「最優秀特別功労賞」インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
最優秀特別功労賞
2時間半があっという間に過ぎたってことは標準を遥かに凌駕する作品であることは間違いありませんが、期待値が恐ろしく高いこともあって、一本の映画としての完成度がそれほど高いとは言えません。
スリラーやメリハリも若干緩慢だし、スピル先生のようなドラマチックやファンタジー、ユーモアが希薄です。
シリーズを同時代体験していない若い人には、通常取扱アクションと写るかもしれませんし、むしろそれが公平な評価と言えましょう。
しかし、Raidersを映画館で観た大学生が、長いサラリーマン生活を終えて定年を過ぎた末の完結編です。Dr Jonesのおかげで、どれほど映画人生が華やいだことか、全く感謝の一言です。
一作品の評価を超えて、Dr.Jonesの偉大な40年間に対して、泣きながら満点ハナ丸を献上します。
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