「この世は夢のように儚い」ヴィレッジ ゆきとうさんの映画レビュー(感想・評価)
この世は夢のように儚い
暗い雰囲気で、閉塞感を保ちながら物語は進んでいきます。何度か心が震える場面がありました。
優(横浜流星)の揺れる心情を何度も垣間見ることができました。
基本的には、能楽の邯鄲の夢を表現していて、この世の儚さを感じたのですが、同時に能面のように冷静に生きるのは、なかなか難しいことだと感じました。
臭い物に蓋をする等、現代社会でも起きている要素を盛り込んでいて、いろいろ考えさせられます。
優の父親の犯罪が、物語でどう絡んでくるかも注目です。
インパクトはやや薄めですが、物語の世界に浸ることができました。
エンドロール後にオマケ映像があります。
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