唄う六人の女のレビュー・感想・評価
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日本現代ばなし
(自分の)理解不足・準備不足?(制作側の)説明不足?
何だか怪しい映画っぽい、そんな予備知識とも言えないような前情報だけで鑑賞。
結果ワタシの脳内は山田孝之さんのごとく、無限ループのエンドレス状態に陥り「こりゃぁ、どうやって終わるんかいな???」得体のしれない気色悪さで気がつくとしかめっ面になっていました。
エンドロールで()付きでハチとかマムシとかナマズとか書かれているのを見て初めて「あーそうだったんだ」みたいな感じ。確かに衣装とか後で思い返すと蜂っぽかったりしてましたよ、だけどスクリーン上に繰り広げられているシーンからは殆ど想起されなかった。
これはワタシの知識不足なのかなぁ・・・
環境問題を刷り込みさせられるイメージ映像のような気もするし、民話みたいな語り継がれる物語なのかもしれないし、色んな意味でインパクトはありました。
それにしても竹野内豊さん、探偵マリコの時の忍者役もそうだけど、あり得ないだろとツッコミ入れたくなる役にもハマっちゃいますね、貴重な役者さんだな。
やや明確に不自然な点はあるが(気づく方いるかな…)良い作品
今年366本目(合計1,016本目/今月(2023年10月度)31本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
何十年ぶりかに実家に戻って広島でみました。
内容としてはホラーに分類されるのだろうと思いますが、いわゆる「犯人の動機は何でしょう?」系も混ざってくるので複数の見方ができる映画です。また、意図はしていないと思いますが森林の描写がかなりきれいで(CGではないはず。京都か奈良だったはず)、「その意味で」ヒーリング的な意味合いも「ちょっとだけ」あります。
個々細かい突っ込み点はあるものの、さくっと短い映画でホラー映画を見たいなら今週おすすめといったところでしょう。
以下、気になった点ほかを書きつつ採点に入ります。
4.4を4.5まで切り上げています。
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(減点0.3/不動産業者が登記を行わない理由が不明)
民法177条は以下の通りです。本質的に重要なので省略せずすべて記載します。
第百七十七条 不動産に関する物権の得喪及び変更は、不動産登記法(平成十六年法律第百二十三号)その他の登記に関する法律の定めるところに従いその登記をしなければ、第三者に対抗することができない。
要は、「当事者の間では登記なしでも問題はないけど、第三者が現れてきたら先に登記しないと不動産の購入売却等の事実があっても相手側には勝てません(だから登記しましょう)」という趣旨のものです。
そして、この映画では不動産業者が登場します。不動産業者というのは結局のところ「土地をただ単に買うだけ」ではなく、「誰かから買って、誰かに売る」つまり仲介役にたちます。記号でいえば、A(売りたい人)→X(不動産業者)→C(買いたい人) という関係です。
ここで問題になるのは、AとXの間でも登記をしていないと「他人に乗っ取られてアウト」(177条のいうように登記しないと第三者には勝てません)であるため登記の話が出てくるのですが、何かの「一般の契約」と同じように「ここにサインしてください」みたいな感じになっているのが、明確に「そりゃ違うだろう」というのは気になったところです。
ただ話がそれで済むなら簡単なのですが、「買いたい人」がすでにもう見つかっているような場合、X(不動産業者)は実質「いらない人」になります。つまり、A(売りたい人)からC(買いたい人)に直接登記を移してXは一切どこにも資料に出てこない、というようなことも可能「でした」。これを「中間省略登記」といいます。平成16年より前は、最高裁でさえ「3人が同意しているなら法は禁止していない」と述べたにも関わらず、行政は渋った状態で(これは、「一種の脱税的節税に使われる」「反社会的組織が関与しても追えない」「正確な登記記録ができない」といった理由があった一方、不動産業者からは大歓迎のシステムでこの方法では「不動産業者が払う手数料等が減る」「いくらで買っていくらで売る」といういわゆる「マージン情報」が残らない、といった実際上の事情もここにありました)、このために不動産登記法は改正され、今では「純粋な」「中間省略登記」は仕組み上できなくなりました。
