ザ・メニューのレビュー・感想・評価
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安い2時間ドラマかよ
これ、わざわざ映画館で見る必要ないなーと思いました。
家で、倍速で見て充分でしょう。
ハンバーガーから始まって何がどうなって人を巻き込む??
辛口コメントで店潰された?いずれ潰れる店でしょ?
なんで売春やってんの?なんでいちいち感動して泣いてんの?
各人物のキャラ設定が甘すぎて、背景が不明瞭だから、
シェフが皆を巻き込む必然性がまるで見えない。
「人は人を裁けません!」と言いたくなるだけ。
なんて身勝手なシェフなんだと。
片平なぎさ&船越英一郎なら、もう少し噛み砕いて
各人物について説明してくれますけどね?崖の上。
ディズニー配給だから媚びて書いてるプロライターとか要りますか?
シェフの恨みが壮大なメニューに。皮肉を込めた描き方に好感。
予約の取れない孤島の超高級レストラン。
シェフから招待を受けて訪れた客の顔ぶれは
グルメ批評家、富裕層老夫婦、成金IT億万長者
グルメリポーターに転身しようとする落ちぶれかけの俳優、ミーハーなグルメ通と彼に連れられてやってきた何者でもないマーゴ。
彼女が本作の鍵を握っていて、彼女を通して強いメッセージを訴えている。
想定外のサプライズの数々には、思わず目を塞ぎたくなるグロいシーンも。
レストランのオーナー(個人的には一番スカッとする)のシーンも静かに恐ろしい。
ジャンルで言うなら、サスペンススリラーといった感じだろうか。後味は決して良くない作品だ。
SNSにアップするために必死でカメラを撮る人やインスタ映えを狙って飛びつくインスタグラマー。金に物を言わせる成金たち。料理を何も分かっていないグルメ通…。
いるいる、こういった人たち。
富裕層の行き着く先は極上のグルメだとよく言うが、果たして料理の本質を知っている者はどれほどいるのだろうか。
本作に共感するとともに、スカッとした気持ちを覚えるのは、自分がラーメン、ハンバーガーなどのB級グルメや大衆居酒屋を好むような紛れもない庶民だからだろう。
(もちろん、高級お料理も大好きだけどね😉)
だけど最後の晩餐に食べるなら、やっぱりご飯とお味噌汁かな。
料理人たちにも是非見てもらいたい作品だ。
めちゃめちゃ後味の悪いレストランだ。でもこういう映画、いつかは出来るはずだった。
サイコ感半端ないレイフ・ファインズに立ち向かうアニャの目力
孤島のレストランが舞台のサスペンス、くらいの前知識で観に行ったら、展開が怖すぎてビビったww
孤島に到着したスタート時点で、もう不穏な空気が渦巻き、レイフ・ファインズ演じる天才シェフが物々しく登場した辺りから静かな狂気が劇場内に広がり、突然凄まじいスピードで加速する
強烈なインパクト、暴力、ささやかな希望からの失望、共感、拒否、最後の希望からの絶望、という完璧な洗脳を経て導かれる結末
後半に差し掛かる辺りまで、予想が出来ない展開に背筋が寒くなるくらい不気味で怖いんだけど、盛り込み過ぎた感が無きにしも非ずで、ラスト手前で一瞬減速したのが惜しい
狂気のシェフに立ち向かうヒロインを、アニャ・テイラー=ジョイが好演
レイフ・ファインズのサイコ具合がハマり過ぎてる分、彼女の強すぎる目力が生きた
彼女がシェフの家で見つけた過去がどういうことなのか、観客に判断を委ねる形なので、解釈次第で最後の展開の評価が変わると思うけど、評価がどちらであれ、映画を見終わるとチーズバーガーが食べたくなるのは必須
贅を尽くした豪華な料理がいくつも出される中で、一番美味しそうだったのがチーズバーガーっていうのも、中々な皮肉だな
最後まで狂気に満ちてるから、ただのサスペンスだと思って観に行くには要注意
奴らは情報を喰ってるんだ
なんか不発
レイフファインズと言えば、
「グランドブダペストホテル」が
ベストアクトだと思うんですよ。
それと比べると、今作も、
「キングスマンFA」も、
大人しめというか、顔芸少なめ🤣
いや彼だけの不満だけでは無いです。
事前情報ほぼゼロで、
レイフファインズとテイラージョイと、
おお、久々ニコラスホルト。
X-MEN以来だな。
それくらいで臨んだ所、
いきなり島に連行されるとは、
ホラーなのかな❓
あーもう案内係怪しい〜。
ホラーだねきっと😳
どなたかも仰られてましたが、
「ミッドサマー」を彷彿させます。
環境がよく似てます。
でも今作はその意図が不明瞭で、
釈然としない。
あのおにごっこは何だったの❓
天使❓あれ誰よ❓
結局モヤモヤして終わったなーて印象。
久々の洋画で楽しみだったんだけど、
元々「ザリガニの鳴くところ」
を観たかった分、
求めてたモンが全然違った😩
全く
シェフ怒り大爆発
私には合わなかった😌
おネイちゃんは良かったが・・・
とっても美味しい DIE ニング!!
