「心情が全く読めないなんだこれ」ヴィレッジ まかのさんの映画レビュー(感想・評価)
心情が全く読めないなんだこれ
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「正体」鑑賞後の鑑賞。
藤井監督の色味が分かってきた気がする。
キャスティングは見たまんまのキャラ。
悪は誰に対しても悪。汚いものは汚いままで救われない。
笑い要素全くなし。シーンを細分して最後に答え合わせ。
なんというか、展開の見応えがない。
行動パターンや展開は理路整然としているが、時には「運」的な要素があってもいいのかも、?
この作品に関しては、そもそもの設定が全て謎。
出てきてる人全員が何考えてるかよくわからないし、冒頭を飾った能の存在意義、お父さんの殺人動機、その隠蔽工作も結局重要ではなかったってこと?
能のお面にも歌にも動きにも結局深い意味はなくて、印象に残す為だけに使ってるのかな??
社会問題と結び付けてるんだと思うけど、とにかく説明不足。描写不足。
分別場所とゴミ処理場が繋がってるようには到底見えないし、見るからにボタンとか沢山あって小学生が立ち入れる部屋では無いし、脚本通りにいかないところまで上手く取り入れるのがプロなんじゃないでしょうか。
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