カラオケ行こ!のレビュー・感想・評価
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狂児のどあほ!!
2024
62本目
ありえない設定を土台に据えた事で、カラオケ大会でビリから逃れる為に練習する。とゆうシンプルなストーリーがかなり暖かいものになっている。
普通の中学生、聡美くんと
ヤクザ、狂児の際どい優しさ。
ハラハラしながらも終始クスりと笑える作品でした。
聡美くんが少しづつ狂児に心開いていく。
最後に叫んだ彼の言葉と感情はまさに青春!!
いい映画でした!
ひじ に (聡美)
大好きなものを嫌いとして、彫られたな🤭
予想外
アメトークで原作の紹介してたけど、なんかゆるくて内容のない感じかと思ったら、、全然じゃん!!面白かった。笑えるし泣けるし。子役がめっちゃいい。変声期に入るきわきわの感じ。最後の紅のかすれ加減、最高じゃん。
気軽に楽しめた
中身はないけど、気軽に楽しめた。途中何ヶ所かクスリとなったところがあり、最後、ちょっとウルっときた。見終わった後はスッキリ。気分がリフレッシュ。オッペンハイマーと迷ったけどこちらにしてよかった。
匠な裏設定すき
まず紅という元の歌が、高音を地声で歌っているというところ
さとみ君はソプラノ歌手で、裏声が上手い。裏が上手い、つまり裏表がある思春期ということ
そこへ狂児は裏声が下手、地声に合う低い曲は嫌いで、紅という地声で高い曲を歌いたい、つまり裏表が無く、ありのままの自分で高みを目指したい
ヤクザの人達は皆自分を出して勝負していて、組長もそれを評価しにきている
最終的にさとみ君は、紅を声変わりしている状態で歌い、裏が出なかったり表が下手だったりするが、歌いきり評価される。
この、ソプラノでの大人への裏表の表現と、紅という地声で高い歌の組み合わせをよく思いついたなと感動しました!
実写か映画とあなどるなかれ
「夢中さ、きみに」、「女の園の星」をはじめとした和山やま先生の作品が大好きなのだが、「カラオケ行こ!」は未読だった。
見始める前は、あの独特な絵のタッチとシュールさ満点のコメディを表現できるのか、また実写化失敗の映画なんじゃないの?とか思いながら鑑賞。
結論、面白い。
関西弁で展開されるツッコミの心地よさもあってか、笑わそうとしてくるところでちゃんと笑えた。実写化あるあるの会話の違和感や気持ち悪さとかもなく、見ていてとても楽しかった。
なにより、主演の齊藤潤君、綾野剛をはじめとしたキャラクター全員がはまり役。全員のキャラクターがかわいく思えてきて、本当に感情移入をした。現実ではヤクザに痛い目にあわされたチャンス大城が、ヤクザ役をやっているのが皮肉で面白かった。
ストーリーとしては、中学生が直面する悩み葛藤を、ヤクザが間接的にではあるが、後押ししていく姿が実に愉快だった。世の中は綺麗なものだけじゃなく、汚いものでもできている。汚いものを排除しつくしてしまっている今の世の中に、疑問を持たせられた。綾野剛の時折見せる、真面目な一面に、心を打たれること間違いない。
Netflixで鑑賞したのだが、本当に最後まで楽しめたし、途中に?と感じるところは多少あるものの、心からおすすめしたい。
ただ、綾野剛のわざと音程を外してる感は気になった。本当はめっちゃ歌うまいんだろうな~と思いながら見てた。
映画を何度も見たのは初めてです
齋藤潤くん、キラキラしていて聡実くんの完全顕現っ!他のドラマや映画も、彼のおかげで見るようになりました。
主演の綾野剛さんも、冒頭の背中がカッコよくて心を奪われてしまいました。
また次回作も楽しみにしています!
