唄う六人の女のレビュー・感想・評価
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あの森に取り憑かれたのかもしれない。
「唄う」とは何か結局解せずじまいだったが、女たちが何者かはよくわかった。大人の童話としてはよくできた話。サスペンスホラーというよりは、ファンタジーホラー、か。そもそも東西問わず童話や昔話はちょっとしたホラーだものね。だけど、それを実写にするとリアリティを求めてしまうので、どうも演出に冷めてしまう場面も散見。たぶんこれは自分くらいかもしれないが、糸をまき散らしてた女の脇が綺麗に処理されていると、それは全然野性的ではないとガッカリした(むしろ、それでこそいいと言う意見もあるんだろうけど)。ラスト、思いが継がれていくのはハッピーなんだが、やっぱそこで暮らすのは現実的ではない。
唄うとはなにか
森で出会う六人の女達は、ほぼセリフがなく、雰囲気がとても幻想的で、どこか"人"とは異なっている。本作は、人の会話以外ではセリフが少ないため、雰囲気や振る舞いから感じさせることに重きを置いているようで、視聴する側に感じさせる・考えさせる内容が多く、また、自然の映像美は圧倒的である。
題名にある『唄う』は、それぞれの森での暮らしを立ち振舞で表現していることを指しているのだと思うが、残念な点としては、女たちが一同に介す場面がないこと。わざわざ題に『六人』という数字を込めているあたり、何かしら意図があると思うのだが。
なお、映画公開に合わせて漫画『劇画 唄う六人の女』の連載が始まっており、公式サイトからのリンクで試し読みができる。序盤のみだが、映画版より直接的なお色気が多そうだ。
SDGs動物保護ファンタジーでした。
妖艶な六人の女性が入れ替わり立ち替わり出てきた時は、
環境保護の父と言われる熊楠の粘菌の話なのかと期待をしたら、
とんでもない、動物虐待となってきた。
竹野くんは、優しくて素直に育ったのだろうが、
山田くんは、実に野蛮で虐待性を強く持つ男だ。
そんな山田くんの口癖は、お前も俺と同じことなんだ。と言う。
どこがやねん!と、ツッコミしたくなる。
それなら、山田くんの生い立ちを少しでも見たいところである。
それくらい醜さ強い虐待行為は観るに耐え得なかった。
気がつくと、
六人の女性の誰も唄わない?
そら、唄えんわ!
そもそもは深淵な森の妖精なんだろう?
6体の正体を考えながら見て下さい。
最終的には、
核ごみ処理場反対ファンタジーだったと自分を納得させた。
そう、反対を唄うと言うのだろう。
お粗末でした。
それにしても、
最近、白川和子さんよく見かけます。
今年、四本ぐらい見ました。
今回はセリフが長くて嬉しかったです。
(o^^o)
竹野内豊と山田孝之がダブル主演を務め、
美しく奇妙な6人の女に
監禁された2人の男の運命を描いたサスペンススリラー。
父の訃報を受けて帰郷した萱島と、
萱島の父が所有していた土地を譲り受ける予定の宇和島は、
車で山道を走る途中で事故に遭い気を失ってしまう。
目を覚ますと、
2人は謎めいた6人の女たちによって森の奥深くの屋敷に監禁されていた。
竹野内が萱島、
山田が宇和島。
2人を監禁する6人の女には、
クールな雰囲気の“刺す女”役に水川あさみ、
妖艶な“濡れる女”役にアオイヤマダ、
神秘的な雰囲気の“撒き散らす女”役に服部樹咲、
好戦的な“牙を剥く女”役に萩原みのり、
おとなしい雰囲気の“見つめる女”役に桃果、
優しい雰囲気の“包み込む女”役に武田玲奈を起用。
「ミロクローゼ」「オー!マイキー」シリーズの石橋義正監督がメガホンをとった。
官能的ビジュアルホラー
予告を裏切らない不気味さ。最高です。
ストーリーはあってないようなものだし、結局何が言いたいのかは全く分からないけど、ビジュアルと音楽と雰囲気に大ハマり。かなり癖の強い薬物系映画なので、好き嫌い相当別れそうだけど、個人的にはめっちゃ刺さりました。
大した出来事が起こるわけでも無ければ、強いメッセージがあるわけでもない。それなのに、役者たちが構築する世界観にどんどん漬かってしまい、あっという間にエンドロール。気持ち悪くて不潔な山田孝之と、渋くてイケボな竹野内豊。もうこの時点でたまらなくアガるのに、色気が半端じゃない水川あさみやアオイヤマダ、とんでもなく可愛い桃果と武田玲奈が森の中を彩り、パーフェクトなビジュアル映画の完成。何を持って〈唄う〉なのかは分からないが、間違いなく六人の女が最高でした。
支離滅裂であることは置いといて、結構鳥肌立つくらいホラー要素強めな本作。それも音で驚かせるようなジャンプスケアでは無いため、かなり好印象。映像で楽しむことに特化した作品。役者の演技がうますぎて、目に手を当てたくなることも少々。なんと説明したらいいんだろう。ストーリーは大したことないのに、すごく好きなんだよね、この映画。
多くを語れるような作品では無いけど、個人的にはハマっちゃいました。まあ、単純に絵が〜というだけなので、内容は酷いと言っていいかと。蜷川実花の映画がお好きな方はハマるかも。キャストのファンの方も気になったら、ぜひ。エンドロールにはまさかの人物の名前も。
生命力に溢れた美しい世界
不思議な世界
途中までは、は?
不思議な話し
冒頭の不快な虫の羽音にも意味がある
主演の二人の作品という事で鑑賞しました。
事前に概要をあまり見てなかったので、タイトルとビジュアルで勝手に想像してたサスペンスの内容ではなかったですが‥‥。
少し壮大な流れだったので、面食らいましたが、美しい自然の世界と汚い人間の対比が描かれていて邦画のファンタジーとして楽しめました。
あの女の人があの役だったのか。とエンドクレジットで答え合わせ。
竹野内さんはイチローに似てる
そこに着地してしまうのか
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