インディ・ジョーンズと運命のダイヤル : 特集
世界はなぜインディに魅了されてきた?→すべての答え
は“最後にして最大の冒険”に詰まっているので劇場へ
GO!傑作の予感――映画.com編集部の期待度もMAX!!
“最高の冒険映画”って何?
こんな質問に、筆者が真っ先に思い浮かべるのが「インディ・ジョーンズ」。“アドベンチャー映画の代名詞”とさえ思っている。
6月30日公開の「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」は、そんなレジェンドシリーズの新作。“待ちわびていた”という言葉が、こんなに相応しい作品はない。だって前作から15年ぶりの公開ですよ!? しかも描かれるのは“最後にして最大の冒険”!? これまでの冒険を見届けてきた人であれば「封切り→映画館直行」は確実ですよね。
では、過去作を見たことがない人はスルーでOK? いやいや、ちょっと待ってください。それは超もったいないです。
「インディ・ジョーンズ」シリーズは“至高の映画体験”が確実に味わえる超良質エンタメ。どの作品も面白い。ということは、今回もそのクオリティは維持されていて……しかも、これまで以上の興奮が待っている予感!! 理由を知りたい人は、本記事をご一読ください!
【最後にして“シリーズ最高!”の連続】
みんな大好きインディの“全部”が入っている
日に日に拍車がかかる「本編が観たくてたまらない」という欲求――毎日「本予告」をリピートしていると“ある事実”に気づいた! それは「運命のダイヤル」には、やはりインディの魅力が“全て入っている”ということ。つまり、極論すれば、過去作を観ていなくても十二分に楽しめるのだ!このパートでは、最新作の魅力のなかでも、特に注目してほしいポイントをピックアップします!
【シリーズ最高!の期待値①】集大成での“格好よさ” ハリソン・フォードが“最後のインディ・ジョーンズ”
インディは、フォードにとって「スター・ウォーズ」のハン・ソロと並ぶ当たり役。陽気でセクシー&ユーモラス、ハードボイルドでロマンチックな一面も垣間見える。フォードが、その“さまざまな顔”を自在に体現してきたからこそ、唯一無二のキャラになったと言えるだろう。
インディを演じるのは「(本作で)最後」と宣言しているフォード。その仕上がりは「タフで長く過酷だったが、完成した映画にはとても満足している」と自負するほど。長年演じ続けることで熟成された表現や演技の深み……これが予告だけでひしひしと伝わってくる! フォードのキャリア到達点と言いたくなるほどの“格好良さ”に痺れる&震える――!!
【シリーズ最高!の期待値②】今回も10分に1回はピンチ?魅力的なキャラクターたち×危機的状況に期待大!
インディの魅力は“最高のヒーロー”でありながら、決して“無敵”ではないという点にある。危機的状況をギリギリで脱したり、肉弾戦ではズタボロになりながらも、最後の最後で会心の一撃を決める。ありとあらゆる逆境を類まれな勇気と機転で乗り越えていく。そんな姿が、やっぱり魅力的だ。
しかも、この大ピンチは“約10分に1回待ち受ける”。常にハラハラしっぱなしで息をつく暇もない! 予告を見る限り、今回のインディは世界を駆け巡りながら、陸・海・空と全方位で活躍。ということは、ピンチのバリエーションも激増!? これは気を引き締めておかないと……。
そして“相棒”の存在にも注目! 過去作を振り返ってみると、インディは相棒の活躍がなければ“THE END”な場面が多かった。今回の“相棒”ヘレナは「インディが名付け親」「父親とインディに関係性あり」という背景がわかっているが……きっと思わぬ形でインディの窮地を救ってくれるはず!
【シリーズ最高!の期待値③】究極の秘宝×因縁の宿敵 ロマンあふれる世界観&緊迫の謎解きストーリーが◎「インディ・ジョーンズ」に登場する“秘宝”は、魅入ってしまうものばかり。十戒が刻まれた石板を収めた箱「聖櫃(アーク)」、聖なる石「サンカラ・ストーン」、キリストの血を受けたとされる「聖杯」、謎のミイラ「クリスタル・スカル」。安易に取り扱えば死を招く“デンジャラスアイテム”だらけだったが、今回の「運命のダイヤル」も相当ヤバそう……!
