カラオケ行こ!のレビュー・感想・評価
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年頃の子供を持つ親父
自分の青春時代の歌、街の雰囲気&流れ、誰もが通る生理現象からの青春時間、などなど、からの自分の目線と、
大学、高校、中学の3人の子供の目線とをかけ合わせて、
気持ちの良い泣き笑いができました。
今日も1日頑張れそうです!という映画。
今度、家族で鑑賞トライしてみます!
変な映画
CMでは合唱に魂を捧げている毒舌の子供と、軽い気持ちでカラオケ指導を頼んだ荒くれヤクザのコメディかと思いましたが、子供は普通にビビりでヤクザは中途半端に普通のサラリーマン臭かったり父親みたいだったり、二人の空気はどこかBL感もあり…中途半端の集大成。
作品全体に妙な女性らしさが漂っていました。
ほんのり男っぽい空気が混じっているのは監督が男性だからでしょうか。
しかし基盤はボーイズラブ的空気感な気がしました。
例えば北野武のヤクザ映画のようなアグレッシブさは当然無く、振り切ったコメディも無く、いまいち楽しみどころがはっきりしない…終始フィクション臭さが強くて入れない映画でした。
あんまり面白くないまま中盤からどんどん下降して終わりました。
主演が眼鏡美少年じゃなければ倍速視聴の飛ばし見で片付けていたと思います。
変声期って残酷なんだな
予告を見て見たかった映画を飛行機で鑑賞。
思った以上にテンポ良く面白い!
狂児(綾野剛)と聡美(斎藤淳君)のやり取りが良い感じ。聡美役の斎藤君はオーディション?新人? ヤクザにビビって思わず狂児にすがりついてたり、映画を見る部で友達と前向いたままだべってたり(またこの友達の飄々とした感じが良い)、感情をコントロール出来なくて自分でも戸惑ったり、そんな等身大の中学生がとても良く表現されてました。惜しむらくは、変声期でうまく歌えなくなっていく自分への不安や戸惑いが出てくる場面があまりなかったこと。そこから逃げるために狂児に付き合ってるところは出てたので、もう少しその手前があったら良かったかな。
最高なのは北村一輝、橋本じゅん、加藤雅也。加藤雅也のお父さん最悪すぎるけどめちゃいそう。
紅、良い歌だなー
日本文化のいいとこ盛り!
まったり日曜日の可処分ひま時間を費やそうと、アマプラをプラプラサーフィンしてると、いー感じのゆるさタイトルみっけ!ってことで、カラオケ行こ!みましたー。
マンガ読んだことなく、綾野剛さんヤクザ役かーぐらいの情報と、アメトーークでなんか紹介されてたマンガだったよなーぐらいの状態で見ました。
ふぅーー、面白かった。
日本が誇るエンタメ文化であるカラオケ、日本独特の青春文化と思われる合唱部、そして、日本の裏社会文化の最たるものであるYAKUZAがすべて重なったときこんなに素晴らしいものとなるのか、あー、日本人としてこの良さが分かってうれしーとなる一作でした。
とにかくエンドクレジット後のあの入れ墨が。もう映画自体、ここに行き着くための前菜ストーリーであるかのような素晴らしい演出にサイコーって右手をあげようとしたとかしないとか。あ、してませんがとにかく素晴らしかったです。
こういう緻密な原作、演出の映画って幸せになるますよねー!
映画館で観たかったあ。
眠れない夜に『気軽に観れそう』と、
ネトフリで観ました。
でもぜひ映画館で観たかったです。
これは大音量で音楽聴きたかったです。感動だろうな。またリバイバルやってほしいです。
芸人さんのオススメマンガで気になったタイトルでした。大好きなドラマの「セトウツミ」を彷彿させるようで、じわじわ面白いです。
綾野剛さん、好きな俳優さん。ソフトで品のあるヤクザで、誘われたらついて行っちゃいそう。
ヤクザの彼が亡くなったと勘違いして
歌う魂の叫び。「紅」が胸に刺さります。
会話が面白く、三代目米津玄師…とかありそうで…いや、ナイ、ナイ、と。。三代目につける名前として絶妙ですね。やんわりボケる狂児さんと、ビビリながらもバッサリのツッコミ さとみくん。ヤクザの皆さんへのジャッジが笑えました。
最後のリトグリ合唱の「紅」も、めちゃくちゃいい!合唱部の話でもあるのでむしろ本家よりも、リトグリと中学生の皆さんとの合唱が正解な気がします。シビレました。光る青春が眩しい。ネトフリで何回も観ましたよ。いい場面で素敵な曲がかかると、作品も爆上がりで効果的です。
フラッと気軽に観たのが、申し訳ないほど感動の映画でした。久しぶりに いい映画観た〜ってなりました。しかも泣けて面白くて笑える。
沢山の人に観て、観てとオススメしたい映画です。
何度でも見たくなる愛すべき作品
遅ればせながらゴールデンウィークに初めて劇場で鑑賞し、すっかりハマって大生誕祭を含め、合計5回見に行ってしまいました(笑)
コメディーとして笑える所がたくさんある一方で、ヤクザと中学生の友情や、出会いと別れを通して中学生の男の子が成長していく様を描いたヒューマンドラマ。
最後まで心地よく見ていられ、見終わってからもずっと温かなものが残る素敵な作品です。
原作は後から読みました。原作の良さを生かしての映画化だと思いますが、原作にない場面や人物をこんな風に生き生きと描ける野木さんの脚本はさすがだなと思います。
巻き戻せないビデオテープと戻ることのない青春。「紅」の歌詞と狂児を想う聡実の心。幻だったのかな…と思っていたら見つけた名刺。伏線があちこちに散りばめられていて、ストーリーがとてもステキでした。傘や音叉やお守りなどなど、小道具の使い方も秀逸。
キャスティングもとても良かったです。どの役もみんなハマり役で味わい深くて良かったですが、何と言っても、主役の2人が最高でした!
