劇場公開日 2023年7月21日

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「トム・クルーズがミッションインポッシブルのアクションを通して伝えたいことは何か?」ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE やんやんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5トム・クルーズがミッションインポッシブルのアクションを通して伝えたいことは何か?

2023年7月25日
Androidアプリから投稿

無敵と言われている潜水艦に搭載されているAIシステムが暴走し始め、そのAIシステムを制御するための2本のカギが誰かの手に渡ってしまった。世界各国や悪者は2本のカギを探し、世界を支配しようとしている。IMFのイーサンたちに新しいミッションが課される。
いつも通りのミッションインポッシブルのアクションの上に、これからAIが起こすであろう恐怖を強く描いています。今回はミッションインポッシブルという作品を通して何かを伝えようとしていると思います。今年61歳になるトム・クルーズは自らアクションを通して何を伝えたいのか。
AIの暴走は予想されるなら、それに対しての対策が必要であり、AIは決して偉い人が世界を支配したいというエゴの為に作られているわけではないが、対策は必ず必要である。
また、AIが予測通りのシナリオの世界が起こりうるのなら納得するのではなく、立ち向かう為に対策をする。パンデミックやお金がAIによって解決されているが、人の気持ちが重くなる一方である。いつになっても人と人の付き合い、人と人のコミュニケーション、行き過ぎずの科学技術の発展が求められると考えさせられました。
AIによってできることの幅が増えるようになり、正しい知識と平和ボケのない心が今後大切になってくると思います。

続編のカギは人間性だと思っています。

やんやん