「物語の力と邪気の無さ」天間荘の三姉妹 グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
物語の力と邪気の無さ
絶対に忘れてはいけない人。
縒って、捻れて、結ばれる。
時間とはただ一方向に流れるのではない。
前日放映された『君の名は。』の中で、そんな感じのことを言ってましたが、私にはこの映画で描かれていることとかなり重なって見えました。
隕石によって、街ごと無くなってしまった糸守町。
津波によって、街ごと無くなってしまった三ツ瀬。
人間には物語の力が必要だ、とはよく聞きますが、こういう類型的な一致は、やはり単なる偶然ではないのだと思います。
実際の震災被害者やご遺族、関係する方々にとって、ひとつの物語やファンタジーで簡単に心の整理がつくものでないことは、重々承知のうえですが、こういう作品を誠実に作り、送り出そうとする人たちがいるということは、私たちの社会もまだ相応に健全さを保てているのではないでしょうか(健全さを損なう事象が増えていることの裏返しでもありますが)。
こういう重いテーマを描くとき、当事者でない者にとっては、どうしても後ろめたさのような感覚が拭えないことがありますが、のんさんの邪心、邪気の無さのおかげで、割と素直に鑑賞することができました。
ありがとうございます。
美紅さん
いつもありがとうございます。
イルカ🐬ジャンプさせたのですか⁉️
素晴らしい体験ですね‼️
昔のドラマで肝っ玉母さん、というタイトルがありましたが、母は強し、というのを感じました。そういえば、父は強し、とは言わないですね😄
グレシャムの法則さん
コメントを頂き有難うございます。
玉置浩二さんの歌声は直ぐに分かったのですが、繊細で透明感がありながらパンチの効いた女性の歌声…誰なんだろうと、エンドロールクレジットを必死で目で追っていました 😅( 左の写真も観たかったので。)
綾香さんだと知り、納得‼︎でした。
沁みますよね。