※ ただし、2023年(24年の法改正は親族相続のみ)時点の民法でも、「ややずるい方法をとれば」結果的に中間省略登記と趣旨が同じことは可能で、これを「新中間省略登記」等といいます。ただ、法の趣旨を完全に逸脱したもので(民法も1000条以上あるので、すべての穴をふさぐのは無理)、「理論上は現在でも「新」中間省略登記は可能」ですが、これを扱っているところ(通常は司法書士。行政書士は業としてできません)はないのではないかと思います。
※ 映画内でこれらの話が一切出てこないので、実は「新・中間省略登記」の話をこっそりしている(これらの法律ワードを出すとレベルが高すぎる)とも思ったものの、おそらく「最初からあまり厳密には描かれていない」のだと思います。
(減点0.3/錯誤によって意思表示は取り消せるか)
・ 「錯誤で取り消してやるからなー!」という発言がでますが(ここだけなぜか法律ワードが出てくる)、錯誤(95条)による取消しは色々な制限があり、その一つを欠いています(この点、ストーリーのネタバレになるため詳細省略)。
このケースは単純明快に96条(詐欺)による意思表示の取消しといったところです。
(参考/減点なし/バルト11のシステム)
・ 公式ホームページや映画館の入り口などで「イオンシネマ系列ではありませんのでそれらの制度は使えません」とあり、また一方で広島市内にはイオンシネマが2つ(以上)ありますが(近い方と遠い方←ものすごく山の中にあるらしい)、その話ではなく、バルト11自体が「イオン系列のアウトレットモールだから」ということであるようです(大阪市でいうt-joy梅田系列です)。
なんか変な映画
予告はミステリアス。なんか気持ち悪そうだけど面白そうです。実際に鑑賞しても、不気味だったりセクシーだったり気味が悪かったり、映像も演出も良かったと思います。惹き付けられる感じもします。
演者ももちろん文句なし。 山田孝之さんも竹野内豊さんも水川あさみさんも武田玲奈さんとても良かった。
ダンサーのアオイヤマダはまさに得意分野という感じ。
ショートカットの桃果さんはとても可愛らしい。誰だろうと気になってしまった。
ただ、、、何故だろう、全部通すとなんか気持ちが乗れない。環境への説教みたいな部分なのか、、、なんだろう、分からないけど、なんかイマイチ。
初めの60分は、導線というか仕込みというか、、、意味不明な不気味な展開が続きますが、ここが長い。眠い。
後半はどんどん展開していきますが、なんか違うというか、予想の範囲内というか、、、
予告の期待が大きかった分、反動が気になる。
人も森も生きている
ファンタジー?
40年以上も会っていなかった父親の訃報が届き、父が遺した土地を売るために生家に戻った萱島(竹野内豊)と、その土地を買いに来た開発業者の下請けの宇和島 (山田孝之)の2人。 契約の手続きを終え、人里離れた山道を車で町に向かって帰っている途中に、運転してた宇和島が落石に気づくのが遅れ衝突事故に遭い、気を失ってしまった。目を覚ますと、2人は体を縄で縛られていた。彼らの前に現われたのは、この森に暮らす6人の女たちだった。何を聞いても一切答えない彼女たちから逃げようとするが・・・てな話。
6人の女と言っても、水川あさみは鞭で打つぐらいだし、アオイヤマダは溺れかけた所を助けてくれたり、服部樹咲は寝っ転がってただけだし、武田玲奈は幻想みたいで関与して来ないし、桃果は卵産んで不思議な役所。危なかったのは斧を振り回す萩原みのりくらいだった。
唄うって何?喋らない6人なのに・・・,
ファンタジーなんだろうけど、森の守り人的設定なのかな?それとも6人ともフクロクが化けてたのかな?
