「遠浅」天間荘の三姉妹 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
遠浅
あの世とこの世の間にある町三ツ瀬という町の旅館天間荘に、長女で若女将ののぞみ、イルカトレーナーの次女かなえの腹違いの三女たまえがやってくる話。
臨死状態の客がやってきて、あの世に行くかこの世に戻るかを決めるまでの時間を過ごす天間荘という設定だけど、町の住人は皆この世には戻れない=死んだ人。
ってことは成仏出来ていない人ということですね。
面倒臭い婆さんとかヤサグレギャルとかを絡
めつつ、家族という存在と過ごせる喜びや素直に生きる素晴らしさみたいなものを伝えてくるよは良かったけれど、匂わせ程度で色々明かさずに展開して行くのに、住人の思い出的に生きている人まで登場させちゃうから解り難いところもチラホラ。
祈り子の夢的な?
全部人のせいにする思想がなんちゃらと言っておいて、そこに対する変化が良くみえなかったり、ファンタジーだからご都合主義的なのはツッコミ無用とはいえ、なんで?と思うところが結構あったりもしたけれど、まあ前向きで良いのかなという感じ。
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