狂児役の綾野剛さんはとにかくかっこよくて(黒ワイシャツのスーツ姿か似合いすぎ)、ヤクザの陰や凄みを見せつつも、終始お茶目で温かな雰囲気。聡実くんに向ける大人の優しさは、何度見てもキュンとしました。
狂児が熱唱する渾身の「紅」も、もちろん良かったけど、カラオケの練習で「紅」以外を歌うシーンは、素の綾野さんが歌っているような感じで、それも素敵で良かったです♪
聡実役の齋藤潤くんは、狂児に怯えながらも徐々に心を開いていくピュアな少年の感情を繊細に表現していました。悩める思春期の中学生でありながら、家庭で愛されて育った子ども故の素直さや優しさも滲み出ていて愛らしかったです。
ヤクザに囲まれて狂児の腕にしがみつく姿は本当に可愛かった!
屋上のシーンや、カラオケボックスでの「肘さとみ〜」のシーンなど、ほっこりする2人の場面は山ほどあるけど、聡実くんの熱唱とそれを片隅で見ている狂児の顔、狂児が涙ぐむ聡実の肩を抱くシーンが最高に心に沁みました。
終わり方はちょっと切ないけれど、これも青春なのかな。連絡を断って身を引いたところにも、狂児の優しさを感じます。
エンドロール後は、またちょっとほっこりしました。
キャスティング大正解
真面目な合唱部の中学生がヤクザさんに、出会った!っていうシンプルなストーリーが功を奏して、シンプルに面白い。綾野剛さんは天性の人誑しぽいからあってて狂児の人懐っこさと飄々とした風情と熱唱のギャップも楽しい。聡実くんの、冷めててもどこか図太い、でもまだ純真さがある風情がすごく良くて、オーディションで選ばれたっていうのが大正解だったと思う。この両者のキャスティングがはまってるのが大きい。ヤクザの面々も充分子どもぽいことやってるんだけど、聡実の純真さとは違ってて、ちょうど変声期で子どもから大人になるその瞬間みたいなのをうまく捉えてるあたりが好きだった。最近よく思うんだけど、大人って意外に人に優しくしてもらえる機会がないから、狂児は聡実が意外にも親身になってくれてるのちょっと茶化してたけどかなり本気で癒やされたんじゃないかと思ってる。
カラオケ行こかな。
やっぱ紅?
ええ映画
原作既読です。
和山やま作品ファンです。
映画化になると聞き「邦画にし易い内容だが」どうだろうと思っていました。
狂児役が綾野剛と知り、「大丈夫そうだ」と思っていましたが、まだどうだろと思って鑑賞しに行きました。
いや~普通に面白かったし、違和感なく自然に入っていけました。
特に聡実役の齋藤潤くん良かったです。漫画聡実の雰囲気をそのまま持って来てくれたような感じでした。
脚本、演出、キャストなどこの面白い原作の良さを引き出し映画にしようとしている様に思えとても嬉しく、いい感じでした。
バタ臭い感じでなく、なんとも言えないあの『しっとり感』がとても小気味良かったです。
最後方まで坂井真紀が母親とは気づきませんでした。
漫画読んでる時以上に、カラオケで『紅』を歌いたくなってしまいました。
ソプラノの後輩男子が良い
爆笑🤣
ここ最近で1番好き。
予告の段階で面白そうやなって予測はついてたけど、期待を遥かに上回ってきた。
笑えるし泣けるし、最近見た中で1番好きだった。
最後のさとみ君の歌唱シーンで涙。
必死で歌う姿に心動かされてしまった。
YouTubeに公式からアップされてるヤクザたちのカラオケ練習シーンの動画もう何回見たかわからんくらい見た。好きすぎる。
続編作って欲しいな!
