夜明けまでバス停でのレビュー・感想・評価
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期待が大きかっただけに残念
実際にあった事件をベースにどう言う話になるのだろうと期待していたが、もう少し様々な事に鋭く切り込んでいるだろうと勝手に想像していたので肩透かしでした。
ただ、箇所箇所に見える弱者への優しい視線に救われた気持ちになれたのはよかった。
自由業の身には全く他人事とは思えず。
2020年に実際に起こったバス停でのホームレス殺人事件をモチーフにしていて、社会派作品ではあるものの重たさはあまり無く高橋伴明監督らしいエンターテイメントに。
昼間は手作りアクセサリーを販売、夜は居酒屋で住込みで働く主人公を板谷由夏さんがリアルに演じ、とても真面目な彼女がコロナ渦で仕事も住む処も奪われやむなくバス停で夜を明かすホームレスになる姿は見ていてとてもつらく、全く他人事とは思えませんでした。これは今の時代、誰にでも起こり得る問題でしょう。
政治批判な面も強く、そこを担う古参ホームレス役を小劇場出身の柄本明さん、根岸季衣さんがやっているのが何ともキャスティングの妙!アングラって言葉はもはや死語でしょうか。。
お久しぶりのルビー・モレノさんにも驚かされました。93年「月はどっちに出ている」で映画賞総ナメでしたよね~可愛かったですよね~。
後半の『バクダン』部分は安保や学生運動の時代を知らない世代にはよくわからなかったかも知れませんが、今観るべき作品であり考えるべき問題を提示した一本です。
それにしても、70年代ははるか昔になったんですなぁ。
テイピカルな描き方という意味では、映画の快楽は少ない。柄本がすごく...
テイピカルな描き方という意味では、映画の快楽は少ない。柄本がすごくいいし、板倉も店長もいい。爆弾という要素もいい。先生があんなに駄目に描かれているのは、高橋のインテリ批判か。最後が何ともいい。全体にリアリティもある。行くところがなく板倉が歩き回る映像は切ない。支援の人たちが外在的にしか描かれないのは残念
助けてという勇気
板谷さんな映画🎬
実際会った事を元に作られている映画というのを知りみました。
柄本佑くんのDAIGO役ウケる🤣
みちこが亡くなる設定じゃないのが救い
最後、そうなるの?ていう展開
三浦貴大さんのクズっぷり
前観た映画もクズ役だったので
またクズ役かぁと思い鑑賞
店長さんなかなか好きです
憤りしかない。
想像力の大切さ
実際にあった事件にヒントを得た完全フィクション
実話ベースだと思って見ていました。
コロナだけでた無く、いろいろなアンラッキーが重なり、他人事だとは思えないと思って見ていました。
いかに、コロナ禍で飲食店の非正規職員が大変だったか、政府やマスコミで言われるようなことが、届かない人もいるの、知っていたことのはずなのに、実感しました。
私は飲食業では無いので、
「平気で飲食店に行く人が嫌い」
「飲食店は当然休業すべき」
「飲食店だけ休業補償は羨ましい」
も思っていましたが、そんなに単純では無いのだと実感。
後半に行くにつれて、政治メッセージが強くなり、同時に本当にこんなことあるのかな、、、と思い始め、途中で、これフィクションの要素ご入ってるな、、と思いました。ラストシーンで、いやフィクションの方が多そうだと思います。
ここまで脚色が強いと、どこまで本当なのだろうと穿った見方に。
前半は素直に観れましたが、後半は味付けが濃いので、素直に楽しめなかった。政治メッセージが強いので、意見が合わないと胸焼けしますのでご注意を。
ただ、単純にエンタメ映画だと思えば、映像も見応えあるので良い映画です。私の心構えの問題ですね。
社会派コメディ
シリアスな社会派ドラマかと思ってましたが、後半コメディタッチなんですね。。。
とは言え、コロナ禍の日本を今一度考えさせられる作品でした。
・ルビーモレノさん出てますね。久しぶりに見ました。
・柄本親子の共演。佑さんがユーチューバーだったのは、終わった後に知りました。
・エンドロール途中の爆破シーン。嫌いじゃないです。
底が抜けた社会
板谷由夏。綺麗だしスタイルも抜群だった。ホームレスたちは毎日お祭り騒ぎだろうね。下心丸出しで支援をエサに言い寄ってくる男がひとりもいないのはちょっと残念。
居酒屋を解雇された時に一番懇意にしていた筒井真理子を頼らないのもちょっと不思議。あのアクセサリーはネット販売すればいいのにとか思ってしまう。
しかし、それでは話が進まない。店長(大西礼芳)のあの行動に結びつかない。
後半は柄本明(バクダン)と根岸季衣(パンク芸者)のコンビがメイン。
バクダンの言う「底が抜けた社会」が印象的。
経済的に破綻した人間は交友関係を築くのが下手なために孤立したのだと言い放つのは易いが、他人への遠慮やプライドのためにホームレスを選んだ三知子。ホームレスたちの暮らしは毎日サバイバルで、孤立すると身の危険に晒される。皮肉なものだ。
怒りの矛先がマネージャー(三浦貴大)に直接向かわないのは歯痒いが、あんな小物を相手にしてもしょうがないか。
元総理があんなことになることは映画を作っていた頃は想定してはいなかったでしょうから、かなり当たりがキツい内容だったけど、期せずして時代を表した記念碑的な作品になってしまって、監督はどう思ったか聞いてみたいですね。
後半の「腹腹時計」以降は見るに堪えないギャグ映画、笑えもしない
前半良かった
いくら何でも展開が急過ぎない?
私や私の周りは幸いにもコロナ禍でも仕事に支障なく生活できたので、コ...
高橋伴明が大傑作を撮ったねー
もうこの10年で最高に面白い1本。
団塊世代の総括してない胸の痛みを柄本明に吐露させる。 あの世代とそこに近い年齢だけが知る事象を語らせながら現代も問う。
緊張感保ちながらクスッと笑わせたり… 伴明ここにあり‼︎ 見事です。 ぜひご覧ください。
ライトな仕上がりに
「茜色に焼かれる」的な映画
現実に起こるかもしれない明日への不安
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