レジェンド&バタフライのレビュー・感想・評価
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涙が見せる映画の凄み
転勤して、なんだかんだ忙しく、1ヶ月以上も映画を観ることができず、いざ映画館へ。
再開の映画鑑賞はコレ。約三時間の超大作をしかと鑑賞しました。
キムタクの信長、綾瀬はるかの濃姫、良かったです♪
情けない信長から始まって、あれ?こんなの見たことないぞと思ったが、濃姫にだんだんと鍛えられていく様が心地よかった。
約三時間は長いと思ったが、いやいや、あっという間に終わってしまった。
キムタクが綾瀬はるかから抱きつかれてキスされるシーンはもう一度観たいなぁ。笑
めちゃくちゃ良かったです
信長を超人として描く作品は数あれど、夫婦の在り方を通して1人の男性として着眼して描いた作品で見事だった。
木村拓哉の演技も素晴らしかった。
若輩時代から壮年になるに連れての動きや声音をしっかり演じ分けていて凄みが増していました。
ラストシーンの表情は信長の心に迫るものがあり胸を締め付けられるほど。
あとよく「キムタクはなにをやってもキムタクだよね」という評価はいつ何時でも目に付きますが、これはもう役者の色という物ではないでしょうか?
あと綾瀬はるか演じる濃姫も素晴らしかったです。カッコよく勇ましく美しい。
桶狭間の時、兵を鼓舞する彼女の言霊は鳥肌物。ドシェーっ!となりました。
あとものすごい驚いたのは斎藤工が家康だった事です。何がビックリしたかってエンドクレジットが出るまで分からなかったのです。
似てる人が出てるな、とさえ思わなかった。
けっこうドアップのシーンもあったのに。
カメレオンすぎて本当に驚きました。
正直、これだけで斎藤工の評価が爆上がりした私です。
今映画は合戦シーンはあまりなく、史実に沿ってはいますが解釈はあくまで映画独自のものと心得て鑑賞をしてください。
己の解釈と信長像が違うかも知れませんがそれを理由にこの映画の評価が下がるのは居た堪れない。それくらい良い映画でした。
「沢尻エリカ」の濃姫が見たい!
当該作品は、織田信長ではなく正室・濃姫に焦点を当てたのが面白い。
換言すれば、木村拓哉が主役ではなく、真の主役は、綾瀬はるかです。
しかし、どうしても、NHK大河「麒麟がくる」と比較してしまう。
今回の濃姫を演じた綾瀬はるかの演技力は凄かった。
しかし同時に、NHK大河での川口春奈ではなく、
薬物事件逮捕で直前に降板した「沢尻エリカ」演じる濃姫も見たかった。。。
脚本は、現在のNHK大河「どうする家康」の古沢良太だけあり、
最近の説を含めて面白いストーリーを展開していたが、
「本能寺の変」の「タイタニック化」は、やりすぎ!
PS : 168分は長い!本能寺の変の頃には、高齢者が次々とトイレに急いでいた。
Michi
史実に着想を得たフィクションです
信長を濃姫とのロマンスという新しい切り口で描いた作品。有名な戦のシーンなど省き、主人公二人の掛け合いに重点を置いてます。それが吉か凶か、冗長に感じられる人もいるかも(なお、私は長いなあ、テンポ悪いなあと感じた)濃姫が主人公か?というくらい尺使うから二時間半になるの!
ストーリーもロマンスが過ぎるというか、ラストなんかシラケたなあ。(私見です。二人に感情移入できたら違うかも)
なお、イケイケ明智氷魚君には笑いました。
ラブストーリー
大河ドラマの信長と映画の信長と、さあどうだろう?と楽しみだった。
歴史大作の重厚感は少なかったけどそれなりに面白かったかな。
信長の妄想がすごくてタイタニックか⁉と突っ込みたくなったのは私だけじゃないはず。
戦国ラブストーリー
信長まつりまで行ってたのに、ようやく鑑賞。映画は全てファンタジーだと思ってるけど、まさかのジャック・スパロウ化にはビックリ‼︎他の方のレビューを見たらタイタニックと言われてるみたい
元々歴史に疎いので史実(と言っても私はそれも過去に作られたフィクションだと思ってる)だとか、今までの信長像とかも気にならないし、時代物あまり見た事がないので合戦シーンが無いからとガッカリもしない。
私は信長と濃姫との戦国ラブストーリーで充分面白かった。
綾瀬はるかのアクション流石だし、木村くんの乗馬シーンもかっこよかった。
ただ宮沢氷魚くんと染五郎くんはもっと見せ場があった様に思うし、必要か?と思う場面もしばしば。
物足りなさを感じたのは脚本かなぁ?
