「見どころ満載。私は好きな作品ですよ!」ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE しゅんいちさんの映画レビュー(感想・評価)
見どころ満載。私は好きな作品ですよ!
1作目から劇場で観るのだ!…とずっと大好きな『MISSION IN POSSIBLE』当時はスパイ大作戦の映画化で、007のような映画ながらブライアン・デ・パルマ監督からスタートした作家性の強い作品で、1作毎に作品の雰囲気も違い、とても楽しく体感してきました。
そして…
コロナも明けて
待ちに待った『MISSION IN POSSIBLE』の新作なわけです。
ゴースト・プロトコルあたりからトムさんの体当たりアクションが売りになってきましたが
個人的には
そこだけではない
軽妙な言葉の掛け合い。
チームにおける作戦会議なんかも含めて、MISSION IN POSSIBLEなんですよねぇ。
作戦がカセットテープとかで告げられて煙が出たりとか…
ホントに、あの昔のスパイ大作戦をきちんと踏襲してる。
私は、もうそれだけで
十分楽しいのです。
そして…
今作では、1作目のキトリッジが登場して、キトリッジの性格なんかやイーサンとの人間関係なども描いてくれて、そういう部分にもニヤリとさせられながら…
AIの暴走と
いろんな人間の思惑も絡みつつというあたりなんかは、個人的には、とても好きな展開です。
単に、ターミネーターやマトリックスみたいなSFちっくにやるのではなく。
あくまで…
今の世界でAIが自我を持ったらどうなる?というような部分も匂わせるような余白もあるので、これはこれでアリだなぁと思います。
前作のフォールアウトでのベンジーとのやり取りからくる。
後半のイーソンとの信頼関係からくるオリエント急行を追いかけるとこなんかも、その後の強烈アクションに繋げるとこも、MISSION IN POSSIBLEらしい展開だと思いながら
ヒロインの交代劇もしかり
ホントに3時間近くの上映時間があっという間で…
観終わったあとの
爽快感がとても心地よく。
昨今の考えさせられる作品が多い中、これぞ!娯楽作品とトリップできる作品だと思います。
まぁ…
感じ方は人それぞれ(笑)
無事に
ストライキも治まり
早く次回作が公開それますように。