カラオケ行こ!のレビュー・感想・評価
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思春期に出会ったら生涯忘れられない人!
某バラエティで紹介されていた原作の実写化!ということで楽しみにしておりました!
久々に良い余韻の残る映画を見ました。間違いなく。終わりに近づくほど「ずっとこの世界観見ていたいなぁ」と切に願いました。
↓ここから独り語り
狂児と聡実くんの、友情のような親愛のようななんとも言えない関係性の描き方がとても良かった。綾野剛めちゃめちゃカッコいいし渋いなぁ、全然気付かなかった。喋り方と声の出し方がなんとも言えず素敵。恋人にしたいかっこよさでもなく、同性として憧れるような渋さでもなく、なんかかっこいい。これは多分、恋も愛もまだ知らない思春期に「大人から感じる大人感」だと思う。
聡実くんは声変わりに悩んでいて、急にこわい人(狂児)に捕まって、こわいのになんだか一緒にいて楽しいし落ち着く、でもやっぱりふとした時にこわい思いをする。
なのに狂児はいつも余裕。カラオケに誘えばすぐ来てくれるし、突き放しても変わらず接してくるし、いい大人が中学生の自分に真剣に頼ってくる(母性か?)、大切な友人?として接してくれて気恥ずかしいような嬉しいような。気持ちがあっちこっち行く自分が恥ずかしくなる。思春期ならではジェットコースターみたいに気持ちが揺らぐ。
多感な時期に狂児みたいな人に出会ったら一生忘れられないだろうな。あの後も、きっと聡実くんはずっと会いたかったんだろうなぁ。
紅の和訳がまさか狂児との思い出に繋がるとは思わず感動しました笑 聡実くんの中ではピカピカ光ってたのね!
周りを固める演者さんたちも素晴らしかった。後輩の和田くんの、悲しみと怒りの入り混じった感情が滲み出る演技は見入ってしまいました。副部長のフォローも毎回可愛かったなぁ。狂児の組の人達も素晴らしかった!会話のテンポが良くてたくさん笑わせてもらいました。北村一輝さんが宅麻伸さんにしか見えなかったけど。
息子を持つ身としては自分の息子が中学生でヤーさんとお知り合いになるなんて考えたくはないけれど笑
でも何回でも観たい!冒頭の綾野剛の熱唱見れただけで満足〜なんて思ったけど、そこからが本番だった。全編通してめちゃめちゃ良かった!
紅だあああああーっ!もうええわ
チャーハン1つ。あとは愛…コメディ部分がちゃんと終盤のドラマにつながって生きてきているから、日本の多くの悪い"コメディ映画"みたいに脈絡のない印象を受けない。そして、最後は変わりゆく街を胸にちょっぴりエモい。
山下敦弘 ✕ 野木亜紀子 ✕ 綾野剛 = 勝利の方程式。「MIU404」に続いて野木亜紀子さん脚本作品で、綾野剛のノリノリな好演がまたしても光る!俺はこんな男だが、こんな狂った世の中を見過ごせない。君の歌声に乾杯。紅という選曲然り、『自転車泥棒』など昔の白黒名作をVHSで見ては巻き戻せないというのは、二度とやり直せない青春というものを端的に表しているようでよかった。
凸凹ミスマッチはいつも好タッグ。愛が足りへんのや、愛やで〜愛。米津玄師主題歌が続いていた野木亜紀子さんが書くから生きてくる"三代目米津玄師"。悩める年頃の夢か幻か?チャーハン2つ。あとオレンジジュースな。…おったやん。
掛け持ち幽霊部員制度
はぁ、学校でやらしい!
バディものでありコミカルに成長と展開にドキドキする
紅で泣くとは思わんかったぞ
ヤクザと中学生?
そしてカラオケに行こ!
って
映画だからいいのかな?
でも想像超えすぎでしょ
ヤクザが組長の誕生日会でカラオケ大会?
