「確かにかなり良い「市民映画」だ❗️ただその真っ当さが両刃の剣。あと少し最後冗長。」天間荘の三姉妹 満塁本塁打さんの映画レビュー(感想・評価)
確かにかなり良い「市民映画」だ❗️ただその真っ当さが両刃の剣。あと少し最後冗長。
もう20分短ければ、星⭐️⭐️⭐️⭐️4以上なんだけど・・
製作陣のこだわりだと思う。けど、興行的にはもう少し最後の場面あたりは編集して削ってくれた方がありがたい。
事前のリーフで「市民映画」と売り出している。
それに反応できる善良な映画ファン。
その期待に予定調和的に応えている「真っ当な作品」
「走馬灯」は誰でも使う表現だが、実際走馬灯【霊的な意味の】
が映像化はそんなに多くはない。
あの世とこの世との中間地帯というところは
かなりプロット、構成的に弱いけれども
そもそもそれに腹を立てる大人気ない人は本作わざわざ映画館で観ないから全く問題なし、ノープロブレム【和製英語】
生まれたこと
生きてきたこと、家族、仲間、そして誰も【平等に】予測できない死。
どうしようもない人生。ダラシのない人生。報われない人生
多分「幸せな人生」の人より、ちょっと嫌な人生の人が多いはず。
ある意味「黄泉がえり」にも通ずる=柴咲コウ
主役の「のん」的には旧名能年玲奈デビューブレイクの「あまちゃん」を思い起こさせる。
確かに震災の悲劇の傷は癒えることは無いだろけれども
さすがに11年経過だと「不条理=定めだったのだ。」と完全再生の時期だと個人的に思う。
【地震ではありませんが私も大切な人を事故で突然失いました。でも1年+10年で、現実のみ見るようになりました】
特殊効果駆使の映像、風景も普通で良い
こういう「死に様・生き様」作品は力点を絞って・・チャチャチャと見せてくれると良いのだ❗️
「人の命の有限性に気づく」ことが全てだから
チョット親子の間、夫婦の間の泣かせどころは予想通りの許容範囲。
なんか 玉置浩二&絢香【前者は勿論お馴染みだけれども、後者は知らない・・最近、・・香・・緒とか芸名が没個性で誰が誰だかわからない】の美しき世界【正式名称は英語】はエンドロール画像を凌駕している力強さ。
最近のエンドロールテーマソングは印象ない場合が多いからここは秀逸。
まあ、日本的な良い作品です。さっぱり訳わからない「アムステルダム」観た後だけに・・ゆったり観られました。
イヤイヤでも20分と言わず30分削った方がいいってば・・。
満塁本塁打さん
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りですね。
のんさんはCMとかも全部同じ雰囲気で…。シリアスなのは想像がつかず^^;でも、あの澄んだ瞳をみると応援したくなります。
大島さんはアイドルのころより魅力が増してると思います。
門脇さんは、任せて安心。という貫禄です♪