「運命のダイヤル」は、インディが“生涯をかけて探し求めてきた”という究極の秘宝で“人類の歴史を変える力”を持っているらしい。“最後にして最大の冒険”の目標としては、最適のアイテム! これをインディが手にした時、シリーズ最大級の驚きと感動が訪れるはずだ。
そして、ヴィランの存在が物語を一層盛り立てる! 今回、行く手を阻むのは、元ナチスの科学者フォラー(演じているのは、日本でも大人気のマッツ・ミケルセン!)。インディとは“深すぎる因縁”があるらしいのだが、真の目的は現段階では不明。「運命のダイヤル」がもたらす“奇跡”とは? インディと宿敵フォラーの間には何が起こったのか? この真相が気になりすぎて、夜も眠れない……公開日、早く来てくれ……!!
【シリーズ最高!の期待値④】絶体絶命を体感!無条件にアガる“ハラハラアクション”てんこ盛り
予告には「過去作のオマージュ?」と感じるシーンが多数登場。例えば“巨大な丸い岩が転がる”という要素は「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」(第1作)、飛行機ダイブは「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」(第2作)。過去作の“見どころ”を濃縮して組み込んでいる!? 本作を観るだけで、シリーズ全ての“旨味”を味わえるのかも!
そしてそして、新アクションにも大興奮! 街中を馬で疾走! トゥクトゥクで追走劇を繰り広げ、車から車へと飛び移るカースタントも! インディのアイコン“牛追いムチ”が銃を持った輩たちを退けるなど、視覚的にも楽しい場面のオンパレードだ。
次から次へと見せ場が続き、何度も訪れる“絶体絶命のピンチ”。つまり、観客はドキドキワクワクの大冒険を疑似体験することになる。だからこそ、映画館での鑑賞を猛プッシュしておきたい。大スクリーン&迫力のサラウンドであれば“アクション・アドベンチャー”としてのレベル&没入感は格段にアップする!
【シリーズ最高!の期待値⑤】聞けば一瞬でテンションMAX!心躍るテーマ曲が冒険の興奮を100倍にする
「インディ・ジョーンズ」を1本も観たことがないという方でも、予告の1分10秒あたりに流れるメロディを聞いたことはないだろうか?
この超有名テーマ曲は「レイダース・マーチ」。手掛けたのは、映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズだ。
どのくらい“凄い人”なのかというと「ジョーズ」「E.T.」の音楽を担当し、「スター・ウォーズ」「ハリー・ポッター」のテーマ曲も作っている。“凄い”というより“凄すぎる”。そんな人物が引き続きシリーズに参加し、新たな音楽を書き下ろしているのだ!
ちなみに「レイダース・マーチ」は、インディの起死回生シーンで使用。“大逆転”の光景も相まって、メロディが聴こえた瞬間の昂ぶりといったら……生涯忘れられない瞬間になります。この衝撃を体感する。それだけで劇場に行く価値があるんです!
【最後=クライマックスだけは劇場で見たい!】
公開前の時点で、映画.com編集部の期待はすでにMAX!
映画.comでは、筆者と同様に「公開日はまだか……早く観たい…!」と“心の声”が漏れまくっているスタッフが続出中。しかも、編集長からは現時点で「初日に観る」宣言が飛び出している……! ここでは、そんな“公開が待ちきれない”スタッフ&編集長のコメントを紹介しよう!
