劇場公開日 2024年7月26日

劇場版モノノ怪 唐傘のレビュー・感想・評価

全140件中、121~140件目を表示

3.0神谷さんの薬売りさん

2024年7月27日
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鑑賞方法:映画館

さすがの神谷さん
素晴らしいです
映像美も素晴らしくもっとじっくり見たい
ただちょっとお話しがわかりにくかったような気がしなくもない
お水も謎だったし、こういう事なのかな?って解答もないし
次のお話しは繋がってるのかな
答え合わせがあると良い
ちょっとハプニングがあったので待ちに待った作品で楽しめた
次も期待して待ちたい

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ぱぴこ

3.5憧れか終の場か

2024年7月27日
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見る予定無かったけどあまりの猛暑でついつい映画館へ ちなみにTVアニメ版は見たことない、薬売りどういう生業なんだか全く知らない
3Dみたいなカラフルで何が何だか、絵は美麗
天秤、物の怪の退治は面白いと思いました
三様揃わないとって、なんだかエクソシスト風
大奥にはいろんな念が残っている、日本人形出てきた時点で普通なら恐いと思うけど
続編有り?まだまだ解決してないような...

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ゆう

5.0日本美術のエッセンスを詰め込んだ映像作品

2024年7月27日
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鑑賞方法:映画館

 アイナ・ジ・エンドのエンディングを聴きながら思う。ずっと極彩色の異界に迷い込んでいて、ようやく正気に戻りつつある自分を感じる。
 襖絵が閉じるまで、誰一人として席を立つ観客はいない。浮世絵、狩野派、琳派など、日本美術のエッセンスを詰め込んだ映像作品を最後まで見ないなんて選択肢はない。

 ふすまが開き、物語が始まると、2007年から進化した『モノノ怪』がスクリーンに映し出され、美の極地とも言える大奥世界に圧倒される。薬売りの声優が神谷浩史に変わったが、むしろ神谷さんの方が合ってる気がする。
 長いクライマックスのアクションシーンで、今まで見たことがない薬売りの姿も。

 「大餅曳」が始まり、黒沢ともよの腹の底から発せられた声が、隅々まで届く。なんとも言えぬ感動で、涙が出てくる。
 鳥獣戯画で始まった物語絵の系統樹が、美の極地に伸びようとしている。次の話もあるの?
 楽しみでしょうがない。

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bion

3.5デザイン極彩色を感じる 江戸時代・大奥を感じる作品。ひたすらに無心でデザイン楽しむべし。

2024年7月27日
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萌える

本作は 大奥を 感じる作品 デザインを直感的に楽しむ作品です。
それにしても 最後の回転♻️してるものも よくわからないし
細かいストリーはよくわからないのであった。

理屈で考えるのではなく 感じる作品

そうすれば、オリジナル感というか 深夜のアニメ感 デザイン極彩色 楽しめます

終わって明るくなってもお客さん
①あ〜面白かった
②理論的整合性 あれとあれが交わり❓アレはなんの象徴❓

と ワイワイガヤガヤ 呟きが2分された。
ちなみに上映中は 皆んなマナー良く静かだった。
エンドロールの後 明るくなって ワイワイは珍しい。

俺的には ホームページ・予告動画 無料リーフ 無料パンフ 無料のシネコン・ウォーカー
読み込んで
形・真・理→退魔の剣🗡️
天秤・お札 御札
大奥人物図 御年寄 とか 御中臈 天子様のお相手
とか 溝呂木家 の御水様信仰

