「面白かった。嫌なことがあった日に、何回でも見れて、笑えて元気になる作品。」カラオケ行こ! 山川夏子さんの映画レビュー(感想・評価)
面白かった。嫌なことがあった日に、何回でも見れて、笑えて元気になる作品。
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漫画が原作だそうですが、面白かった!
綾野剛さんのヤクザ、久しぶりに見た気がします。
でも、綾野さん、いい人生を送っていらっしゃるのか今回の役どころのせいなのか、
ヤクザなのに怖くない…。まあ、いいか、カラオケの話だし♪
中学の合唱部の部長でボーイソプラノの岡君が、むちゃくちゃ可愛い~!
もうすぐ「男」になってしまう直前の変声期前の男の子って、変声期が終わったら、「常に七人の敵がいる」とかいう男の世界の序列に否が応でも入ってしまうのだろうし、素直にまっすぐ育った少年岡君が愛おしくてたまりません。
綾野さん演じるヤクザ成田狂児は40代くらいでしょうか。岡君のお父さんの年代の人だと思いますが、しかもバイオレンス上等のヤクザ、いわば「男の中の男」。親子のような年齢差の岡君と狂児の関係が、岡君が歌の師匠、狂児が弟子という、ヤクザは師匠をむちゃくちゃ大切にして、しかも子供だし、岡君むちゃくちゃ素直で可愛いし、最高!
綾野さんのヤクザが、あまり怖くなくて、子供と一緒にいるからなんでしょうけれども、もしかしたら、やっぱりヤクザだし、怖いのかもしれないなあ、という匂わせも、ところどころあって、それがブラックジョーク的にスパイスが効いていて、でも安心して笑えます。
よくできてる映画でした。
面白かった~♪♪
嫌なことがあった日に、何回でも何回でも繰り返し、見れます。
また、見たい!!
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