「50点」ヴィレッジ まぁと@名作探検家さんの映画レビュー(感想・評価)
50点
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映画評価:50点
この作品は、
たくさんの魅力が詰まっています。
その中で1つ挙げるなら、
役者陣の体当たり演技です。
各々の配役をしっかり理解し、
その人物になりきっていたのが本当に凄い。
迫力満点で、物語に引き込まれていきます。
逆に、
引き込まれてしまうから、
妙に見続ける訳なんですが
この話しの終着点がどうなるのかが
ずーっと判らないんです。
白夜行みたいにしたいのか、
地域復興の闇に迫りたいのか、
はたまた村特有の閉鎖社会を怪しく表現したいのか
恐らく、全部なのでしょう。
その全部を表現する演出もシナリオも、
しっかりありました。
では、何が点数を低くしているのか…
それは主人公に芯がなく、感情に流されて行動してしまう所にあるのかもしれません。
何をしてしまったのか、
何をしたかったのか、
何をしていきたいのか、
私はそんな主人公に感情移入できず、
ただただ虚しさが沸き上がりました。
でもそれが、
この作品の終着点なのかもしれませんね。
【2023.9.17観賞】
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