とか 有料パンフ の情報も含めて ほぼ状況を掌握してスクリーンに臨んだ

しかし 極彩色の画面が激しくて 細かいストーリーが理解できず敗北😢

だが すごいデザインの極彩色は楽しめましたよ 短時間なので 是非
でも 予習は不要で、感じる作品

なんか夢で見そうな 架空の世界的

だが それでも疑問が2つ残った

①若干紙質が良いが 普通の🈶有料パンフ なぜ、@1,650 なのだろう 普通の倍額
②大鼠 に続く って 次作展開明言 気が早くねぇかなぁ❓

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満塁本塁打

5.0大奥に棲む情念

2024年7月27日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

大奥入りする際に、持っているもので一番大事なものを捨てる

これが物語の鍵でしたね

そのモノに対する想い入れとか、いろんな情念が渦巻く中で、唐傘が顕現する

たぶん色んな仕掛けがあるので一度見ただけでは理解できませんが、とにかく展開が早くテンポが良い

絵は独特の和柄で、とても綺麗、絵の展開も良く、スピード感のある映像美でした

テレビで放送されていた時よりも、更に綺麗に感じました

続きがあるとのことなので、早く観たいです

あと、とにかく薬売りがカッコいいですね

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ぎちょー

3.5情報量過多で押し潰された初見者の意見

2024年7月27日
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鑑賞方法:映画館

この作品のシリーズ含め初見のモノの感想です。

大奥という名の徳川の御代に実在したお世継ぎ管理システムによく似た組織の存在、お侍さんぽいお役人さん、日本刀、江戸の文化と現代アートを掛け合わせたような綺麗だけど異質で奇妙な背景の雰囲気・・・初見でしたが既知の情報を照らし合わせながら進めたらなんとか世界観の骨組みくらいは理解できるかなあ、というのが最初の印象。

ざっくりまとめると江戸時代前期、元禄時代あたりをモチーフとした異世界の妖怪退治の物語ってことでよろしいでしょうか。

そして主要登場人物について。
謎の薬売りが主人公ぽいですが、見た目が既にこの世のものではありません。彼は何気ない会話や所作に少しも隙がなく、当然のごとく素早く相手の懐の深い部分に忍びこんで必要な情報を掠め取ります。おそらくモチーフは忍者であり間者でしょう。
あと新人女中二人。どちらも現代日本アニメ的「かわいさ」を兼ね備えた美人さんです。ただ、性格は正反対でアサちゃんは才色兼備のしっかりもの、何やら根底に強い決意がある模様。一方、カメちゃんはおっとりのドジっ子だけど性格の柔和さ気立ての良さは折り紙つきで良いコンビだと思います。女性バディもので真っ先に思いついたのは「ダーティペア」でした・・・古すぎるか(笑)。

この主要登場人物達が強く引き合い絡みつつ、それぞれの特性を活かし大活躍するお話と思っていたんですけど良くも悪くもそんな単純な話ではなかったですね。

そもそも横たわる謎の部分(生臭い水飲むとか)があまりに複雑で関係性が不明瞭、大奥が絡む人物の相関図もはっきりせず・・・さらに背景やら小道具など目に飛び込む情報量が半端なく多くて、残念ながら物語の序盤で理解が追いつかなくなってしまいました。

思うに10年以上昔の作品ですからこの作品のオールドファンより、初見の方の理解を優先し気持ちが寄り添えるよう、例えば富山の薬売りさんはカメちゃんにもっと肩入れし接点を増やし、彼が彼女に教え諭す様なシナリオにしとけば良かったんじゃないかと。

映像美は圧倒的で色彩も鮮やかで、明度の高いおどろおどろしさは満点でしたが、上記の理由で理解が進まなかった為かこの作品は結局何を一番に主張したかったのか、シナリオの一番大切なところがぼやけてよくわからず、とても残念でした。

非常に映像クオリティの高い作品なので、第二章で立て直してくれることを期待しましょう。

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やまちょう

3.0薬売り

2024年7月27日
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鑑賞方法:映画館

ヒーローなんですね。

次回作があるんですね。

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完

3.0わかりにくい

2024年7月27日
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鑑賞方法:映画館

難しい

年齢のせいかもしれないが画面に展開が早すぎて理解できない部分が多くある。ただ、続いていく作品のようなので見慣れてくれば面白いのではとの期待はある。次作も見てから結論出そうかな。

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ショカタロウ

3.5好きかどうか

2024年7月27日
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鑑賞方法:映画館

難しい

テレビシリーズは見てません
何が何だかわかりませんでした
なので、浮かんだ言葉を並べることにします。

ノイタミナ。
ツインエンジン
pet好きでした。
独特の絵柄。
水 傘 雨

絵が綺麗。
こんな襖ほしい。

カルト宗教のような大奥
遊郭のよう
対照的な二人の女の子 カメとアサ

最初臭かった水が途中から水が平気になるアサ。
無表情を身につける
カメは飲むことを拒否する。

渇くの意味は?

