「少しわかりにくい点があるので、要予習かな。」1640日の家族 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
少しわかりにくい点があるので、要予習かな。
今年219本目(合計495本目/今月(2022年7月度)31本目)。
タイトルだけではわかりにくいですが、フランス映画です(英語は大半出ません)。
日本では「里親制度」と「養子制度」のどちらも存在しますが、圧倒的に知られているのは後者であるものの、映画で扱われているものは前者で、似ている部分も違う部分も結構あるので、やや予習必要かな…というところです。
ただ制度がどうあれ、(作話でも実話でも)この手のストーリーは「当該子供の意思を尊重して子供が(特に、精神的に)成長する周りのサポート」が重要なのであり、この部分について丁寧に描写がある(逆に、悪人という悪人は存在せず、一方でドキュメンタリー映画とは違う一方でアクション映画でもないので、ストーリーが若干退屈と思う人はいるかも)ので、今週は迷ったらおすすめかな…というところです。
細かいところで気になった点もあるものの(里親の認定などに関する行政・司法の制度が日本と異なるようなのに、字幕上の説明がないため、推測する必要が生じる)、趣旨として言わんとすることは理解可能なので、フルスコアにしています。
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