カラオケ行こ!のレビュー・感想・評価
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悪くはないけど絶賛するほどでもないかな
原作未読。絶賛の嵐のような評判だけど特に笑いや感動もなく、普通のコメディ映画という感じでした。昔、映画館で観た「うた魂♪」の方が断然楽しかった思い出があります。
後半のオチが大体読めてしまうんです。予告で重要な場面を出しすぎかな?
青春パートは、若手俳優が初々しくてよかったです。全然関係ないけど、合唱部の副部長の女の子(八木ちゃん?)が中学の副級長に似ていました。
エンドロール後に少し映像があります。ライトコメディと思っていいでしょう。
前提さえ受け入れれば結構面白いコメディ
本作は、和山やまの同名漫画の実写映画化でした。綾野剛がヤクザを演じましたが、彼のヤクザ役と言えば、2021年に公開された「ヤクザと家族 The Family」が非常に印象深く、かつカッコ良くて今でも鮮烈に覚えていますが、本作に出て来るヤクザは、綾野剛演じる成田狂児を筆頭に、お茶目な人ばかりでした。この辺りの設定が微妙だなと思いましたが、さらに微妙なのがストーリーの大前提。成田狂児が属する組のカラオケ好きな組長が、年に一回カラオケ大会を開き、一番下手だった組員に組長自らが下手くそな彫り物を入れる行事があり、唄の下手な狂児が中学校で合唱部の部長を務める岡聡実(齋藤潤)にカラオケボックスで唄の教えを乞うという設定には、リアリティの欠片もありません。この時点で本作を受け入れられなければ、その後のストーリーは全く面白いと感じられないものではないかと思いました。
自分としては、こうした前提にいささかの拒絶感はありましたが、話のテンポが良く、またそもそもメルヘンチックな物語なんだと受け止めれば、それなりに面白かったかなと感じたところでした。
特に、聡実自身の声変わりに端を発する聡実の悩みや、合唱部内での同級生や後輩とのやり取りなどは、観ていて微笑ましい感じだったし、聡実が息抜きに来る映画研究部(鑑賞部だったかな?)で、同級生と「自転車泥棒」などの名作を観ながら本作と名作をリンクさせながらする会話のシーン、そして何よりも狂児がカラオケ大会で唄おうとしたX JAPANの「紅」の英語歌詞の部分を和訳した内容が、聡実の狂児に対する感情をそのまま表しているようになっていたことなど、中々良かったと思います。
というか、中盤以降の展開は、狂児と聡実の年の差BLコメディと言って過言ではなく、綾野剛と齋藤潤という美形男優の起用は、大成功だったのではないかと思うに至った次第です。加えて、聡実のオトンが買ってきた派手派手な傘やお守り、薬漬けで波紋になった元組員との絡みなど、そこかしこに張られた伏線が、続々と回収されて行く爽快感も感じられました。
そんな訳で、話の大前提についての疑問は残りつつも、それさえ受け入れてしまえばそこそこ面白いBLコメディだったので、評価は★4とします。
クライマックス最高です
笑ってホッコリ
笑った笑った。
すこしホッコリ。
野木亜紀子さんのセンス・言葉選びによるものなのか、原作によるものなのかわからないけど、喋り過多にならずに、感情が伝わってくるセリフの使い方が上手い。
ヤクザ役が皆、出オチ感。
相変わらず北村一輝のヤクザらしさが素晴らしい。
説得力が若干弱いのは、歌が下手な演技をしているけど、綾野ってわりと歌は悪くないってところか。
いまは役者に専念しているが、バンド活動や作曲など、ミュージシャンだった過去があるくらいで、本質的には上手いのよね。
綾野ファンには、陶酔したカラオケ顔の綾野が見られて美味しい作品になっているかと。
聡実役の齋藤潤がかなりよい。
彼の声変わりで上手く歌えなくなって悩む姿が演技なのか、素なのか分かりませんが、本作最大の収穫(『町田くんの世界」のときの細田佳央太を思い出しました)。
原作を知らなくても
主人公の精神的成長にドキドキしました。映画が進むにつれ、自身の広角が上がっていきました。
「紅」の和訳の使われ方にも
感動しました。
聡実君の「紅」の歌唱は変声期中の収録だからこそだったのでしょう。
最後、リトグリの「紅」はない方がよかった、合唱だけか主人公達の歌ではダメだったのでしょうか?
