じで終わるのか?と思ったけど、残念、そうはならず。
幻想から現実に戻って、やはり本能寺の変へ。
人間五十年…の名シーンは歌わず舞わずだったのはもったいなかった。
キムタクが歌って舞えばさぞかしかっこよかっただろう。なんで棒読み?
歴史ものとして真剣に観ていると色々ツッコミどころもあったし、信長を他の演技派俳優が演じたらさぞかし素晴らしかったのでは?と途中チラチラよぎりもしたけど、いやそうじゃない。これはあくまでもラブストーリーと思って観れば良いのだという結論に至る。
そうなのだ。ラブストーリーならばやはり信長はラブストーリーではテッパンのキムタクで良かったのだ。
信長がうつけものの姿をしていたのは、 有り余る野心と才能を隠すため...
信長がうつけものの姿をしていたのは、
有り余る野心と才能を隠すためと思っていたのだが、
この映画の信長設定では
本当にただのうつけものだったからという設定だからこそ、
信長が父の地位を継ぎ、
綾瀬はるかの力を借りて頭角を現し、
うつけものから魔王へと、
人格がどんどん変わっていく描写も素晴らしい。
国の主として、
個人の感情に浸っていられなくなりながらも、
愛する人を思う姿は涙します。
欲しい戦闘シーンが省略されたり、
比叡山の焼き討ちの説明が少なかったりで、
編集に多少の不満がありつつ、
信長が本能寺の変で追い込まれた時の
妄想シーンが長くて、
変な終わりしないかドキドキしたり、
映画のタイトルの意味が分からなかったり、
多少の不満はあるが、
最後のキムタクの気迫ある終わり方はすごかった。
キムタクは、
どんな役柄、時代背景であっても、
常にキムタクの世界観を作り上げる。
信長が年老いてきても、
キムタクの立ち居振る舞い、
鍛え上げた姿勢の良さから
キムタクを消し去ることはできない。
それでいいんだと思う。
キムタクだからこその信長だった。
キムタクこそレジェンドだ。
綾瀬はるか、大なり~
一番の見所は、冒頭辺りの信長家臣の『大なり~』でした🎵
三時間近くあり、さすがに長かったです😞💦
恋愛映画として観ると良かったですが、歴史映画としては賛否両論ありそうです
綾瀬はるかさんの演技は良かったです😊
レジェンドの後ろ姿
死が身近だからこそ生を堪能しつくす人々がまさに在る戦国。生きる苦しみ、生きることの難しさ、死ぬことが日常の中で、いかに生き尽くすか、どんな夢を持ち、どこに行き着くのか、しゃぶるように生を味わう日々。人生五十年と舞うその姿は潔くレジェンドそのものなのに、たった一言が言えなかった男の情けなさが味わい深かった。不器用な男の思いは蝶となって愛する人のもとへ帰っていけただろうか、不器用な女の奏音は届いたのだろうかと刹那の余韻を味わう。
どんな「信長も信長」という不動の存在を、どんなときも「キムタクはキムタク」が演じる信長は無様で不器用、言葉足らずのワッパ。
人生80年の現代.信長の時代の濃密な50年を比べることは無理があるのは重々承知した上で、あえて言いましょう。3時間が短く感じた!
魔王信長の心の闇
岐阜の信長祭りで大騒ぎになり、先だっての熱田神宮でも騒ぎになったキムタクの映画を観に行った。
前半は、どつらかと言えばコミカルな要素を踏まえて綾瀬はるか扮する濃姫の迫力が木村拓哉扮する信長を上回っていたね。綾瀬はるかが目立ってしょうがなかったわ。濃姫が信長のブレインらしき展開だったな。
後半は、天下布武を目指す魔王信長の心の闇と言ったところか。前半のペースに比べてばく進していくし、ラストシーンは何とも言えないが、3時間にも及ばんとする長さで、まあ全体を通して壮大な顛末だったかな。
スターウォーズとタイタニック(他にも同じようなタイトルの方がいました、スミマセン)…⭐︎
時代劇ではないだろうと前もって思っての鑑賞。
…で、鑑賞後に最初に浮かんだのがタイトル。
エンタメとして楽しむ。
さすが東映70周年の映画、って言うか東映って、やっぱり会社が大きいんだ…と変なことに
感心してしまった。
例の岐阜の信長祭りにも、馬などを提供したのは東映とのこと。
人気のある時代なので、歴史に詳しくない人でも知っているエピソードが次から次にと登場して
来るので、3時間弱という長い映画だが中弛みはあるものの短く感じる。
主役の二人、木村拓哉も頑張ってはいるけど やはり綾瀬はるかの身体能力が素晴らしい。
「奥様は取り扱い注意」の際にも際立っていたが、日本の女性の役者でも動きはダントツと思う。
物語は、二人のラブストーリー(?)を軸にあの時代のその他いろいろな出来事が絡められていく。
前評判で、斎藤工の特殊メイクがすごいとか言われていたが、明智光秀役の宮沢氷魚もなかなかだった。
光秀は、大河で描かれた光秀のイメージとは全く真逆のような性格で演じられて、それはそれで
面白かった。
伊藤英明演じる福富平太朗が、一番良いところをもっていったかなぁ…各務野の中谷美紀と。
乗馬のシーン、戦闘シーン、楽市楽座のロケなど、お金がすごくかかっている。
今、放送中の大河よりもずっと良かった。
しかしながら、作品としての印象は何だかすごく軽くなってしまっていて、見終わった後に
余韻のようなものを感じることが出来なかった。
主役の二人は、結構好きで出演作はほとんど見ているが、70周年で頑張り過ぎたのか⁈
本能寺のところから、タイタニック(笑)のシーンに飛ぶのも面白いかもしれないが
やり過ぎの気がした。
でも、やっぱり見て良かった。
いろいろな意味で、楽しめる映画。
ほんの一部分の信長像
ふたりが結婚式を終えて
……ドタバタと
周りが何事と思った場面
大いに笑った。可笑しくて
こんなことあるの?