思春期の中学生は可愛い
主人公の男の子が声変わりで声が思うように出ないながらも必死に紅を歌う姿に泣きそうになった。
狂児が言った「綺麗じゃなくてもいい」という言葉は私の心にグサグサと刺さった。
綺麗でなければいけないという洗脳に苦しめられている人間は沢山いると思う。
必死の思いは美しくなくてもきっと人に伝わるし感動させることが出来るはずだ。
男の子と狂児の奇妙な絆も新鮮で面白かったし、いつもは粗暴なヤクザが子供には優しいというギャップにはかなり惹かれた。
男の子のなかなか素直になれない素っ気ない思春期特有の感じの演技も可愛くてよかった。
テンポがいい
漫画は未読で鑑賞、きょうじがさとみを必要とするところ、組長が嘘をつくところにもう少し納得いく理由が欲しかった。ただ、ファンタジーとしての漫画であれば気にならないバランスなのかもしれない。不仲な父のお守りをきょうじにあげるところや、後輩のさとみへの感情、副部長の後輩への想いなど、説明しすぎないところは映画的で良かった。
テンポもいいし、とても面白かった
Netflixありがとう
びっくりした。もうちょい後になると思ってたのにもう見られて。
野木さんがXで言ってたのを見たら
わああああ。夜じっくり見ようと用を済ませて夕食後に視聴。
綾野剛 久しぶりに見た。
やっぱり役者綾野剛っていいなあと思う。
よく喋る役も好み。
ボソボソっというセリフが最高にいい。
この映画の良さは実は 狂児とさとみくんと言うより
学校風景にある気がしてる。
ほんとにありそうな 学校の日々の空気感がすごい。
脇の女子たち 素晴らしい。
なんか、いい!!
斎藤潤くん演じる岡聡美くんがめちゃくちゃ良かった。
少年と青年の間、、みたいな
成長期の青さを感じさせる、
フレッシュで自然な演技に惹かれました。
大人になった時、どんな人になるんだろう、、と
岡聡美くんの将来を勝手に想像してワクワクしました。
あと綾野剛さんもハマり役すぎて…
ヤクザ役がとにかくかっこよかったです。
あんなに熱唱する姿を見れて眼福でした。😂
素敵な人間ドラマです。
見た後にふっと心が軽くなってるのに気づきます。
ほっこり
ほっこり優しい気持ちになる映画☺️
おもしろかった!
狂児死んだと思ったら生きてて良かった!
てか生きてるとは思ったけどw
普通の映画なら合唱コンクールも出てハッピーエンドだと思うけど!
そうぢゃない!それが好き!!
卒業式あたりからのラストも
なんか!!!
切ない!
甘酸っぱい!
自分の中学卒業あたり思い出して悶絶した!w
個人的にはウシジマくん好きでやべきょうすけでテンション上がったw😍
いろいろと吹っ切って面白い+HAPPYな余韻
本来であれば交流することもないような2人が仲良くなり、
そして思いもよらない展開になっていく。
音痴の私にとってはちょっと嬉しい知識もありつつ。
年齢や趣味嗜好を超えて、人と人が仲良くなるってこういう面白みがあるよね。と
思いつつ……。
見終わった後に「楽しかった!」、カラオケ行こ?の気持ちになれた映画だった。
一会一歌
私ゃド音痴だが、カラオケで歌うのは嫌いじゃない。
しょっちゅう行く訳でもないが、行けばド音痴でも自分の好きな歌を心行くまで歌う。
それがカラオケの醍醐味。
しかし、ある“会社”では…。
毎年“社長”の誕生日にカラオケ大会が開かれ、ビリには“歌ヘタ王”の称号と共に怖~い怖~い罰が。
男は悩んでいた。
そんな時、文化ホールから天使の歌声が。
中学生の合唱コンクール。歌声の主はその中学校の合唱部の部長だった。
コンクール終わり、待ち伏せして声を掛ける。
「カラオケ行こ!」。
そう中3男子・聡実に声を掛けてきたのは、ヤクザの狂児だった…!
ヤクザと中3坊とカラオケと。
何ともおかしな組み合わせで人気の同名コミックの実写映画化。
当初はまるで興味無かった。原作コミックも知らんし。
が、公開したら「面白かった」とのなかなかの評判。何かの番組で紹介されていて、ちと面白そう。
何より興味持ち始めたのは、監督・山下敦弘×脚本・野木亜紀子。
こりゃただのおバカ設定のコメディに終わるだけじゃない。
山下監督がコメディを手掛けた時の緩いクスクス笑いは勿論の事、ヤクザと中学生の青春のような奇妙な友情、そこに人情も感じられ、そして愛!
クッサイ事言ってるなぁと思った合唱部の副顧問、ドンピシャな事言ってたじゃん。
強引にカラオケへ。
“会社”とか“社長”とか言ってるけど、この人も含め“あっちの世界の人”なのは聡実にだって分かる。
だから当然、ビクビクビクビク。
そんな事お構いナシの狂児。早速歌う。
歌うは、勝負曲のXJAPAN『紅』。
熱唱。どや?