モノノ怪 を切るには条件があるらしい。
大切なものが明らかになること。
何故そうなったかという理由?

剣がガルーダみたい

なんだか色々気になるので
とりあえずテレビシリーズを見ることにします。

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くろすけ

2.5アトラクションのように楽しめる、ストーリーよりは単に映像美がウリの映像作品として見るべきだなと思いました。

2024年7月27日
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難しい

 まず、良かった点は、映像作品として素晴らしかった点です!!
アトラクションのようでアニメシリーズのような間のとり方はなく、常に飽きさせないように動いている感じ。令和版モノノ怪ですね。
 鮮やかな色彩、和柄テイストの上に滑らかな作画、とてもよかったです!!
 あと、音楽も良かったです!!怪〜ayakashi〜を彷彿とさせるラップ要素のあるオープニング!!とってもワクワクしました!!
 あと、アニメシリーズのオマージュのようなところも良かったです!!座敷童子編のラストシーンの、薬売りが壁に描かれた遊女の腹を愛おしそうに撫でるシーン、あれのような描写もあって、とても良かった。

 ここからは個人的にあまりよくなかった点です。
 まずストーリーが薄すぎる。
 要は社会に出てみたら自分を捨てないといけなくて辛い、というようなことなのでしょうけど、それって大奥である必要あったのかなと。もっと、大奥らしい女性の妬み嫉み、嫌悪、情念、愛憎、執着のようなドロドロとした生理的嫌悪感のある話が見られると思っていたので、だいぶ肩透かしでした。残念です。
 また、難解なストーリー。アニメシリーズも、考察させるような描写は多かったものの、それでも1度見れば真、理もきちんとわかって、納得のいくように作られていました。
 今回のは真、理を得た!と言っていたのに、私は何もわからなくて、わからないままどんどんお話が進んでしまうので、置いてけぼりを食らった気持ちでした。
 伏線らしく色々描写されていた割には大して言及されていなかった御水様の正体、フキ様など、おそらく次回への布石なのでしょうけれど、初見だと散らかりすぎていて、一つの作品としてはかなり消化不良でした。
 キャラの掘り下げももう少し欲しかったところ。過去に何があったか、歌山様は何があったの?とか北川様ってどうしてこうなってしまったの?とか。

 あと、アニメシリーズ前編通して番レギュとしても居てくれた退魔ノ剣役の竹本英史さんが居なくなってましたね。リストラされてしまったの結構悲しかったです。火鼠編には出てきてくれるといいな……。

 今度またもう一度見に行こうと思います。モノノ怪は何度も見て解釈を深められる作品ですから。

 次回作にも期待してます!!
 火鼠編、今まで応援してきた古参ファンにも満足のいくような内容になっていることを期待して、たのしみにしています!!

 まずはモノノ怪の続編を作ろうと思ってくださったことに大感謝です!!色々言ってしまいましたが、本当に次回作には期待しています!!本当に本当にありがとうございました!!

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あとのまつり

3.0音と色

2024年7月27日
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が奇抜です。でも、ストーリーがなかなか良いと思います。何だか逆に音や色を普通にして観てみたい気がします。

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ごっとん

1.5過去一最悪のスタッフロール

2024年7月27日
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酷評です。

テンポもよく、キャラも良い。意味わかんないけど面白いかなー?と思っていたんです。

続編の告知と、過去一最悪のスタッフロールを眺めるまでは。

映画は映画一つで完結してほしい派なのと。
なんですかあのスタッフロール。作中でも特に印象の残らないキモい場所を360度回転しながら一生眺める。酔う。
そして終わらないクラファン の出資者の名前名前名前。
映画の余韻より、作品が公開前に揉めてたことを思い出して最悪な気分になり。それに伴い作品そのものの評価もダダさがりで不快な感情で帰路につきました。

だいたい話の意味がわからなさすぎる。

元々アニメ版を無印からリアタイで好きで見て。お小遣い貯めて初回特典のDVDを買うぐらい好きでした。
過去のもまあ意味がわからないっちゃわからないんですけど、大体「どんな化け物で、こうなった原因」というのと、大体の流れは初見でもわかります。そして狂おしいほどのキャラクターの生と死と不条理と感情の強さ。
つまり人間の醜さ、身勝手さ、それらがあってなお人間というのは愛おしい。
意味わかんないけど、伝えたいことは伝わってくる!
意味わかんないけど、雰囲気やらテーマがいい!
意味わかんないけど、悪人が懲らしめられてるいち!