…みたいな
出会い方がおもしろかった
から
時代劇を肩肘張らずに
観ることができた
はじめレジェンドは濃姫
かと思ったほど。
綾瀬さんの
アクションのスゴさも
発揮されて見応えじゅうぶん
まあ。戦は少なめでしたが
今風な
時代劇なのかな
と思いました
キムタクと綾瀬さんは
お似合いでした。
『本能寺の変』はもはやおとぎ話。
歴史好きな人、織田信長ファンは観ないほうがいい、キムタクさんと綾瀬はるかさんの史実をベースに脚本作られた恋愛時代劇と思って鑑賞がベストでしょう。
歴史好きの自分には正直途中までは良かった、かの『延暦寺焼き討ち事件』までの魔王ぶり、キムタクさんはとにかくカッコいい。
でもそこから残り1時間、とくに歴史的ドラマの『本能寺の変』はもはやおとぎ話。壮大な歴史スペクタクルを期待すると憤りまで覚えるのでご覚悟のほどで鑑賞下さい
ライトノベル的戦国絵巻
歴史好きです。信長よりも秀吉よりも家康です。というか水野勝成です。でも、脚色時代劇も大好物です。「戦国自衛隊」も「信長協奏曲」も。今作も監督&脚本が、自分好みな両者だったのでそこそこに期待。時代劇の木村拓哉も嫌いじゃない(武士の一分、無限の住人(←原作ファンなので思う所はあるが))。そして綾瀬はるか。物語の世界を肌感覚で掴むのが上手く見える彼女。今回も抜群でしたね。だがしかし、何よりも抜群な三人が。信秀、道三、家康ね。良かったなぁ…。特に家康は劇中も痺れたけどもスタッフロールで声出そうになったよ(知らなかった)。伊藤英明も立ち振る舞いメインの役どころで格好良かった。そして木村拓哉。ラストだよねぇ、ラスト。あそこで全部持っていかれました。流石でございます。
でもね、色々と力が入りすぎて長過ぎかな。美味しい所が尽くボヤケた印象になっちゃった。それでも美味しかったけども。
制作費がかかってるのは
20億もの制作費だけあり
重要文化財や国宝での撮影は見事。
着物や装飾品などにもお金かかってるなーってわかる
ただ、あんな特殊メイクまでして徳川家康風な斎藤工にしなきゃダメな理由はわからない。
そのままでもよかったんじゃないのかな。
十分に貫禄を感じたのに
え?そこ気になる
ってぐらい映画自体に感動はなかったかなぁ。
あと、密かに城下町に繰り出し。。。
切るわ、切るわ。
その後の小屋での抱擁はさぁ。。
殺し屋が一仕事終えた後の火照りを治めるのかよ
ってツッコミたかったわ。
安っぽい情事やん。
ただあれだけ長尺の映画を飽きずに観れたのは
最後まで何を魅せてくれるだろ?って期待感からだと思う。
もともと、キムタクはキムタクだし
キムタク主張が強すぎてキャラの濃ゆい信長との融合は難しかったかな。
ただ、脚本上、あまりカッコよくないうつけ過ぎる信長像をあそこまでカッコよく仕上げたのはキムタクだからこそ。
制作費がかかってるだけあってなんだか宣伝も必死すぎて
その割にキャストにかけてる感じではないし。
信長祭の
キムタク扮する信長と
伊藤英明様のカッコ良さがピークだったかもしれん。
ごめんなさい
かなりの批評なのは認めますが
もう一度観たいか?とするとそうでもないから。
映像はゆっくりみたいかな。
神社仏閣をゆっくり観てみたいけど。それだけで二度見はないかな。
NHK大河のどうする家康の
岡田准一くんが凄すぎて
どうしてもそっちにもっていかれてしまいました。
わたしは。です。はい。
最後は、あのままお二人で異国の地で農業でもやって密かに幸せに暮らすのもアリだと思った。
自害はショック。
以上。
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