「めでたしめでたし」インディ・ジョーンズと運命のダイヤル こばやし丸さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0めでたしめでたし

2023年7月4日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

最後の聖戦から34年、ようやくインディが帰ってきた。

ハリソンフォードも80を越えかつてのアクションはすっかり鳴りを潜め、馬、列車、トゥクトゥクに車、飛行機とアクションは乗り物任せではあるがそれで構わない。
前作で評判の悪かった息子も出番は無く、それが良かった。

物語は普通だけどクリスタルスカルに比べれば遥かにいい。

悪く言えば凡庸だけど全体がインディらしくて安心して観られた。

不満はいつものパラマウントのロゴからの本編がディズニーに買収された所為かルーカスフィルムから箱の鍵と分かりづらくなっていたところ。やはりディズニーは碌なことをしない。

序盤に列車で運び出した宝の中に「聖なる手榴弾」が。
あれがヒトラーの手に渡っていたらw

あと吹き替えで観たのですがインディ・ジョーンズと言う頭の悪い呼び方では無くキチンと「インディアナ・ジョーンズ」と呼んでいたのが良かった。

ここから年寄りの思い出話。

レイダース

これは公開初日に学校が終わって昼飯も食べずに日比谷の有楽座へ。
ルーカスとスピルバーグが組んだ映画だから混んでいるだろうなと覚悟していたら思いの外空いていた。
当時は世界を股にかけてのお宝探しっていうジャンルが無かったため、どんな映画か分からなかったのが大きかったらしい。
実際「レイダースって知ってる?」って聞くと「岩が転がってくる映画でしょ」という答えが返って来る有様でした。
映画は大ヒットとはいかなかったが、ブロックバスターと言う低価格のビデオソフトがヒットしたおかげでレイダースも周知され続編の公開へ。

魔宮の伝説

これは劇場公開の前に先行オールナイトで、やはり同じ日比谷の有楽座へ。
夕方から劇場前は人で溢れ上映中もルーカスやスピルバーグ、ハリソンフォードのクレジットがあるたびに拍手が湧き起こる、今の声出ok上映のようなノリでした。

最後の聖戦

上映劇場が変わってマリオンの日本劇場へ。今度は先々行オールナイトと2週前の上映。
段々観るのが早くなっていくw
夕方に劇場に着いたがチケットは19時から、売り場のそばにいたら邪魔かと少し離れた階段の所で待って友人と合流、そのまま話していたらいつのまにか後ろに行列ができていました。

クリスタルスカル

これは全く観る気が起こらず、ソフト化してから観たのですが酷かった。
ダイハードもそうだったけど息子と一緒にってのがダメ、というか息子の意味が無かった。
そして「核の冷蔵庫」と揶揄される例のシーン。ハリウッドって核兵器や放射能に対する認識がふざけすぎているよね。

こばやし丸