今回のはなんか。全体的に薄っぺらい………。テクスチャの使い方も上から置いただけのように見えました。

なんか。
なんだかなー。

これから完膚なきまでの地獄!社会の仕組みとしての地獄!
みたいなのはあるのかもしれませんけど。
今作だけに限っていえば、続編を見たいとは思わないクオリティでがっかりでした

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🐙たこ🐙

3.5何とも分かりにくく微睡む

2024年7月27日
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鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

予告編を見て圧倒的な画質に魅せられて見てみました。
とにかく映像は素晴らしい素晴らしいが…
物語がよく分からん。
何か美術館で前衛的な美術品を見ていた気分だ。
どうしてそうなった?みたいな。
予備知識は無く見たけど後で調べたら昔のアニメの続きものらしい。今回は唐傘の回と言うことらしい。

本編は大奥に使えるために同時に女中として入ったカメとアサ。二人はすぐに仲良しになった。
二人は大奥に入るにあたって自分の大事なものを井戸に全て捨てなければ(貢物を送るみたいな?)ならない。カメは言いつけ通り捨てたがアサは捨てるものが何も無いと言い切った。
明るく天真爛漫だが仕事の覚えが悪くドジなカメに対して何事にも慎重で言われたことをメモして正確に遂行するアサ。上の女中にも不可解な事は質問してキッチリする。しかし何かとカメを心配してフォローするアサ。
二人が大奥に入った時を同じくして遅れに遅れていた大餅曳と言う行事が行われる所だった。
ここで色々な異変が起こり薬屋がモノノ怪の仕業と喝破して捜査にあたる…果たしてモノノ怪は退治されるのか?

映像は素晴らしいがやたらと動きが早かったりグルグル回ったりじっくり見れば見る程微睡の世界に陥って何ともふんわりした心地で何を見ているのか分からなくなってくる。
結局モノノ怪がどうなったのか、解決したのかよく分からんかった。原因は何でモノノ怪が何を行いどうしてそうなったのか?
なんともよく分からん内容だった。
だが続編はあるみたいだ。

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ひろちゃん千葉

3.5映像は斬新で素晴らしいに尽きる

2024年7月26日
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鑑賞方法:映画館

難しい

萌える

予備知識は映画のあらすじを読んだ程度で観てみた。
頑張って話に付いていったが、途中から「?」が多くなり…。
あえて抽象的に演出している?と感じたが、言葉では表せない程の色彩のアートに魅せられ「?」もまぁいいか、と思えてしまう。

それでももっと話の内容は掴みたかった。
なので、追ってもう少しこの作品を深堀りをしてみたい。
第2作もあるような終わり方だし。

ところどころ鬼滅の刃を思わせるモノがあったかな。
薬売りの目の化粧の1部が宇髄天元のソレとか、血鬼術の御札に似たモノとか。
どちらにしろ、レトロな和テイストの色鮮やかな映像には心惹かれるものがありますね。

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ウサギ

4.0映画館でアートを鑑賞

2024年7月26日
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鑑賞方法:映画館

映画館で「アート」を鑑賞した、そんな気分になった。美しい作品であった。そして独特な世界観や表現はテレビシリーズから変わらず。安心した。
ちょっとした間、ちょっとした背景、ちょっとした表情に、何か意図が隠れているんじゃないか、何かが表現されているんじゃないか、と最初から最後まで隅々に気を配っていた。が、1回観ただけでは全てを把握できなかったようだ。事前に予習はしていたものの、情報量が多い!まずは、買ったパンフレットを熟読しなければ…!

