「7作目にして映画館初鑑賞」ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
7作目にして映画館初鑑賞
2023年映画館鑑賞43作品目
8月22日(火)イオンシネマ石巻
ハッピーナイト1300円
監督と脚本は『ミッション:インポッシブル ローグネイション』『ミッション:インポッシブル フォールアウト』のクリストファー・マッカリー
彼は『ジャックと天空の巨人』と『トップガン マーヴェリック』では脚本のみ担当
脚本は他に『THE BIG BANG 』のエリック・ジェンドレセン
制作はトム・クルーズとクリストファー・マッカリー
シリーズ第1作から3作まで鑑賞
自我を持ち暴走するAIと十字型の鍵に纏わる争いごと
164分
2時間44分
とにかく長い
長く感じた
トイレに行きたかったけど我慢できた
見せ場は多かったし決して悪くはないのだが
「長さを感じない」と宣伝したがる人は口を揃えて主張するが感じないわけがない
やはり映画はなるべくなら2時間以内にコンパクトにまとめてほしい
二部作じゃなくて三部作にすれば良かった
たしかに長くてもそれほど苦痛に感じない作品はたくさんある
『風と共に去りぬ』『七人の侍』『愛のむきだし』『あゝ荒野』などなど
それらとなにが違うのか自分でもよくわからない
現状のトム・クルーズを久々に観たがおじいちゃんじゃないか
理想のボディーを保ちシュッとしてるけどやっぱり顔のあたりはおじいちゃん
でもそれは最初だけで気にならなくなった
やっぱりいくら歳を重ねてもビッグスターはビッグスター
動きに衰えを感じない
でもいずれハリソン・フォードや吉永小百合くらいの年齢になったらかなりしんどくなってきそう
だからといってAIで代用するのは反対だ
予告編にもよく使われた猛スピードでバイクを操縦し高い崖から落ちるシーンよりもイタリアの細い路地でのカーチェイスが最大の見せ場
黄色いフィアット500に乗り換えて面白さ増す
イーサンを執拗に追い詰めるパリスのクレイジーな軍用車運転捌きは必見
パリス演じたポムはアジア系に見えたが母親が韓国人らしい
カーチェイスのシーンはキャラが立っていて良かったが車を降りたら平凡なアクション俳優になっていた
運転すると人格が変わるタイプか
こち亀の本田くんみたいな
『脳男』で二階堂ふみが演じた緑川のように終始エキセントリックなキャラでいてほしかった
配役
IMFエージェントのイーサン・ハントにトム・クルーズ
イーサンらとチームを組むことなった世界を股にかける泥棒のグレースにヘイリー・アトウェル
イーサンと毎回のようにチームを組むハッキングが得意なIMF技術者のルーサー・スティッケルにヴィング・レイムス
イーサンとチームを組む常連のIMFテクニカルフィジカルエージェントのベンジー・ダンにサイモン・ペッグ
イーサンとチームを組む元MI6エージェントのイルサ・ファウストにレベッカ・ファーガソン
闇市場の武器仲買人のアラナ・ミツソポリスにヴァネッサ・カービー
イーサンとは旧知の仲で敵対している謎の男のガブリエルにイーサイ・モラレス
イーサンとグレースを狙う暗殺者のパリスにポム・クレメンティエフ
IMF元ディレクターでCIA長官のユージーン・キトリッジにヘンリー・ツェニー
第1作目に登場したIMF元ディレクターであり現CIA長官。第1作目同様に指令の声も担当する。
アメリカ合衆国国家情報長官のデンリンガーにケイリー・エルウィス