劇場公開日 2022年12月9日

  • 予告編を見る

「胸糞悪い男女でも幸せっぽくなれるみたいな作品。 本年度ベスト級。」夜、鳥たちが啼く イゲさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5胸糞悪い男女でも幸せっぽくなれるみたいな作品。 本年度ベスト級。

2022年12月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

唯一の前情報のオフィシャルのあらすじ通りのストーリー。
それ以上でも以下でも無かった感じ(笑)

同棲中の彼女に逃げられた小説で一発当てたものの二作目が書けず苦悩する慎一。
子連れのバツイチで住むところが無くなり慎一の家を借りて暮らす裕子。

この二人が胸糞なんだけど、胸糞同士のラブストーリーって感じ。
裕子の一人息子のポイントが高目。
正に「子は鎹」的な存在。

慎一と裕子の意外な繋がりにビックリ。
実際にあり得そうな関係。
本作で一番驚いたシーンって感じ。

意外と子供好きの慎一が印象的。
海岸で子供と遊ぶ姿は本当の親子の様。
旦那に捨てられた裕子。
夜な夜な男と遊ぶんだけど、あるシーンで「今日はまだ誰ともヤッテ無い」のセリフがムカつく(笑)

慎一役の山田裕貴さん。
風貌や演技がとても良かった。
裕子役の松本まりかさん。
シーンによって美しかった(笑)

地域野球の選手のヒーローインタビュー。
自分の言いたい事を何も考えないで言うと、しっぺ返しが来る様な感じも本作の言いたい事を表現していた感じ。

タイトルの意味は不明。
多分、慎一と裕子の夜の行動を表していると自分的に理解。
その時のラブシーンは流石の本作の監督の映し方が絶妙って感じ。
お見事です。

「だるまさんが転んだ」で笑えたのは初めてかも( ´∀`)

イゲ