「出るべき田舎。」ヴィレッジ masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)
出るべき田舎。
監督のオリジナル脚本なのね、凄い凄い。
初めホラー風味かな?と思ったけど実はもっと怖い田舎の問題山積み。狭い地域特有の排他的で自浄作用の無い、悲しい無限ループが横溝正史的で好みの話だった。
辛い日々が夢なのか?
幸せな瞬間が夢なのか?
片付いたのか?
また繰り返すのか?
かなり重めですが流星、黒木ががっつり魅せてくれます。黒木の良さは置いといて、流星くんはなかなかおもろい役柄、仕事積極的にこなしていて好感持っている。
今回は少し役に振り回された感があるが好演してるし先が楽しみな役者である事は変わりなし。
もちろん役者陣全員素晴らしかったが、一ノ瀬ワタルと木の花が何気に気になった。
引き絵の山村のゴミ処理施設の合成は怖い感、異物感出てたけどちょっとやりすぎ感あり。
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