裏声が気持ち悪いです。後、手…。意外と毒舌指摘の聡実。
何やとこのワレ!…と言ったのも最初だけ。
それからは素直にアドバイスを求める。意外と怖い人ではない狂児。
何としてでもビリにはなりたくない狂児。
嫌々の聡実をしつこく何度も誘い、歌の個人レッスン。
何故か教えるハメになってしまった聡実。
そんな彼にも思春期ならではの悩みが…。
自分の声質と合ってない『紅』以外はそこまでヘタではない狂児。
だけど、どうしても『紅』が歌いたい。
この歌には、“カズコ”の思い出が…。
今はもう居ない愛した人…?
と思ったら!
やさぐれ感もありつつ、時々子供みたい。“狂児”は本名。冗談を言ったりして陽気で、優しくもある。「聡実く~ん」の距離が近いけど。
綾野剛のいい感じの男臭さとコミカルさ。熱唱もたっぷり。
何処にでもいるような中学生。
ヤクザにカラオケに拉致られて、最初はビクビク。だけど次第に。
アドバイスは辛辣だったり、的確だったり。冷静で大人びた一面も。
演技巧者・綾野剛相手に引けを取らず。
どんな子役キャリアかなと思ったら、小さな役でほんの数本しか出ていない、オーディションで選ばれた新人!
大役はこれが初。恐るべし、齋藤潤!
聡実に大ピンチ!
狂児から話を聞いて、狂児のヤクザ仲間もレッスンを乞う。
カラオケBOXに中学生とヤーさんがいっぱい。さすがに生きた心地がしない…。
一応毒舌アドバイスしたけど、すっかり怯えちゃって…。
もう勘弁!
でも、狂児さんだけなら…。
二人が徐々に育んでいく関係性が愉快。
何だかもうレッスンは日課のように。狂児の為に声質の合う歌を探したり。
最初はビクビクしてたけど、いつしか『紅』を歌い始めたら容赦なく停めるまでに。
ある時聡実がヤクザに絡まれ、狂児が助ける。
ビルの屋上で…。距離が友情が深まり、何かハートフルな青春だなぁ…。
奇しくも狂児のカラオケ大会と聡実の合唱コンクールが同じ日。
お互い頑張ろう。
と言ったのも束の間、喧嘩。
ホント、青春だなぁ…。
そんな聡実くん、悩み事があって…。
実は変声期。上手く歌えない。
なのにソロパートを任されちゃって…。
それ故部長なのに部活も休みがち。幽霊部員でもある“映画を見る部”に入り浸り。この名画チョイスも一興。
そんな聡実部長に、後輩部員は不満を。
こっちでも青春してます。
迎えたカラオケ大会と合唱コンクール。
やはり歌えないとコンクール会場を飛び出す聡実。
そんな時、ある光景を目撃してしまう。
まさかまさか…。急転直下の悲劇へ…?
居ても立っても居られず、カラオケ大会の場へ。
呑気に歌ってるヤクザたちに一喝。
組長の気に障り、歌えと。
今とても歌える喉じゃない。歌える気持ちでもない。
でも…
聡実は歌う。歌うは勿論、XJAPAN『紅』!
聡実の熱唱と、過ごした思い出の数々と歌詞がリンク。
狂児へ捧げる鎮魂歌…。
と思ったら!
組長も皆も狂児も人が悪い。
でも、盛り上がった。心に響いた。
コンクールも無事に。
色んな意味で、人は愛を込めて歌う。
そう、愛!
またしてもここで、芳根京子副顧問の名言が飛び出すとは…。
一見緩いコメディだが、野木亜紀子の巧みな脚本、山下監督のツボを抑えた好演出もあって。
あれ以来、狂児とは連絡不通に。
カラオケ大会も終わった事だし、これで御役御免。
だけど、何故か寂しい。
聡実はこれから未来ある若者。その周りをいつまでもヤクザが居たら…。ひょっとしたら狂児が大人の配慮で身を引いたのかな…?
それとも、幻だったのかな…?
いや、おった。
今でも裏声が気持ち悪い、でも愛の籠った『紅』が聴こえる…。
そしていつかまた必ず、「カラオケ行こ!」。
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