「トムクルーズ、安定の頑張りマンすぎて安心してクラブのとことか寝た。...」ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE usgiさんの映画レビュー(感想・評価)
トムクルーズ、安定の頑張りマンすぎて安心してクラブのとことか寝た。...
トムクルーズ、安定の頑張りマンすぎて安心してクラブのとことか寝た。気づいたら乱闘始まってた。AIが反乱して〜みたいな話あんまりのれなかったなぁ。人々が大量にワープロ打ってるところウケた。停電とかなったらやばいと思うんだけど、地下で自転車発電とかしてる人たちがもっと大量にいるのかもしれない。
黄色い車でカーチェイスしてるところよかった。可愛かったね。
カーチェイス、ガブリエルの味方の女の人めちゃめちゃよかったな。車のシーンでライオンみたいないろんな表情するのも、細い路地で鉄パイプをカンカンするキメのショットもバリ良かった。あの人ヴィランの主役になってほしい。まだ脈があって本当によかった。
ガブリエル、用意周到すぎない??イーサンのシゴデキ(仕事できる)に人心把握までして。あんな適当な電車の速度でピッタリ時間通りに落ちて無傷なのシゴデキの神ですね。他のレビューの人に電車のシーンの登場の仕方、カルロスゴーンって言われてて爆笑した。みんなポケットに鍵入れるのやめなー?ストラップつけてズボンにつけときなね。
あと何に使う鍵かはわからないけど、全力で探し回って100億円とかで買おうとしてる各国おもしろかった。3Dのデータがあるなら3Dプリンターで出力しちゃダメなんかな??
陣営複雑すぎて、理解諦めた。パート分けるからって複雑にすりゃいいってもんじゃないと思う。
グレースはウナギみたいにヌルヌル裏切ってきて見ててイライラしちゃった。CIAの2人の警官は何がしたいのかよくわからなかったな。邪魔すりゃいいってもんじゃないと思う。
実現したい画や、パートを分けるっていう手段のためにキャラクターが動かされたり、設定が複雑になっている感じが前面に出過ぎちゃってる気がしちゃって、それって期待してたミッションインポッシブルとちょっと違うな〜って思いました。いいシーンっていうのは、いい画だけじゃなくその前後の"意味"も大事なんだなって。アクションパートと話すパートのコントラストが付きすぎてて、アクションしてたら途中でムービー(キャラ同士が話したりする)が流れるゲームみたいだった。自分はミッションインポッシブルに重さ求めてないし、どちらかと言えば軽くてノビノビした面白さ求めてると思うし、もっと振り切ってほしいなって思いました。(こうやって振り返ってみると意外とある気がするけど、もっとやれるはず!)
主題歌もシリーズを重ねて、リミックスされ続けた結果、すごい重苦しくてもはや抜け感がない。1作目の音楽が一番よかったと思う。チープでキッチュで、最後のパパ〜ン!みたいなので終わるあのアホみたいな音楽がマジで最高だった。
自分みたいな、惰性だけで見てる人間の目をもう一度覚させてくれよ。頼むぜ。