「のんという役者、ノー年齢な。」天間荘の三姉妹 またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
のんという役者、ノー年齢な。
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「あまちゃん」という朝ドラのの数ある魅力のうちの上位に間違いなくあるのが当時10代だった能年玲奈の魅力だ。その後の不幸な経緯で貴重な20代のキャリア形成は満足に進められたとは言えない。あるドラマで代役になったと言われた女優が大きく花開く中、本人はサブカル的な出方のみとなった期間がある。しかしアラサーとも言える昨今の露出増加は、やはり「のん」の魅力が唯一無二のものだからだろう。そんな「のん」の、先週の「さかなのこ」に続き本作を鑑賞。アラサーながら、その疑いを挾ませない真っ黒い目にまたもやられる。ラストカットも彼女ならではの止め絵だ。
関係ないが2作同時公開でどちらもウエットスーツを着用、まさかのウエット女優拝命となった。
作品として傑作とまで言えないと思うが、スジのフローにやられてラスト数十分はボロボロ涙が止まらなかった。3時間に迫る上映時間、終わってみればいくつものうねりの連続で、長いという印象はない。
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