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FMov

1.5次に期待

2024年7月26日
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鑑賞方法:映画館

テレビ版があまりに好きすぎてどうかなと思ったら、やっぱりというか駄目だった。最初の5分で感じたこれ駄目かも?という予感は最後まで覆ることは無かった。
演出もストーリーも毒気がかなり抜けていて残念。いろいろと普通すぎる。独特な間の取り方や音の使い方などにセンスのあった監督だけれど、これはなるほどなと思うような演出はほぼ無かった。
テレビ版で一番の傑作はのっぺらぼうだと思っていて、難解なのはまったく構わないけれど、今作は余計な部分がごちゃごちゃしていてわけがわからんだけに感じた。単純にまとめ方が悪い。
のっぺらぼうはよく分かりづらいと言われるけど、余計な描写は一切無く、端から端まですべてが研ぎ澄まされていた。芸術品を鑑賞するように注意深く見ていけばすべてちゃんと繋がっていく。間違ってもごちゃごちゃなどしていない。
大事な物は捨てちゃ駄目というテーマは伝わったけれど、大奥でなければ描けないものだとも思えない。
お聞かせ願いたく候や、変身して滅!やらの見せ場もなんだか地味だ。音も動きもうるさいくらいだけど、それでも見せ方が地味に感じた。
見せ方ってやっぱり大事だ。これなら作画レベルでは劣っても、座敷童子でテーブルのど真ん中で剣を構えて決め台詞言ってた時の方がずっと華があった。
中村監督の今までの作品はほぼ見ているし、監督らしいなと思う部分もあったけれど、やっぱり他と比べて印象が薄い。
まだ続編があるらしいのは良かった。次こそ毒気もりもりでお願いしたく候。

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黄色のヤモリ

5.0ビジュアル(特に背景美術)では「少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示...

2024年7月26日
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鑑賞方法:映画館

ビジュアル(特に背景美術)では「少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録」以来の鮮烈さ。あるいは豪華絢爛にして不穏極まりないアニメ版「サスペリア」?シリーズ未見なのと、画面の情報量が多すぎて、一度の視聴ではストーリーを十全に把握できた気はしない。和洋混交した極彩色の背景とテンポの良いカットとホラーめいた演出に女たちの情念(特にアニメ離れした表情が素晴らしい)まで載せられると、流石に視聴者の方が処理落ちするというもの。上映時間は90分だが実質3時間くらいの映画を見たような心地よき脳と眼の疲労を覚えた。ただ、大奥という権力のために女たちが性と生殖において競い合わされる場所の特質が、ほぼ前半だけで描写が終わってしまって(描写そのものは夜伽の間の西欧絵画的なビジュアルと相まって非常に厭らしくて良いのだが)生かされきれず、ヒロインたちはほぼ事務職で競い合うのは、僅かながらシナリオ上の弱みだと思う。

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sugsyu

3.0【“情念渦巻く大奥で生まれたモノの怪”アニメの独特な絵や、世界観はとても良いのだが、TVを見て居ないからか、人間関係が分からずに展開について行くのに苦労した作品。】

2024年7月26日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

■と言う訳で、今作を鑑賞する方は、登場人物の相関図や、物語の概容を予め掴んだ方が良いかと思います。

 何しろ、映画館で寝たことが無い私が、一部記憶がない位ですから・・。

 あ、作品の独特な世界観は好きですよ。

 続編があるような、終わり方をしたので、敢えて記します。

<大切なモノは、捨てちゃ駄目だよ!と言う物語かな。>

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NOBU

エゲレス産の惚れ薬を売ってくれ

2024年7月26日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

怖い

ダシの効いた井戸水を飲む話

待ってました「モノノ怪」劇場版!!
初期の作品から惚れこんでシリーズファンだったので期待してましたよー

率直に言うと上がりに上がっていた自分の期待値を超えられたかと言えば超えられなかった印象です。完全に自分が悪い。作品は素晴らしかった。
十分に楽しむことができましたし、なによりあの世界観、背景や衣装の奇抜にして鮮やかなデザインなんかは見ごたえめっちゃありましたね。
そうそうこれこれ~って懐かしくもレベルアップした表現力が本当によかった!

