「神様・仏様・トム様、こんな素敵なアクション映画をありがとう」ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE いも煮さんの映画レビュー(感想・評価)
神様・仏様・トム様、こんな素敵なアクション映画をありがとう
「おはよう、フェルプス君」で始まるスパイ大作戦の面影はもはやミッションを指示するテープが自動消滅するくだりぐらいで、ほぼイーサン・ハント=トム・クルーズが牽引するMIシリーズ。
今作はそのシリーズ最高傑作では?と興奮しながら劇場をあとにした。
3時間近くの長尺なのにどこまで観ても飽きない。ちょいちょい説明も入るが長たらしくなりそうな説明の時は観賞者の脳内再生に依存するでなく、映像でシミュレーションを見せてくれるサービスぶりだ。
マーベル・アベンジャーズ系の未来型バトルアクションが好みではない者として、このギリ「フツーなら死んでるだろ!」のアクションの数々は元祖アクション映画好きの魂を揺すぶり、オ〜〜ッ!と観賞中なぜか何度も叫びたくなった。たぶんアクションが凄過ぎて(笑)
ジャッキー・チェンのような生身のアクションですり傷打撲は当たり前、骨折して撮影続行できないと困るからバイクごと崖からジャンプの場面から撮影したってんだからプロデューサーでもあるトム・クルーズはエンタメ映画を作るために生まれてきた神の申し子だね。ホントもう尊敬しかない。神様・仏様・トム様。
週イチで映画館通ってる割には観てる映画のジャンルが違うのか今作の予告編を幸か不幸かまったく観ていなかった私。(たまたま公開1週間前コロナに罹って休んでたというのもある)
なので、崖からバイクごとダイビングの場面、フィアットでルパンさながらのカーチェイスの場面、手に汗握るカサンドラクロス(橋爆破列車墜落)の場面、すべて初見!
ぅおーーっ!と身体を突っぱねながら観ておりました。
これはIMAXか4DXか、2回目観賞は間違いないね。
コメントありがとうございます。
アラビアのロレンスのごとく馬を乗りこなして現地語がペラペラなんて、世界を股にかけるスパイ(表現が古い)そのものですね。
トムのことだから、どんな馬でものこなせそう。