「能いる?」ヴィレッジ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
能いる?
霞門村という田舎の集落のゴミ処分場と村で暮らす村から出られない男の話。
パチ〇カスの母親の借金返済の為、全てを受け入れ汚れたゴミ処分場で働く主人公達の前に、東京に出ていた幼馴染みの女性が帰って来て巻き起こっていくストーリー。
家に灯油を撒いて火をつける男に始まって、ぐっずぐずな母親と暮らし陰口をたたかれる主人公。
閉塞感と隠謀というか掃き溜め感MAXな状況はとても良いけれど、犯罪者の息子って突然言われ、まあオープニングの放火男の絡みは想像つくけれど、終盤に差し掛かるまで何故か過去の父親の話しは明確に示されず。
彼女の家でのゴタゴタも想像着くのに、わざわざ時系列をいじって実は…いや普通にみせてもっとわかりやすく落とせば良いのに。
それで結局何が言いたいのかという部分が良く解らず、しかもエンドロール後の映像のリアクションで余計に???そういえば彼女も放置ですか?
やるせなさや悲しさは良かったけれど、それだけという感じだった。
こんにちは~
コッポラファミリーからムスメのソフィアコッポラも出演してるんですね!
そこも意識して観てみます!
あと製作年見たら私生まれる前の作品で驚きました!(笑)
こんばんは~
ゴッドファーザーのまだ1作目しか観れてないんですが、1作目を観て率直に思ったのは上品に描かれてるな!と思いました。
私の観てきた国内任侠映画、海外のマフィア映画って金、女、薬の部分でどうしても下品な描写!ってイメージですが、何か上品、女に一筋、薬には手を出さない、以外と周りにいるファミリー以外の人間を大事にしてるみたいな、あと北野武監督「ブラザー」を思い出しました。
銃はトイレに隠す、ラストの北野監督演じる山本がハチの巣にされる!みたいな後何かあったけど・・・演出はゴッドファーザーから影響受けたのかとも思えました。
続けて2作目観ようと思ったんですが202分って!!(笑)また時間に余裕ある時に観ます!
mayu*ranさん
コメントありがとうございます。
能がなくても儚い夢であることは充分感じられますし(寧ろそれ以外のものがこの物語には無い)、私にはそれが説明的に感じてしまいました。
感想は人それぞれですね。
横から失礼します。能 邯鄲がこの映画のドラマ的な部分を推進していると思いました。その為主人公が底辺から這い上がって行くところが短いシーンを積み重ねていたけど、これも一炊の夢なのだと理解しました。私は能要りました。