「ひじ聡実!」カラオケ行こ! ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
ひじ聡実!
和山やま先生の同名コミックスを山下敦弘監督が実写化。
原作も面白くて大好きですが「カラオケ」がキモになるストーリーなので、実際に歌唱が聞ける映像化は強みになっていましたね。
久々に原作超え?!の作品になっていたと思います。
原作の良さを最大限に引き出しており、加えて映画オリジナルパートがこれ程までに効いているなんて!!
山下監督と脚本家野木さんのセンスが光っていました!脱帽!
変声期に悩む合唱部部長、
中3の聡実(齊藤潤君)と、歌が上手くなりたいヤ◯ザの狂児(綾野さん)の物語。
あり得ない出逢いから奇妙な友情が芽生えていく2人。。。
狂児は「紅」一択!!
最初、そんなにヘタじゃないじゃん。と思うのだが、、、
「紅だぁぁーーーー!!」絶叫からのアップテンポになった途端にヒドイww
「裏声が気持ち悪いです」(°▽°)
綾野さん、歌ヘタじゃないと思うけど、絶妙にヘタな演技が上手くて笑う。
「愛にイナズマ」に似てますねw
上手い人がヘタな演技を見事に演じてるw
最初、狂児を怖がっていたり戸惑っていたりした聡実君が、徐々に心を開いていく様子も面白い。
(お部屋の寿司時計がツボw)
文句を言いつつ"鶴・亀"の傘もちゃんと使っているし、お父さんお母さんにも優しい聡実君。。いい子♡♡
ちょっとツンツンしているのも可愛らしかった(^。^)
合唱部メンバーも良い味出してました。
2年生ソプラノボーイ和田君(後聖人君)
君の気持ち分かるよww
ややこじらせていたけれど、一生懸命なんだよね(^。^)おばちゃんは君を応援していたよ♪
中学生にしては人間が出来すぎている!頼りになる副部長中川さん(八木美樹ちゃん)
子守り、お疲れ様だったね(^ ^)
考えていない様で考えている?!実は凄い先生なんでは?!の元気で明るいももちゃん先生(芳根京子ちゃん)
他にも映画部の男の子もナイスキャラ!映画のチョイスが渋い!将来は映画監督か?!
私もこんな部活入りたかった(^。^)
更に、歌ヘタで上手くなりたいヤ◯ザの面々もお笑いパートを盛り上げていた。
皆んなもろヤ◯ザな風貌だけど、歌った時のギャップと選曲が最高でした!
「残酷な天使のテーゼ」爆笑!!!
唐田(やべさん)?
小林(橋本さん)?どっちだったか忘れたが、歌の感想を聞かれた聡実君。
「声が汚いです」「クソです」
「それ悪口じゃねーか!!」と怒鳴られてビビって、狂児の腕にしがみつく聡実君が可愛過ぎた♡
なんやかんやで続いていく2人のカラオケ個室での密会。
だんだんと上手くなっていく狂児。
聡実君が選んだ、狂児の声質や音域に合った曲ならば中々様になってきた。
しかし「紅」は譲れない!!w
本番は何を歌うのか、、な??
お楽しみです(^。^)
私的に「3代目米津玄師」がハマっちゃってツボっちゃって声出ちゃったんだけど、他の方笑ってなくて堪えるのに必死でしたw
ラスト間近でのまさか!!の展開も見所です。騙されるよね〜(^。^)
しかし、しかし、聡実君の「紅」
には泣かされましたよぉーーー!
声が枯れても!裏返っても!