楽しい映画でカラオケに行きたくなりました。
ひじ聡実!
和山やま先生の同名コミックスを山下敦弘監督が実写化。
原作も面白くて大好きですが「カラオケ」がキモになるストーリーなので、実際に歌唱が聞ける映像化は強みになっていましたね。
久々に原作超え?!の作品になっていたと思います。
原作の良さを最大限に引き出しており、加えて映画オリジナルパートがこれ程までに効いているなんて!!
山下監督と脚本家野木さんのセンスが光っていました!脱帽!
変声期に悩む合唱部部長、
中3の聡実(齊藤潤君)と、歌が上手くなりたいヤ◯ザの狂児(綾野さん)の物語。
あり得ない出逢いから奇妙な友情が芽生えていく2人。。。
狂児は「紅」一択!!
最初、そんなにヘタじゃないじゃん。と思うのだが、、、
「紅だぁぁーーーー!!」絶叫からのアップテンポになった途端にヒドイww
「裏声が気持ち悪いです」(°▽°)
綾野さん、歌ヘタじゃないと思うけど、絶妙にヘタな演技が上手くて笑う。
「愛にイナズマ」に似てますねw
上手い人がヘタな演技を見事に演じてるw
最初、狂児を怖がっていたり戸惑っていたりした聡実君が、徐々に心を開いていく様子も面白い。
(お部屋の寿司時計がツボw)
文句を言いつつ"鶴・亀"の傘もちゃんと使っているし、お父さんお母さんにも優しい聡実君。。いい子♡♡
ちょっとツンツンしているのも可愛らしかった(^。^)
合唱部メンバーも良い味出してました。
2年生ソプラノボーイ和田君(後聖人君)
君の気持ち分かるよww
ややこじらせていたけれど、一生懸命なんだよね(^。^)おばちゃんは君を応援していたよ♪
中学生にしては人間が出来すぎている!頼りになる副部長中川さん(八木美樹ちゃん)
子守り、お疲れ様だったね(^ ^)
考えていない様で考えている?!実は凄い先生なんでは?!の元気で明るいももちゃん先生(芳根京子ちゃん)
他にも映画部の男の子もナイスキャラ!映画のチョイスが渋い!将来は映画監督か?!
私もこんな部活入りたかった(^。^)
更に、歌ヘタで上手くなりたいヤ◯ザの面々もお笑いパートを盛り上げていた。
皆んなもろヤ◯ザな風貌だけど、歌った時のギャップと選曲が最高でした!
「残酷な天使のテーゼ」爆笑!!!
唐田(やべさん)?
小林(橋本さん)?どっちだったか忘れたが、歌の感想を聞かれた聡実君。
「声が汚いです」「クソです」
「それ悪口じゃねーか!!」と怒鳴られてビビって、狂児の腕にしがみつく聡実君が可愛過ぎた♡
なんやかんやで続いていく2人のカラオケ個室での密会。
だんだんと上手くなっていく狂児。
聡実君が選んだ、狂児の声質や音域に合った曲ならば中々様になってきた。
しかし「紅」は譲れない!!w
本番は何を歌うのか、、な??
お楽しみです(^。^)
私的に「3代目米津玄師」がハマっちゃってツボっちゃって声出ちゃったんだけど、他の方笑ってなくて堪えるのに必死でしたw
ラスト間近でのまさか!!の展開も見所です。騙されるよね〜(^。^)
しかし、しかし、聡実君の「紅」
には泣かされましたよぉーーー!
声が枯れても!裏返っても!