金持ちだけが行ける超高級レストランにいった主人公が、段々と明らかになるレストランの素性の中でヤバい事に巻き込まれていく物語。
物語の殆どは水上レストランの中で巻き起こる、ワンシチュエーションモノとも言える展開。
視聴前は、先日公開されたボイリングポイント的な作品かと思っていたけど、思いの外ガッツリとしたスリラー作品だった。
結論から言うと、得も言われぬ不気味さに包まれた序盤は期待値があがったものの、副料理長(でしたっけ?)の男がいきなりバンしてからは、何というか豪華キャストに似つかわしくない如何にもB級な展開だなぁ~と言った印象。
B級映画は好きですが、本作に期待したものとはちょっと・・・かなぁ。。
それでも、レスキュー隊のビックリ展開はかなり良かったし、あの絶望感はなかなかでしたね。
そして、高級料理ばかりが出てくる中、シェフが最後に作ったものとは・・・。
一瞬でも、純粋にお客さんが食べたいものを作り、美味しく食べてくれる喜びを思い出してくれたのかな?まぁでも結局は・・・w
つっても、みーんな悪い奴っぽいですからね。
ちょっとコミカルな場面もあったり、料理人とは何ぞやと考えさせられる作品ではあったけど、総じてガッツリ刺さるような作品とはちょっと違かった。
猟奇性は寸止め、やや消化不良。
おもしろいが、スッキリしない部分も…
予告のアニヤ・テイラー=ジョイの魅力に惹かれ、それだけの理由で鑑賞してきました。ただ、彼女の魅力は期待通りでしたが、内容はよくわからなかったというのが正直なところです。
ストーリーは、孤島にあるなかなか予約の取れない有名シェフのジュリアン・スローヴィクのレストランに、運よく招かれた客たちが、極上の料理を楽しみながらも、しだいに不穏な空気に包まれる店内で、予想もしない恐ろしい体験を味わうことになるというもの。
運ばれる料理の一品ごとにシェフが、料理の解説やそこにまつわる思いを語るのですが、それがしだいに奇異なものになっていき、シェフの真意が読めません。あたかも宮沢賢治の「注文の多い料理店」のような雰囲気で、作中の紳士の姿が、シェフの料理を自分流に解釈しようとするタイラーの姿と重なります。
料理が一品、また一品と出される中でしだいに露わになるこの店の異様性とシェフの狂気。客たちの運命はどうなるのか、シェフの狙いは何なのか、というところに観客の興味は集中します。コースメニューにしたがって粛々と料理が提供されるように、物語の展開にたいしたひねりはないのですが、得体の知れない緊張感のおかげでぐいぐいと引き込まれます。
それなのに!ラストのオチがよくわからず、モヤモヤしたまま終幕を迎えたのは致命的でした。結局は、自分の料理の本質もわからず、肩書きや世間の評判をありがたがるような輩を許せなかったということなのでしょうか。逆に、歯にきぬを着せぬマーゴの言葉は本質を突いていたので、彼女を楽しませるために渾身のチーズバーガーを提供し、退店を許したのではないかと思いました。いずれにせよ、客たちの背景や人物相関を捉えきれなかった自分のせいかもしれませんが、もう少しわかりやすく観せてほしかったところです。
他にも、なぜ料理人たちはシェフにあそこまで忠誠を誓っているのか、男性客だけをいったん逃したのはなぜか、タイラーにささやいた言葉は何だったのか、給仕のエルサはなぜマーゴを襲ったのか、シェフの母の存在は何を意味していたのか、もう整理がつかないことが多すぎてモヤってしまいました。あとで他の方のレビューを読んで補完しようと思います。
主演はレイフ・ファインズで、異様な雰囲気を纏った圧倒的なカリスマシェフを怪演しています。共演はアニヤ・テイラー=ジョイで、シェフに対して一歩も退かないマーゴを好演。脇を固めるニコラス・ホルト、ホン・チャウらも、いい仕事をしています。
そんなわけあるか
アニャのボディラインでニヤニヤするだけの映画
注文の多い料理店…❓
船でしか渡ることができない孤島にある、最上級レストランを舞台にした、息詰まるブラック・ミステリー。冒頭は、曰く付きの上流階級の登場人物達に、アガサ・クリスティーの作品の様な印象を受けた。しかし、ストーリーが進むにつれて、それとは全く違う狂気に満ちた、猟奇的な展開に呑み込まれていく。
なかなか予約の取れない、高額なそのレストランに、グルメを気取る5組の客が訪れる所から物語は幕を開ける。題名通り、そのレストランで振舞われるコース・メニューは、美味しそうなだけでなく、見た目も彩も鮮やか。誰もが一度は、食してみたいと思う創作料理の数々が運ばれる。
そして、それらの料理には、シェフの拘りのテーマがあり、滔々とウンチクを述べて紹介されていくが、その意味するところは、なかなか難解。その辺りから、シェフに違和感を感じるようになる。そして、そこで働く者達にとって、絶対的な存在であるシェフに対しての献身的な態度にも、不穏な空気が漂い始める。そして、料理が進むにつれて、1人、また1人とシェフが仕掛けた罠の犠牲者が出てしまい、思いもよらない悪夢が、客に襲い掛かっていく。
ただ、このミステリーの中に込められた真のテーマは、愛情をこめて料理を作り、食卓を囲む人のお腹を満たすだけでなく、食べた時の「美味しい」という言葉や笑顔こそが『食』の素晴らしさ、ということなのだと思う。その点では、追加メニューとなった料理のシーンこそが、真の『食』として、描かれていたのだろう。
本作のヒロイン・マーゴを演じたアニヤ・テイラー=ジョイは、独特な顔立ちで、これまでも脇役として出演する作品は何本か観たが、本作では、他の登場人物とは異質な存在として、彼女の魅力を十分に引き出して描かれていた。そして、レストランのシェフには、『ハリーポッター』のヴォルデモートを演じたレイフ・ファインズが、ヴォルデモートさながらの、狂気に満ちた役柄を演じており、ある意味ハマリ役とも言える。
シェフの企みや意図が、なかなか見えない中、ジワジワと洗脳されていく客達のように、ハラハラ、ドキドキというよりは、心の内が浸食されていくような、恐怖を感じさせる作品である。
全201件中、141~160件目を表示