最後まで、狂児のために一生懸命に歌い終えた姿には感動しちゃったよ( ; ; )
聡実君演じた齊藤潤君。天才!とても良かったです。可愛い可愛い♡
聡実君のキャラもたまらないんですよ!クールなメガネ男子で合唱に捧げた青春なんていいね♪
ちゃんと謝れる所も素敵でした。
映画部幽霊部員なのもプラス要素♡
決して同級生女子にはモテないだろうけど、理想の息子♡です。
笑って泣けて、ほっこりできる。
正に「青春も延長できたらいいのに」
な、作品でした♪
エンドロール後におまけあるので最後まで観てね。
ゆきさん
共感&コメントありがとうございます。『三代目米津玄師』と映画部の彼、よかったです!それに傘や時計なんかの小ネタ満載、いいセンスです。彼らもウン十年後、ワダみたく当時の多感な「壊れそうなものばかり集めてしまう」ガラスの10代を肴にお酒を酌み交わす時が来るのかも!そんな彼らの心にも(聡実くんほどではないにしても)『狂児』が刻み込まれていることでしょう!いい映画でした。
肘をついて食べるなにはドキッとしました。昔、言われたことある世代なので。
冷凍ピラフだと思っていたら、チャーハンだったんですね。どっちにしろ、チンですが。
カラオケはディープパープルメドレーを歌って丸2日間声が出なくなってからやってません。
こんにちは
共感をありがとうございます。
あの「映画部」うらやましい。。会うのにアポ無し、お互い空気みたいで映画を見ながらぼつ、ぼつと話す、黙っていても気詰まりではない、ああいうのがコドモ時代のトモダチだったと思い出しました。
ゆきさん 、いつも共感とコメントありがとうございます。
そうなんですよね「映画を見る部」の彼よかったですよね。
レビューに書き損ねていたのですが、ぼっちの彼と波長の合っていた聡美クンも、やはりボッチ族だったんだろうな…と思い。
だからこそ、狂児という“友人”ができたことを、少々訝しがったり、面倒くさいと思いながらも受け入れることができたのかなぁ、と思ったです。
『ゴールデンカムイ』のレビューも拝読しました。
どうにも『キングダム』とイメージが被りそうなので、鑑賞を控えていたのですが、ゆきさんや他の方々のレビューを読んで、それは「大きな過ちやで!」と思い直しました。
私も近日中に観に行ってみますね。
>あり得ない出逢いから奇妙な友情が芽生えていく2人。。。
ココが本作のポイントですね。
有り得ないところから友情まで、違和感なく、それなりに持ってくのは結構難しいと思いますが、カラオケというアイテムと、綾野剛と斎藤潤のキャラが奇妙に噛み合っていて、ラストの聡美の紅歌唱はGoodでした。熱いものが込み上げてきました。
では、また共感作で。
ー以上ー
こちらにもありがとうございます。
自分も一人でクスクスやってましたよ。
冷静ながらしっかり「米津玄師は一代しかいない」とツッコむ聡実くんも、やはり大阪人。
カラオケ行きたくなりますね。(『紅』は歌えませんが…)
共感&コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、巻き戻すことのできないもののほうがきっと多いですよね。だから、聡実との出会いは、狂児にとって特別なものになったんじゃないかなと思います。聡実役の齋藤潤くんが本当によかったですよね。
コメントありがとうございます。
そうなんですよー齋藤くん、私は最初、今見てるドラマの子だ!と思って調べて初めて「正欲」にも出てたことを認識しました。
「正欲」の中学生役の場面自体はよく覚えていたのですが、雰囲気違ってて情報で知るまで分かりませんでした。
失礼します 多分 やべさんが カスです。と言われてカモ🦆です。違ってたらごめんなさい。違うカモ🦆
齋藤くんの 紅 は 扉越しに聴く成田狂児役の綾野剛さんの表情 当然カラクリを知ってる組長北村一輝さんの表情
で感動の共演でした。映画部ナイスキャラですね。モテないけど 反抗期を感じさせない理想の息子 同感です👍👍😊
コメントありがとうございます。
綾野剛の汚い裏声で、思い出したくない自分の過去が蘇ってきました。
それにしても、新星現るですよね。
斉藤潤君のこれからが楽しみです。