最後まで、狂児のために一生懸命に歌い終えた姿には感動しちゃったよ( ; ; )
聡実君演じた齊藤潤君。天才!とても良かったです。可愛い可愛い♡
聡実君のキャラもたまらないんですよ!クールなメガネ男子で合唱に捧げた青春なんていいね♪
ちゃんと謝れる所も素敵でした。
映画部幽霊部員なのもプラス要素♡
決して同級生女子にはモテないだろうけど、理想の息子♡です。
笑って泣けて、ほっこりできる。
正に「青春も延長できたらいいのに」
な、作品でした♪
エンドロール後におまけあるので最後まで観てね。
「紅」初めてきちんと聴きました。
泣ける映画だったことに驚き‼︎思わぬお買い得な映画でした(試写会だ...
紅だああああああああああああ
紅だああああああああああああ
齋藤潤君のカラオケ熱唱は良かった!!
齋藤潤君の「紅」熱唱は良かったですが、1曲だけでは物足りず、「Silent Jealousy」「Say Anything」「Rusty Nail」等も聴きたかったです。中学生とヤクザのどちらにも入り込めず、動機が薄く感じてストーリーはあまり面白くなかったです。ヤクザが学校に現れても男性教師に注意されたりしないのも、かなり緩く感じました。合唱部員役の八木美樹さんが美しく、せっかく芳根京子さんが出ているのに、同系統の美人顔の為、芳根さんの印象が薄かったです。原作ものなので女子がカラオケで歌うシーンが無いのでしょうが、例えば「味園ユニバース」のようにもう少し高揚感があったり、所謂カラオケバトルのような各人の上手い歌唱を堪能できて、タイトル通り楽しい気分になる内容にアレンジされていたら良かったと思います。ヤクザ達の声が個人的にとても嫌でしたし、大人達は皆ネタみたいな歌い方で微妙な時間でした。カラオケ合間のCM映像が無いカラオケルームが、静かで良かったです。エンディング曲も上手かったです。
老若男女が楽しめる娯楽映画!
紅
原作は未読で鑑賞。2023年試写会の締めくくりは今作でした。
とても上質な実写化でした。おそらく原作のテンポはそのままに、コメディなところを過剰に演出しないで役者に託していたのが良かったですし、そのコメディが全てヒットしていったので楽しかったです。
ヤクザと中学生という交流の無さそうな2人が出会うすれ違いコントのような形式が映画の尺にもピッタリハマっていて良かったです。
歌を上手くなりたいヤクザの狂児と、合唱部の部長を務める聡実くんが偶然出会ってカラオケに行くという不思議な縁で生まれた2人や周りを巻き込んだコメディ映画でした。
最初は遠慮がちだった聡実くんが、最初は小さな指摘だったのが、どんどん気になる点が増えていって乱暴な言葉を使い出すのが面白かったです。
ヤクザの面々は皆々揃って課題が多かったので、最初の方はしっかりした指摘だったのに、もう面倒くさくなって「カスです」と言い放ったシーンは劇場もドッと湧いていました。
狂児はコワモテかつ中々に危なそうな行動を取るけれど、歌を上手くなりたい一心で聡実くんを誘ったもんですから、常に低姿勢ですし、気配りもできてますしで、そのギャップに萌え〜な展開が続くのも良かったです。
綾野剛さんは「花腐し」でも歌上手いな〜と思っていたので、今作では様々な楽曲を披露してくれるので贅沢なもの観れてるな〜と余韻に浸れました。その合間合間にぶち込んでくる「紅」が笑いとして機能しているのが最高で、どんどんそれを待っている自分がそこにはいました。
オーディションで大抜擢された齋藤くんが実際に声変わりしているというところを作品に最大限活かしていたのも素晴らしくて、声変わりだからこその苦悩をしっかりと作品内で提示していましたし、声の変化に悩みながらも大切な狂児への想いを込めて熱唱する「紅」は痺れました。映画が終わった後も頭から「紅」が離れませんでした。無限ループです笑
原作の続きはファミレス行こ!となっているので、エンドロール後の映像とも関連あるんだろうな〜とワクワクしながら原作を読み倒そうと思います。
鑑賞日 12/28
鑑賞時間 19:00〜20:50
座席 G-7
男の友情!
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