劇場公開日 2022年7月29日

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「里親って養育費をもらってるのかな?」1640日の家族 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5里親って養育費をもらってるのかな?

2022年7月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

幸せ

1歳6ヶ月のシモンを里子として迎え入れたアンナと夫のドリスは、2人の実子とシモンを兄弟のように育て、4年半を幸せな家族として過ごしていた。ある日、シモンの実父エディがシモンを自分で育てたいと申し出たため、アンナたちが家族でいられる時間が迫り、アンナや兄弟と別れたくないシモンや家族の葛藤を描いた話。

フランスの里親制度がどういうものかイマイチ理解できず、あんなに嫌がってた子ども本人の意思より実の親の意思が尊重されるのがよくわからなかった。
もしかして、里親って養育費を国か自治体からもらって保育所的な仕事としてやってるのかな?それならこの話もわからないではないが。
もし無償のボランティアとして里親やってるのなら少しは里親の意思も尊重されるべきだと思った。
なので、仕事なのかボランティアなのかで見方が変わると感じた。
次男のジュールは髪が長く可愛い顔してたから女の子かと思って観てたから、水着に違和感が有ったけど、男の子なら納得。
いずれにせよ、フランスの子どもを大切にする制度は日本の児童相談所や児童養護施設なんかより良い点が多いと思った。
それで、日本の里親制度を調べてみたが、制度としてはこの作品に出てくるようなものが有るようだが、違いがイマイチわからなかった。
映画って、単に面白かった、だけではなく、特に海外の作品は観て日本との違いを知れる面でも素晴らしいとあらためて思った。

りあの
りあのさんのコメント
2022年8月4日

mamiさん
解説ありがとうございます。
やっぱりそうなんですね。
仕事として里親なんですね。
それなら割り切らなきゃいけないんどろうけど、そこが難しいところなのかもしれないですね。

りあの
mamiさんのコメント
2022年8月4日

いきなりすみません。映画館に資料が掲示してあって、フランスでは里親制度に養育費が支給されるそうです。その代わり期間や、個室を与えるなど細かいルールがあり、「仕事」として成り立っているとか。それでもあっさり割り切れるものではないんでしょうね。

mami