劇場公開日 2022年9月9日

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「【”どついたるねん!”“浪速のロッキー”としてボクサーファンを熱狂させた赤井英和の激闘が蘇るドキュメンタリー。】」AKAI NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”どついたるねん!”“浪速のロッキー”としてボクサーファンを熱狂させた赤井英和の激闘が蘇るドキュメンタリー。】

2024年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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幸せ

ー 今作は“浪速のロッキー”としてボクサーファンを熱狂させた赤井英和の激闘が蘇るドキュメンタリーであり、彼のお茶目で悪戯っ子のようなリング外での姿が、印象的な作品である。
  更に言えば、ブルース・カリーとの世界タイトルマッチの映像も観れるし、彼の因縁の試合になった、大和田正春との試合もタップリ観れる。
  大和田戦の後、彼は生存率20%の脳外科手術を受けるが、そこから回復した彼の表情は悲嘆に暮れる事無く、周囲の人が勧めた大学のコーチ、そして今作でも随所に描かれる、阪本順治監督の「どついたるねん」への出演が切っ掛けで、現在の俳優、タレント業に着く過程を、彼の息子でボクサーでもある赤井英五郎が、監督・編集をしているのも、赤井英和さんを慕う息子の想いが感じられるようで、良かったな。ー

<このドキュメンタリー作品を観ると、赤井さんはボクサーの頃から華が有り、多くの人に愛されてきた事が良く分かる。
 故に、大怪我の後も様々な人の支援があり、現在の地位を築かれた事が良く分かる気がするのである。>

NOBU