綾瀬はるかさんが素敵
内容は、色々なドラマや映画にもなった内容なので
安心して見れました
作品の規模が、凄いので映像はすごい
迫力あって、見応えあります
キムタクはさておき、綾瀬はるかさんが流石ですね
内容もですが、綾瀬さんあってのキムタクって感じです
わたし的には、今回の内容は壮大過ぎて、心にの残るシーンがあまり無い…
淡々と時代の流れを見ることが精一杯
もう少し短い間時代をチョイスして、じっくり描写してみた方が感情移入出来た気がしました
最後は、賛否あると思いますが、
私は想像におまかせしますな感じのままで、良かったかなぁ♡
キムタク推しの人には、凄くおすすめですよ
観てしまった…(その2)
スルーするつもりでしたが、何となく気になってきてしまい。(どうせキムタク色が強いんだろうと)
行きたいと思った映画はレビューを敢えて読まないけど、最初行くつもりがなかったので「どーなのよ、この作品」とレビューを見たら、☆1つの人から5つの人まで様々で…ってそりゃそーだよねー。
なるほど、☆1つの人の意見も5つの人の意見もどっちも理解できますね。要は好みって事で…
史実に忠実なドラマならもう幾つも作られているのだから、今更信長映画を作るならこのくらいやって良いのかと思ったので☆4.5。
最初4にしようと思ったけど、自分で書いていて「あれ、私満足してるじゃん」と思ったのでちょっと追加点。
今年の大河ドラマも観ていて、ドラマで描かれている頃のシーンで、2人(岡田准一と木村拓哉)の信長の顔がソックリ見えきてちょっとゾクッとしました。
(それと、三白眼ってメイクで出来るの?)
ダークサイドに堕ちるにつれ(笑)ユーモア色もなくなっていくけど、そういう所でこそ笑わせて欲しいなと思うのはワガママかな。
それにしても、首、なんで見つからなかったんでしょうね〜
だからこそ、色々想像しちゃうんですけどね〜
歴史物の面白さを堪能でした
こんな面白い解釈は観たことなかった。あの織田信長を、こんな風に表現するんだ。これは、賛否両論になりそうだけれど、こうやって同じ人物で楽しめるから歴史は面白い。
なんと言っても歴史嫌いな人でも知ってる、と思っている織田信長だから。これは、脚本がいいなと思った。明智光秀をこう持ってくるのねー。明智役の俳優があれ?って思ったけれど、この話なら納得です。
主演のキムタク、元々ファンだけとめちゃ良かった。まぁ、顔的にも織田信長っぽいし(笑)、前半のちょっと抜けてる彼から魔王を経て最後の時まで、きっちり表現されていた。キムタクはその辺の役者が持ちたくても持てない圧倒的な華がある。何をやってもキムタクって言われるけど主役しかできない役者ってそういう存在かなと思っている。
染五郎くんは将来が楽しみな存在感を見せてくれたし、綾瀬はるかはもう本当に素晴らしいの一言。気の強さも可愛らしさも、アクションの時の身体のキレも、最高だった。
レビューが低いのが不思議
大変楽しめました。
個人的に何十万人もの人を殺めた織田信長は一番嫌いな武将ですが、これを今の木村拓哉が演じるとなったら観ないわけにはいきません。
タイトルにあるように、夫婦ものということで尚楽しみでした
信長夫婦に焦点を当てた物語はずいぶん前に信長が一番愛した女として吉乃とのドラマはあったものの、映画ではなかったように思うので新鮮でした。
主演の2人も良い!
木村拓哉の変貌していく表情、綾瀬はるかの凛としてよく通る声、すべてが良かった。
何よりテンボがいいのであっという間の3時間でした。
あと2時間くらい観ていたかった…。
もう一度観たいシーンが満載だったので翌週もう一度観に行ったくらい。
そしてなぜか二度目の方が感動した!