薬売りのキャラクターは言わずもがなアサとカメもいい感じにかっこかわいいし、わき役も個性的でずっと飽きずに見てられます。
声優さん方もめちゃよかった!アサちゃんの「よいしょー」なんかもはや演技じゃなかった!色んな気持ちが乗っててかっこよかったわ~。

私の期待を下回ったのはストーリーですかね、もっとオドロオドロしく嫌な気持ちにさせてほしかったかな。
せっかく大奥で情念やら怨念やらめちゃくちゃ渦巻いてそうなのに結構あっさりだった印象。
退治すべき唐笠もあんまり怖くないし、もっとキツイ理由づけがほしかった。
登場人物に感情移入する前に話が進んじゃって置いていかれてしまった感も否めない。
まあ「モノノ怪」シリーズはかなり前の作品だし新規ファン獲得という意味では入門編として問題なしです。
続編もあるでしょうからこれからもっとドス黒くて陰鬱な感じになると思いますので続編に期待ですね。

その他の不満点

薬売り変身後のキャラデザは以前からあんましカッコいいとは思ってなかったけど、今作はもっとかっこ悪くなって気がする。
なまじ薬売りのノーマルモードがカッコよすぎるので仕方ないんだけど・・・
なんか神々しさとか鬼神ぽさとか控えめでちょっと地味だったかな。今後もっと強いモノノ怪が出てくるからバージョンUPすることに期待です。

カメちゃんがアサちゃんに事あるごとに差をつけられる度に心の闇を募らせていくシーンが有るんだけれど、結局その闇は爆発しないので、せっかくならもっと派手に爆発して唐笠と絡んで欲しかったかな。
まあキタガワがアサと同じ境遇だからしかたないんだけれど、要領よく仕事をこなすも自分をすり減らすアサとと劣等感や嫉妬心でもがくカメ。
カメちゃんがモノノ怪に取りつかれても良かったと思う。
いやそれだと安直すぎるか、アサちゃんだからこその意外性を狙ったと見ればしっくりくる気もする。
もともと二人とも新参者でそこまで大奥に深い因縁もなく怪異の被害者って立ち位置だからこれでよかったのかな。うーん難しい。

これからストーリーを広げていく序章として大奥の不気味さや不条理さは上手く提示できたが、続編への伏線やキャラクターのちょい出しが目立ち、1作品としての満足感、スッキリ度はちょっと消化不良だったのは否めないと思う。でも全部(三部作?)見たら絶対にいい作品になると思うから今後も期待してます。

色々書いたけど「モノノ怪」が復活してくれてうれしいし、薬売りにまた会わせてくれたことに感謝です。
つづきが早く見たいよー

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劇中セリフより

「私には捨てるのが惜しいと思うほど大切なものはございません」

捨てなければ一人前になれず、捨てれば支えが無くなる。
心の強い人しか大奥では生き残れない。
色々捨てられた井戸の水を飲むことで叶う願いはいったい誰の?

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※本編とは関係ない蛇足雑記※
このサイトで「モノノ怪」を紹介しているライターさんの記事がとても面白かった。
プロの記事ってのは凄いですね。
新規獲得のためのあおりがすばらしい。
これで「モノノ怪」ファンが増えたらいいですね~。

ライターさんは薬売りにどおっぷり沼ったようですが、本作を見るまではまったく興味なかったとの事。
映画のレビューを生業としていて、浴びるように作品を見なければならない大変な仕事とは思いますが予告編位は事前に見ていると思います。
あの予告編を見てもこの作品の凄さ、魅力が伝わらず、前作の予習をしたくなるほどではなかった感性が残念。

「逃走中」の記事は多くの人を虚無空間に誘い込む詐欺記事でしたが、お金もらってるからと言ってあんな記事書くのは業の深い仕事だなーと思いました。
「モノノ怪」シリーズエアプってのが嘘と言う可能性もありますが、新規に向けて素晴らしいプロの仕事を見せてもらいました。

以上、素人のお気持ち表明でした。

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フリント

3回観て!

2024年7月26日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

萌える

わかろうとして観るとわからなくなります。私もそうでした。でも、モノノ怪は以前もそうでしたが、言葉のつながりは、小説というより詩(ポエム)。
だから、言葉に頼らず、何も考えずに、映像や音楽など丸ごと浸るのが、1回目。
2回目は、浸っていても慣れてくるから少しずつ感動を実感でき、3回目は納得の感動でした。
何かをわかりやすく伝えようとする作品というより、視覚、聴覚、体感覚で感じるところから始まる作品なのかと思いました。
繰り返し観る内うちに、沼ります(笑)

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soyuki