「歌も踊りもないインド産クライムアクション」ヴィクラム カール@山口三さんの映画レビュー(感想・評価)
歌も踊りもないインド産クライムアクション
ヴィクラム Vikram
正直、全く面白くない。
髭面のビヤ樽体型男達が麻薬を巡っての醜い争いごとに息子や妻、親戚を殺された元公安関係者が巨大な麻薬組織に立ち向かうよくあるクライムアクションなのだ。
しかも、この話は続編があるがあり、元影のテロ壊滅組織の司令官の孫の名前がヴィクラム。
本編では、生後3ヶ月…
つまり、次作でヴィクラム暴れまくることが、ラストで知れる。
そして、その本命の強敵ローレックス麻薬王の凶暴も知れるのだ。
何しろこの麻薬の原材料を齧るとゴジラのように凶暴になるのだ。
最近のインド映画三本ともこの作り方ですな。
そして、結末が不可解。
…続編が待ち遠しい。
確実にインド国民はバカにされている。
麻薬、暴力、汚職、封建社会、親子、ヒーロー、続編…
世界一の人口14.5億人を惹きつけるシネマ作りのコンセプトが変わって来た。
インド神話ものが観たいなぁ
あれこそがインド人しか作れないシネマだよね。
( ・∇・)
ヴィクラム Vikram
インドの国民的スター俳優カマル・ハーサンが製作・主演を務め、「JAWAN ジャワーン」のビジャイ・セードゥパティと「プシュパ 覚醒」のファハド・ファーシルと共演したクライムアクション。
麻薬組織のボスと無職の中年男性、特殊工作員が繰り広げる三つどもえの戦いを壮絶なアクションで描く。
チェンナイで覆面姿の集団による3件の連続テロ事件が発生。
特殊工作員アマルは、街のギャングを牛耳る麻薬王サンダナムが事件に関与していると考える。
一方、サンダナムは縄張り内で消えた2トンものコカイン原料を探していた。
捜査を進めていくうちに、アマルは2番目に殺害された無職の男カルナンのことが妙に気になりはじめる。
カルナンには警察官である義理の息子がいたが、彼も同じテロリストたちに殺されていた。
「マスター 先生が来る!」「囚人ディリ」のローケーシュ・カナガラージが監督・脚本を手がけ、
インド映画界で活躍する双子のスタントマン、アンバリブ(アンブマニ&アリブマニ)がアクション監督を担当。
ヴィクラム
Vikram
2022/インド
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