レビューが低いのは合戦シーンがないのが一因のようですが、そういうのは他の映画やドラマで散々やってますし、またキムタクがそれをやればそれこそ二番煎じで何を言われるやら…。
主演のキャスティングで見ることに
レジェンドの意味は、史実を少し知っている方ならなんとなく予測がつくのでしょうが、自分はその辺は疎いです。それでも、二人の関係や信長の死くらいは知っておりました。大河ドラマの麒麟が来るを見ていたので、その対比で余計に面白い感じでしたが、キャストとメイクと衣装など、盛りだくさんで、楽しめました。ジャックスパローとタイタニック的なところはオマージュなのか、シャレなのか…私は好きですけど。ご夫婦でみても良いですね(^^)
凄いのに退屈。。。テンポが一定
キャストや衣裳、ロケ地や美術、映像美など
お金もしっかりかけていて素晴らしいが、、、
全体的にテンポがずっと一緒。
とにかく長く感じる。
なんの要素も落とさず、
楽に30分ぐらい切れそうなのに勿体無い……
間の部分にヒリヒリした感じや、
余韻の良さなど全く無いので、
ガンガンテンポ良くやって、
しっかり見せたいとことのメリハリが欲しかった。
物語はファンタジーなのに、
重厚感を重視し過ぎで、
もっとライトにした方が好み。
もし人間ドラマをじっくりやりたいなら、
時代が飛んだ際に変わってしまった結果でなく、
なぜ、こうなったのか?を見せて欲しい
それが無いからただの総集編で、
感情移入は出来ない。。。
史実かどうかは別として…
すてきですよね。
本当に、こういう夫婦愛で結ばれているのなら。
とかく、この時代の権力者間の結婚は、多くは姻戚関係を意図的に取り結ぶことで、「攻めない」「攻められない」がモットーの政略結婚が普通だった(?)のでしょうから。
作品中でも空想という設定なのですが、二人で手を携えて船に潜り込んで、オランダへの渡航を試みるというシーンは、印象に深く残ります。
3時間近い長尺映画ですが、飽きることもなく、作中の雰囲気を楽しみながら過ごせた作品ではありました。
信長モノに新風を吹き込めたか?
東映設立70周年記念作品として製作された本作「レジェンド&バタフライ」。内容的には、これまでにも無数に擦られてきた信長モノなので、新しい解釈とか演出をして新風を吹き込まねばならないという気負いがあったものと想像します。果たしてその結果や如何に?
まずキャストですが、木村拓哉と綾瀬はるかという二大スターを据え、この点では70周年記念に相応しい布陣でした。「キムタクが演じると、どんなキャラクターもキムタクになってしまう」とよく言われますが、本作ではそこまでキムタク色に染まった感じではなく、ちょっと弱々しい部分などを上手く演じていたように思います。一方時代劇の綾瀬はるかというと、2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」が印象的で、実際この「八重の桜」の前半部(会津城が陥落するまで)が、個人的に近年の大河ドラマで一番好きなんですが、本作で濃姫を演じた綾瀬はるかは、本作の前半部でも、「八重の桜」の前半部を彷彿とさせるアクティブなシーンが連続して、結構良かったですね。
ただ、この主役2人以外の出演者を見ると、例えば斎藤道三役の北大路欣也や徳川家康役の斎藤工など、有名どころの戦国武将にそれなりの俳優を起用しているものの、実際彼らの出演シーンは数分程度で、戦国物の定番である武将同士の心理戦とか、実際の合戦シーンなどは殆どありません。この辺りは、2時間半を超える長尺で、しかも70周年記念作品なのだから、もう少し壮大かつド派手に演出して欲しかったと思います。
また、これまで無数に語られた信長モノに新風を吹き込むという点では、信長の型破りで破天荒な部分や、冷酷な部分といった、一般的に信長的とされる要素を、濃姫に持たせたところが面白かったです。実際史実においても、濃姫は政略結婚で信長に嫁いでいる訳ですが、本作の綾瀬濃姫は、隙あらば信長の首を取って実家の斎藤家の手助けをするんだと言ってます。要するに、道三や家康と言った敵対する武将との戦いを描いたというよりは、夫婦間の戦いに主眼が置かれている点で、少なくとも私は初めて観る信長モノであり、その点中々面白かったです。
ただ問題もあって、濃姫の影響もあって野心を膨らませる信長でしたが、比叡山の焼き討ちを命ずる場面などは、よくある魔王的な信長にキャラ変しています。濃姫が輿入れしてきた頃は決断力もイマイチで、弱々しさが目立った信長が、どういう過程で魔王に変身したのか、それが殆ど描かれていないため、面食らってしまったというか、唐突感が強くて置いてけぼり感がありました。
