劇場公開日 2024年7月26日

「どなたかの言う通り二次創作感ハンパなかった」劇場版モノノ怪 唐傘 remtoさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0どなたかの言う通り二次創作感ハンパなかった

2024年8月8日
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鑑賞方法:映画館

テレビアニメ視聴者です。
事前にこちらのクチコミを頭に入れて観に行きましたが率直な感想がタイトルの通りです。
そうは言っても…と思ってましたが本当に最後までずっと二次創作だなんて。

これも他の方が書かれてましたが、内容が全く入ってこず。
テレビ版では形と真と理が独特なリズムで畳みかけてきて最後に一気に盛り上がるという粋な演出で、化猫なんか観終わった後思わず手を叩いてしまう程でした。
作画も全部に多色彩の画を盛り込んでいるのではなく、ストーリーの展開や登場人物の心情に合わせてシンプルに上品に仕上げられている場面があったりと(特に座敷童子やのっぺらぼうのワンシーンなど)
ハイセンスな演出と高度な技術をいま自分は目の当たりにしてるんだと当時は衝撃でした。

比べるのも何ですが映画は…なんでこんなに全部とっ散らかってしまったんだろう。。。

あと、登場人物の誰1人好きになれず。なおさら人としての共感もできず。

次回作の映画館での鑑賞はわかりません。

星を付けたのは薬売りの声を担当された神谷さんとても良かったです。
声のトーンやリズムから前作をリスペクトされてるのが伝わってきて、それだけ心にグッときました。

remto