傑作になり得た秀作、個人的な1点の残念な点
(完全ネタバレですので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
結論から言うと素晴らしさを秘めた作品だったと思われます。
特に個人的な驚きは、お花畑の森本先生(芳根京子さん)の人物配置でした。
実はお花畑の森本先生は、作品の中盤で、主人公の岡聡実(齋藤潤さん)の声変わりに備えて代役を準備します。
つまり、仮に岡聡実の声変わりが起これば、代役の岡聡実の後輩の和田(後聖人さん)を立てて岡聡実を最後の公演から降ろし、逆に声変わりが影響しなければ和田の方を降ろすという、シビアな備えをお花畑の森本先生がするのです。
即ち、ここで描かれている森本先生は、表面ではお花畑の言動を日頃行っていますが、その根底には(無意識でも)シビアな現実に対しての認識があるということです。
この森本先生の根底に流れる現実のシビアな認識と表面に現れるお花畑の気楽さは、厳しいヤクザの世界を生きている成田狂児(綾野剛さん)のいつも嘘やとぼけた振る舞いにも通じています。
つまり、成田狂児や森本先生などの、現実に対するシビアな認識が根底に流れているからこその表の気楽な態度の人々が、精神的に自立し周りの人々に率直でも誠実な態度を取り続ける主人公の岡聡実を、そしてそれを観ているシビアな現実に生きている映画の観客を、精神的に支え応援しているストーリーになっていると思われました。
それがこの映画を優れた作品にしている大きな要因だと思われました。
しかしだからこそ、最後の主人公・岡聡実が歌うカラオケのシーンでは、岡聡実と成田狂児の回想シーンは要らなかったと、個人的には思われました。
なぜなら最後のカラオケのシーンで観客の心の底に流れるのは、シビアな現実を生きている(映画の中の登場人物を含めた)私達の現実で、決して2人の関係性だけの話ではなかった(だろう)からです。
カラオケシーンの回想シーンによって、残念ながら映画の表現としては(シビアな現実を生きる観客含めた2人以外の他の人物を切り離して)一段浅くなったと個人的には感じました。
このシーンは、歌う岡聡実、ヤクザの組員のそれぞれの表情、部屋の外で岡聡実の歌を聞く成田狂児のカットバックで、十分、シビアな現実に生きる私達を表現できたと思われ、その点でもっと観客を信用して欲しかったと思われました。
その点はマイナスで(私的には)傑作になり損ねた残念感はありましたが、2024年の邦画の秀作の一つであるのは一方で確実だろうとは僭越思われました。
こんなに感動の紅!!
元々、紅は高音の良曲
でも、X Japanでは、endless rainの方が名曲ってイメージですが
今回のこのコメディで泣かされたー😭
わたくし、現在55歳
人生80年から百年時代へ突入
もう、還暦では年寄りのイメージもなくどう生きながらえるか。
そんな時の十五歳は特別。
やっぱ思春期の中3はその時しかなく
一つの小さな事にも必死になれる唯一の青春時代。
それに次の部長候補は厨二病だ。青春。
綾野剛たち、ヤクザのカラオケ大会は毎年の恒例にすぎないが、中3の最後の合唱コンクールは一生に一度
その深さとそれをヤクザのカラオケ大会で熱唱する必死さにチグハグな青春を感じた。
こんなコメディなのにとても感動した
綾野剛も新しい俳優の齊藤潤くんも。
いやー
笑って泣けて良い映画でした
しかし、北村一輝さん出てない作品ないの?ってぐらい
全部に出てるイメージだわ。
こわい人達もつき合ってみれば優しい(←本当はウソ)
和山やまの原作は読みました。あの笑いの微妙さ加減を、実写で表現するのは難しいのではと思っていましたが、なかなかうまくいっているのではないかと思います。狂児役の綾野剛と聡実役の斎藤潤くんのセリフのかけ合いの「間」が、実に完璧です。
脇を固める俳優陣の演技も素晴らしく、特に北村一輝の決めポーズは衝撃的でした。合唱部顧問の先生役の芳根京子のおっちょこちょいぶりも可愛かったし、母親役の坂井真紀の自然な演技もよかった。父親役の宮崎吐夢が、息子に拒否されて落ち込むところなんか、身につまされてもう泣いちゃう寸前でした。
綾野剛がインタビューで、狂児にとっては「体験することができなかった青春の再現」だと言っていたそうだけど、そんなマジメに考えて観賞する映画ではないとおもうけどなぁ。
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