劇場公開日 2023年7月21日

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「映画におけるリアルなもの=トム・クルーズ」ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE 文字読みさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0映画におけるリアルなもの=トム・クルーズ

2023年8月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

2023年。クリストファー・マッカリー監督。60歳を超えたトム・クルーズが走ったり、困惑顔をする、それだけで映画が成り立つのだが、バイクからスカイダイブという離れ業もあれば、手錠をしたままのカーチェイスもあって飽きさせない。スペイン広場の階段を車で駆け降りるなどCGでなんでもできるのだが、走っているのは正真正銘トム・クルーズ。つまり、映画におけるリアルとしてのトム。
AIが人間を超える、というテーマを前提にしているようだが、今作はその前段階。AIの謎に迫る鍵を集めるまで。次作でその鍵を使って謎に迫るのだろう。国家の時代が終焉した現代のスパイ映画にふさわしく、裏切り裏切られの連続であり、そこに男女の関係も絡んでいる。

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