「芸術の紙芝居」劇場版モノノ怪 唐傘 ダークブライトさんの映画レビュー(感想・評価)
芸術の紙芝居
美術館で芸術作品を観ているかのような作品でしたね。よくこんなアートを思いついたもんだ。
リアルな時代考証とか設定などは追求しておらず、カラフルで奇抜なデザインの絵が次々とめくられていく描写。画面が次々と変わって行くんよね、多分2~3秒ごとに画面が変わってたと思う。しかもシワの入った和紙?に描いた絵画のような画面。そのシワ入り紙も1場面事に違う紙を使っているようで、さしずめ芸術の紙芝居とでも言いましょうか?
ストーリーは要は妖怪退治だけど、話の内容はまぁどうでもいいの。
たとえ話の内容が理解できなくても、見て聴いて感じるだけで良いと思う。
なので万人受けを狙った作品ではないよね。我がアートを気に入った者に楽しんでもらえりゃ良いわ!的な作品です。
妖怪唐傘が出てくるけど一般的に想像する唐傘お化けとは全然違うデザインがされたモノノ怪が出てきます。それだけで理解する者だけが楽しめば良い、と言わんばかりです。
個人的にはなかなか気に入りましたけどね、次回作も同じ様な作りだとしたら、もういいかな、ってかんじですね。
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