あんないかにもヤクザですと言わんばかりの怒鳴り散らし方、演出がなぁ
関西人の自分にとっては、関西出身でない俳優がイントネーションをうまくなぞれるかが一番気になる
が、誰一人脱落者がいなかった事はキャスティングとして褒められるし、その俳優たちの実力に脱帽
坂井真紀さんもすっかり話せるようになった
テレビ版の八日目の蝉の時は酷かった、聞けたもんじゃなかった印象しか残ってない
芳根京子さんは東京出身なのにさすが朝ドラでしっかり身につけただけある安定感
そして聡実役の子、お見事です。
年頃の子供を持つ親父
自分の青春時代の歌、街の雰囲気&流れ、誰もが通る生理現象からの青春時間、などなど、からの自分の目線と、
大学、高校、中学の3人の子供の目線とをかけ合わせて、
気持ちの良い泣き笑いができました。
今日も1日頑張れそうです!という映画。
今度、家族で鑑賞トライしてみます!
変な映画
CMでは合唱に魂を捧げている毒舌の子供と、軽い気持ちでカラオケ指導を頼んだ荒くれヤクザのコメディかと思いましたが、子供は普通にビビりでヤクザは中途半端に普通のサラリーマン臭かったり父親みたいだったり、二人の空気はどこかBL感もあり…中途半端の集大成。
作品全体に妙な女性らしさが漂っていました。
ほんのり男っぽい空気が混じっているのは監督が男性だからでしょうか。
しかし基盤はボーイズラブ的空気感な気がしました。
例えば北野武のヤクザ映画のようなアグレッシブさは当然無く、振り切ったコメディも無く、いまいち楽しみどころがはっきりしない…終始フィクション臭さが強くて入れない映画でした。
あんまり面白くないまま中盤からどんどん下降して終わりました。
主演が眼鏡美少年じゃなければ倍速視聴の飛ばし見で片付けていたと思います。
変声期って残酷なんだな
予告を見て見たかった映画を飛行機で鑑賞。
思った以上にテンポ良く面白い!
狂児(綾野剛)と聡美(斎藤淳君)のやり取りが良い感じ。聡美役の斎藤君はオーディション?新人? ヤクザにビビって思わず狂児にすがりついてたり、映画を見る部で友達と前向いたままだべってたり(またこの友達の飄々とした感じが良い)、感情をコントロール出来なくて自分でも戸惑ったり、そんな等身大の中学生がとても良く表現されてました。惜しむらくは、変声期でうまく歌えなくなっていく自分への不安や戸惑いが出てくる場面があまりなかったこと。そこから逃げるために狂児に付き合ってるところは出てたので、もう少しその手前があったら良かったかな。
最高なのは北村一輝、橋本じゅん、加藤雅也。加藤雅也のお父さん最悪すぎるけどめちゃいそう。
紅、良い歌だなー
日本文化のいいとこ盛り!
まったり日曜日の可処分ひま時間を費やそうと、アマプラをプラプラサーフィンしてると、いー感じのゆるさタイトルみっけ!ってことで、カラオケ行こ!みましたー。
マンガ読んだことなく、綾野剛さんヤクザ役かーぐらいの情報と、アメトーークでなんか紹介されてたマンガだったよなーぐらいの状態で見ました。
ふぅーー、面白かった。
日本が誇るエンタメ文化であるカラオケ、日本独特の青春文化と思われる合唱部、そして、日本の裏社会文化の最たるものであるYAKUZAがすべて重なったときこんなに素晴らしいものとなるのか、あー、日本人としてこの良さが分かってうれしーとなる一作でした。
とにかくエンドクレジット後のあの入れ墨が。もう映画自体、ここに行き着くための前菜ストーリーであるかのような素晴らしい演出にサイコーって右手をあげようとしたとかしないとか。あ、してませんがとにかく素晴らしかったです。
こういう緻密な原作、演出の映画って幸せになるますよねー!
