超伝合体ゴッドヒコザのレビュー・感想・評価

ー　平成１８年、私が住む都市から隣町の額田町と、幸田町に合併を持ち掛けた事がある。額田町は、合併に応じたが、幸田町はアッサリと、その申し出を断った。
　　理由は明白で、幸田町には自動車部品の大企業や、S社、最近では大人気のエアウィーヴを製作している会社があり、財政が豊かなのである。
　　それにしても、町の商工会議所の青年部が映画を制作し、全国公開するとは・・。
　　恐るべし、幸田町である。－

◆感想

・劇中には、１度ならず、２度、３度と訪問した場所が次々に映し出される。可なり嬉しい。
ー　竹島水族館、市役所、道の駅筆柿の里幸田、頻繁に出ていたステージがある、幸田町民会館（ここは、立派な図書館や立派なコンサートホールがある・・。）ー

・それにしても、メインストーリーと並行して、あそこまで幸田の名所、店を堂々と紹介した町興し映画は初めて見た。
ー　あそこまで、割り切って紹介されると、却って清々しい。

・メインストーリーは４００年前に、シャチホコ―ン（名前に脱力する。）と幸田町と言えばこの人”大久保彦左衛門”をキャラにしたゴッドヒコザの対決から始まり、現代に場を移すのだが・・。

＜舞台挨拶の回を見に行ったのだが、まさかの満席！で（多分、殆ど幸田町の方々と思われる。）皆さん、楽しそうに鑑賞されていた。
　マア、映画としての出来は、寛容な心で観て頂きたい作品である。＞

コメディの要素を含んだ、町起こし作品
発想がなかなか面白い

ちばる食堂が幸田町に進出してるということをこの映画で初めて知りました。ありがとうございます。どっかで行きます。
愛知県幸田町の夢と希望と歴史と名誉と名古屋への対抗心を全面に打ち出した超大作。一見してよくある戦隊モノと思いきや、消防カレーとか竹島水族館とか地元観光アピールが全力過ぎて幸田町行きてえという気持ちしか起きなくなる。
ところで企画が幸田町商工会とかどういうことなんだ。名古屋民的には嫉妬しかない。

愛知県額田郡幸田町を舞台に、ご当地の英雄大久保彦左衛門に絡めてみせるおふざけ特撮ヒーロー物語。

寺の境内で拾ったコケシで変身し、下水溝から湧いて出て来たもにゃもにゃが乗っ取ったベロベロオヤジやその手下と闘う大久保彦左衛門の子孫というストーリーで、ご当地ネタをふんだんに織り込んではいるけれど、ご当地や協賛社に忖度しているのか踏み込みが浅かったりキレが悪かったり。

正直なところ笑ったのは前半の手足無しと、くど～い〇〇ラッシュからのどちら様で？なアイドル登場ぐらい。

悪ふざけしてなんぼでしょうに…。