●予告編を見るたびに、少し泣いてしまいます(20代女性スタッフ)
何度も映画を見返していた“あの頃”から、いまは映画業界の一員として、インディの最後の冒険を見守る。そんな背景もあり、予告編を見るたびに、少し泣いてしまいます。「レイダース」から40年が経ってもなお、ハリウッドの第一線で活躍し、夢を与え続けてくれるハリソン・フォードの偉大さを噛みしめつつ、
●「運命のダイヤル」を観たとき、僕の新たな人生が始まる(30代男性スタッフ)
シリーズ最新作は“最後の冒険”。
この「運命のダイヤル」を観たとき、僕の新たな人生が始まる…そんな予感に、逸る気持ちが抑えきれない。 「インディ・ジョーンズ」といったらなんといってもテーマソング! あの曲を聴くだけで気持ちは夢の国に飛んでいきます。 しかも、予告編では地下鉄を馬で走っている……今まで見たことがない冒険が待っていそう……! 安全ベルトをちゃんと締めて映画館に臨みたいと思います! 学生の頃、歌舞伎町で「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」をオールナイトで見て以来、ずっとそうでした。 個人的に「スター・ウォーズ」からは卒業しましたが、「インディ・ジョーンズ」からは卒業できないでしょうね。今作は、ディズニー傘下となって、初めての「インディ・ジョーンズ」。スピルバーグが監督しない、初めての「インディ・ジョーンズ」。それはそれで、どんな仕上がりになっているのかめちゃめちゃ楽しみです。 「運命のダイヤル」は、過去作を観ていなくても“十二分に楽しめる”と前置きしてみたが、やっぱり「インディ・ジョーンズ」シリーズはどの作品も“猛烈に推せる”。それは何故か――このパートでは、理由を説明しよう。 「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカス(原案・総指揮)、「ジョーズ」「ジュラシック・パーク」のスティーブン・スピルバーグ(監督)が世紀のタッグを果たし、そこに名優ハリソン・フォードが主演として参加! こうして誕生したのが、名キャラクター、インディ・ジョーンズだった。 映画は「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」が製作。世界中で大ヒットし、その後、ありとあらゆるコンテンツに多大な影響を与えまくった“記念碑的作品”だ! そして“猛烈に推したい”理由が、以下の“刺激”が全作に共通しているということ。 ・クールでダンディでユーモラスで……極めつけは色気もムンムン インディは“全人類が憧れる超人気者” ・1回みたら脳にこびりついて忘れられない! 極悪非道の悪役&頼れる相棒たちのキャラが立ちまくっている ・10分に1回は「もう終わりだ…」と“絶体絶命のピンチ”襲来! どうクリアする? アトラクション的展開に全身が痺れる&大興奮 ・世界の超有名スポットで大暴れも! 絶景も楽しめて、世界旅行気分に浸れる極上の映像が◎ ・観た瞬間にワクワク不可避、トキメキ止まらない! 超絶パワーの秘宝など、みんな大好き“古代ロマン”あふれる大傑作! つまり、どの作品でも、心拍数倍増し&手に汗握る仕掛けが100%約束されている。興奮必至の光景を何度も潜り抜け、最高のクライマックスへ!古参ファンはもとより“インディ初心者”でさえ十二分に楽しめる“最高峰のアトラクションムービー”となっている。 「運命のダイヤル」でも、上記の“刺激”は確実に押さえられているはず。しかも“最後にして最大の冒険”なので、これまで以上のスケール感になっているかも!? まだまだ語りたいことはありますが、ここで総まとめ。「インディ・ジョーンズ」シリーズは、“1作品だけでも十二分に楽しめる”テイスト。なので「運命のダイヤル」だけの鑑賞でもまったく問題なし!ということだけは、再度お伝えしておきます(過去作に興味を抱いた方は、ディズニープラスやBlu-ray/DVDなどでぜひ鑑賞を!)。 最後に念押ししますが、「運命のダイヤル」は長きにわたるシリーズの集大成。つまり“歴史のピリオド”を目撃するチャンスです。この貴重な機会、絶対に逃さないようにしましょう!
●今まで見たことがない冒険が待っていそう……!(30代女性スタッフ)
●「インディ・ジョーンズ」からは卒業できない(編集長・駒井尚文)【最後に改めて】「インディ・ジョーンズ」シリーズは
誰もが心から楽しめる興奮必至の“大傑作”なんです!!
【結論】“最後の冒険”を見届ける…この映画体験は一生に何度もない貴重な機会!夏は絶対に映画館へ!