映画館で観たかったあ。
眠れない夜に『気軽に観れそう』と、
ネトフリで観ました。
でもぜひ映画館で観たかったです。
これは大音量で音楽聴きたかったです。感動だろうな。またリバイバルやってほしいです。
芸人さんのオススメマンガで気になったタイトルでした。大好きなドラマの「セトウツミ」を彷彿させるようで、じわじわ面白いです。
綾野剛さん、好きな俳優さん。ソフトで品のあるヤクザで、誘われたらついて行っちゃいそう。
ヤクザの彼が亡くなったと勘違いして
歌う魂の叫び。「紅」が胸に刺さります。
会話が面白く、三代目米津玄師…とかありそうで…いや、ナイ、ナイ、と。。三代目につける名前として絶妙ですね。やんわりボケる狂児さんと、ビビリながらもバッサリのツッコミ さとみくん。ヤクザの皆さんへのジャッジが笑えました。
最後のリトグリ合唱の「紅」も、めちゃくちゃいい!合唱部の話でもあるのでむしろ本家よりも、リトグリと中学生の皆さんとの合唱が正解な気がします。シビレました。光る青春が眩しい。ネトフリで何回も観ましたよ。いい場面で素敵な曲がかかると、作品も爆上がりで効果的です。
フラッと気軽に観たのが、申し訳ないほど感動の映画でした。久しぶりに いい映画観た〜ってなりました。しかも泣けて面白くて笑える。
沢山の人に観て、観てとオススメしたい映画です。
何度でも見たくなる愛すべき作品
遅ればせながらゴールデンウィークに初めて劇場で鑑賞し、すっかりハマって大生誕祭を含め、合計5回見に行ってしまいました(笑)
コメディーとして笑える所がたくさんある一方で、ヤクザと中学生の友情や、出会いと別れを通して中学生の男の子が成長していく様を描いたヒューマンドラマ。
最後まで心地よく見ていられ、見終わってからもずっと温かなものが残る素敵な作品です。
原作は後から読みました。原作の良さを生かしての映画化だと思いますが、原作にない場面や人物をこんな風に生き生きと描ける野木さんの脚本はさすがだなと思います。
巻き戻せないビデオテープと戻ることのない青春。「紅」の歌詞と狂児を想う聡実の心。幻だったのかな…と思っていたら見つけた名刺。伏線があちこちに散りばめられていて、ストーリーがとてもステキでした。傘や音叉やお守りなどなど、小道具の使い方も秀逸。
キャスティングもとても良かったです。どの役もみんなハマり役で味わい深くて良かったですが、何と言っても、主役の2人が最高でした!
狂児役の綾野剛さんはとにかくかっこよくて(黒ワイシャツのスーツ姿か似合いすぎ)、ヤクザの陰や凄みを見せつつも、終始お茶目で温かな雰囲気。聡実くんに向ける大人の優しさは、何度見てもキュンとしました。
狂児が熱唱する渾身の「紅」も、もちろん良かったけど、カラオケの練習で「紅」以外を歌うシーンは、素の綾野さんが歌っているような感じで、それも素敵で良かったです♪
聡実役の齋藤潤くんは、狂児に怯えながらも徐々に心を開いていくピュアな少年の感情を繊細に表現していました。悩める思春期の中学生でありながら、家庭で愛されて育った子ども故の素直さや優しさも滲み出ていて愛らしかったです。
ヤクザに囲まれて狂児の腕にしがみつく姿は本当に可愛かった!
屋上のシーンや、カラオケボックスでの「肘さとみ〜」のシーンなど、ほっこりする2人の場面は山ほどあるけど、聡実くんの熱唱とそれを片隅で見ている狂児の顔、狂児が涙ぐむ聡実の肩を抱くシーンが最高に心に沁みました。
終わり方はちょっと切ないけれど、これも青春なのかな。連絡を断って身を引いたところにも、狂児の優しさを感じます。
エンドロール後は、またちょっとほっこりしました。
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