また、2人で京都の街をお忍びでデートするシーンにも気になる部分がありました。デート自体は、2人が愛情を育んでいく象徴的な場面であり、ラストにも続く重要なシーンで良かったのですが、子供のスリを追いかけて貧民窟に行ってしまい、結果そこにいた大勢の老若男女を、殺しまくってしまうシーンは、正直大失敗だったのではないかと思います。あれがヤクザ物だったり、敵の間者だったりならしっくり来るのですが、いくらスリの被害に遭い、殺らなければ殺られるというシチュエーションだったとしても、一般住民を殺すというのは、ストーリー的にも演出的にもダメなんじゃないかと思いました。
まあこれ以降信長が魔王化していくので、そのターニングポイントとしての挿話だったのかも知れませんが、それにしても他にやり方があったんじゃないかと思った次第です。
さらに問題を挙げると、本能寺の変で明智光秀が反旗を翻した原因も、もう少し練って欲しかったと思います。またNHK大河ドラマの話を持ち出すと、2020年の「麒麟がくる」では、光秀が反旗を翻すまでの葛藤が何週にも渡って描かれていました。本作では、家康の供応役をした光秀が任務に失敗し、それを信長に酷く叱責されたという有名な事件を、光秀発案の狂言であったとしています。この発想自体は素晴らしいので、信長がその狂言を上手く演じられなかったことで光秀が失望し、信長を討つ決心をしたという展開は、伏線が弱すぎて非常に強引でした。それこそ2時間半以上の長編なのですから、もう少し光秀の性格や行動について丁寧に伏線を貼っておいて欲しかったなあと思いました。
以上、長尺の本作にも負けない長尺な(というか冗長と言うべきかな)感想を書いてしまいましたが、信長モノに新風を吹き込もうとした取り組みは、前半部では成功したように思いますが、後半部では失敗していたように感じられます。逆だったら良かったのかも知れませんが、そんな訳で評価は★2としたいと思います。
時代劇なのに古臭くない
時代劇はどうしても古臭くなりがち、タイトルを洋風にしてもなぁと思っていましたが本当に古臭くなかった。
キムタクさんはらしいままでよかった。
何より女優陣の演技力が素晴らしい!!
セリフではない表現が光っていたように思います。
斬新な解釈の中にも名言や名場面はしっかり取り入れられていたので安心して見ることもできました。
ロケ地選びも素晴らしいですね、歴史ファンでなくても行ってみたい寺院が沢山出てきました。
豪華で壮大でした✨
上映時間が長い映画でしたが、
それを全く感じることなく、
魅入ってました。
信長の表情が
ストーリーが進むにつれ
厳しく怖いお顔になっていく…
その変化も、
ストーリーと並行しているので、
気づかないくらい自然に受け入れていました。
トップに立った人の苦悩は
いつの世も変わらないんだな…
魔王、信長でさえも、
悪夢にうなされたり…
血まみれになって築き上げた地位を
失うことへの恐怖で、
精神が不安定になったり…。
綾瀬はるかの
濃姫は
凛として美しく強く、
愛に溢れていました。
南蛮船に乗るあのシーンは
2人が夢見たこと。
夢なんだろうな…そうわかってたので、
余計に涙が出ました…。
2人のお子ちゃん、産みたかったよね🥲
信長と濃姫のラブストーリーも絡めてあって。
現代風アレンジも。
主演のお二人以外にも、
豪華キャストの方々が名を連ね
作品の厚みが増し増しです。
素晴らしい映画でした。
少しでも気になった方は、
映画館の大スクリーンで
是非に✨
軍師濃姫
歴史書にはほとんど名前が出て来ないという濃姫。
自由な設定で描くのは有りだと思います。
しかし、この時代の出来事をある程度知ってないと話の流れがちんぷんかんぷんなのでは?
信長と濃姫の設定を借りて、キムタクと綾瀬はるかでラブストーリーを描きたかったという事かな。
3時間近い大作だけど、あまり心に響くものが有りませんでした。
綾瀬はるかは良かったですけどね!
尻に敷かれすぎだろ
キャストにどうこう言うつもりはありません。
木村拓哉さんも綾瀬はるかさんも熱演だったと思います。
脚本よ。
あるいは監督なのか。
こんなカッコ悪い信長、全然楽しめなかった。
妻の尻に敷かれる情け無い男として描くなら、そう徹底すればいいのに、そんな感じでもない。
信長も只の人でしたって?
光秀の謀反はそれが理由?
挙げ句、桶狭間は全く戦のシーンはなく勝ちの報告だけ?
「次は美濃じゃあ!」って、場転したらもう入城してる。
はぁ??
ここでカッコいいシーンがなくて、どこで熱くなるの??
比叡山では、武装した僧に敵わないから焼き討ちにするって話が、何故か制圧してから女子供を焼き殺す。
制圧できたのなら焼く必要ないじゃん。
などなど、ツッコミどころがありすぎて、熱くもならなかったしキュンキュンもしませんでした。
色んな解釈と描き方があって良いと思うけどさ、信長の同人誌って感じです。
たくさんお金かけてこんなもんか。
やはりシナリオが大事だよなぁ。
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