劇場公開日 2022年6月17日

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ナワリヌイのレビュー・感想・評価

全63件中、61~63件目を表示

5.0今こそ見て欲しい反体制派の実録

2022年6月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ロシア、プーチンの暗部を切り込む
碧い眼ハンサムで背の高い画体のいい
ナワリヌイ氏。
笑顔はとてつもなくかわいく、弁舌は力強く
冷静。どれほど太い神経を持っているのか。
動じない、毒殺未遂後でも、トリックテルを
したときの相手から巧みに聞き出そうとする話術。
真実を聞き出した時の支援者二人と共に
ガッツポーズ。様々な事を暴いていくべリングキャットの存在など同志に恵まれている。
家族との時間を大切にし、妻を愛し、妻も彼を尊敬し愛している。
ロシア指導部に対する皮肉やジョークは彼の人間味
が溢れている。
空港で待っていたたくさんの支持者達。老婦人でも
容赦なく連行するプーチン支配下の警察。
NEVER GIVE UP!=HUGE POWER!
by NAVALNY
そういったHUGE POWER=VICTORYを導く。

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なお

4.0驚愕のドキュメンタリー

2022年6月17日
iPhoneアプリから投稿

容易に言葉が見つからないほどの衝撃を受けたドキュメンタリー映画❗️ノンフィクションなんだけど作られたサスペンス映画よりスリリングだったし、めちゃ心揺さぶられた。アレクセイ・ナワリヌイはプーチンの対抗馬として政治活動をしていたが航空機内で毒殺されかける。その報道は覚えていたけど詳細はまったく知らんかったからすべてが驚きだ。そして実行犯が電話でつい証言してしまうシーンにはロシア当局の一部が垣間見えて驚愕しまくり。人の善悪の根幹を考えさせられる。ロシアには正義のために闘う善良な人が多いことも見せてくれた。現在はロシア国内のことは世界には報道されないけどかなり大変なんだと思う。特に反プーチンの人たちはどうしてるのだろうか。獄中のナワリヌイ本人も。心配だ。さらにドイツ政府の毅然とした対応などをみると大人だなぁと思う。これじゃあ日本は国際社会に相手にされないはずだよ。分かりやすく言えば日本はそりゃあ良いところもあるけど幼くて弱いんだよね。しかし本作で残念なのは音楽が安っぽいこと。安易に観客を煽るようなサスペンスフルなサントラはもっと控えるべき。今日は観たい映画がなくて困っていたんだけど大正解。めちゃ脳が覚醒させられた

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ぼぶ

5.0今のロシア事情だからこその一作。

2022年6月17日
PCから投稿

今年168本目(合計444本目/今月(2022年6月度)15本目)。

ということで、有給消化デーでこちらの作品に始まる4作品(4作品目で「精神的に」力つきた…。詳細は「plan 75」にて)。

こちらの作品、ウクライナ侵攻が報道されるこの連日の中、急遽放映が決まった経緯があるようで、若干字幕として変な日本語(通じないわけではない)はあります。とはいえ、この時世に日本で中立的な観点で描かれていることは高く評価できます。

ロシアが題材(プーチン大統領批判の趣旨のナワリヌイ氏(弁護士)を描いた)という事情はあるものの、ごく最近の話なので、ロシア映画に代表される共産主義独特の考え方や文化を知らないと理解不能にはなりません(むしろ、史実に沿って描かれている以上、専門的な用語だらけで、そちらが理解しにくい。理系文系両方ハイレベルな知識が要求されます)。

実在する人物で現在も存命な以上、いくらでも調べれば情報は手に入るし、急遽決まったとはいえ公式サイトも丁寧なので(予告動画も結構丁寧)、見に行く・いかないの判断は結構つきやすいほうです。

良いことはよい、悪いことは悪いとして極めて平等に描かれている(一方的に祭り上げているわけでもないし、極端にプーチン大統領たたきをしているわけでもない)点で好感が持てます。

しいて言えば、この主人公よりもプーチン大統領のこれまでの政治上の活動のことを知っていると有利かな、という気はしましたが(どうしても日本では、ウクライナ侵攻に伴って連日報道される割に、プーチン大統領そのものに焦点があてられるシーンは少ない)、あれば程度の扱いです。

採点上、特に差し引く要素はないので、フルスコアです。

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yukispica