武田玲奈(妻?彼女?役の方)に助けられ家に帰ろうとしたのに山に戻った竹野内豊の行動も?だった。
山田孝之の狂気的な演技は見所だったが、その他は特に何も感じず、?マークだらけで終わった。
武田玲奈がスタイル良かったのと、桃果が可愛かったくらいかな。
刺さらなかった。
言葉を発しない6人(+1人)の女の正体は……
未来の人間は性交しないで出産できるってか。
竹野内豊と山田孝之がダブル主演で、謎の森の女達に捕まっちゃう話ということで、ホラーラブコメなんじゃないかと想像しながら着席。
前半は想像してた通り、チョコチョコ笑えて楽しかったんだけど、後半になって女達の正体が何となく見えてきたあたりから、納得できなくてモヤモヤしっぱなし。とにかく現実に起きている事象なのか夢の中の話なのか、とても曖昧だった。気を失って目を覚ましたら別の場所にいる。池に沈んで浮き上がったと思ったら小川に立ってる。どうなってんの〜!の繰り返し。
竹野内豊演じる森一郎(シンイチロウ)と山田孝之演じる宇和島が事件に巻き込まれる理由は観てれば分かるんだけど、森一郎の父親がやってた事と女達の関係が分からなかった。そもそもなんで人間の格好してんのよ。水川あさみ達女優陣は誰もセリフ無しなんだよ。なのに唄うって何のことだったの?森一郎なんて自分を監禁してる奴らに優しく声掛けしてる、何で?どう見ても人間なのに正体が分かるの?何でお金燃やされちゃうの?死んでる父親と会話?女と彼女が同じ顔?後半はずっと納得できなかった。残念でした。
敢えて星4だ❗️人間の清廉さと 粗暴な人間と 自然
テーマ自体は目新しくはない。
自然 自然に生かされている人間。
ただそれだけカモ【その人の経験則、感受性による】
書いても意味がないので
6人の寡黙な女 が 色々な象徴
例を挙げると
撒き散らす女 シダ植物🪴森の🌳多様性
刺す女 植物の授精 ハチ🐝
等 わからない方は 有料パンフ購入して これ以上は書けない。
ただ 喋らない 歌わない 女たちは わかりやすいから それでイイかも
竹野内豊の善良な優しさ 山田孝之の粗暴自分勝手さ
のコントラストが素晴らしい 2人ともベテランで芸達者ということもあるが
絶妙なハマり役
武田玲奈が1人2役で健闘
個人的には、おじいちゃん👴としては 水川あさみさんに虐められたい・・・ココは職場ではないので
セクハラ発言では無いデスョ
🟢緑の自然が不便だけど良かった。
最後 なぜ戻るのか は映画的 ドラマ的 フィクション的構成 カタルシス
普遍的テーマだけど意外に飽きない構成、画面
京都大学の京都芦生の森 芦生原生林 南丹市❓が基本ロケ地
ただし、繊細な生態系に影響与えないように 雨のシーン等は別。
生態系破壊➕温暖化は年々進んでるから みんな考えよう的🎯
ただし政治的な発言はしたく無いのでこれ以上は控えます
面白い作品ですよ。大人の作品 カップル3組いたレイトショーだけど 予告編以前の広告の段階から皆静かシーンとしてた。唯一残念なシーンは 車のぶつかる 落石 石が🪨ドリフのコントみたいな安っぽさ DIY的な・・・
内容、展開は見てのお楽しみということです。
まぁ 私は極めて粗悪な人間だから 山田さんの役にシンパシー❗️トホホ・・・
白川和子頑張れぇ って 偽善者のワシは思った
あっ❗️有料パンフ見たら 奈良もロケ地だって こういうのはサスペンスとかホラーというのか?
本作通信販売グッズ、ビールクラフトビールは興味ないけど 松栄堂謹製 森🌳の匂い袋は欲しいなぁ
あの森に取り憑かれたのかもしれない。
唄うとはなにか
森で出会う六人の女達は、ほぼセリフがなく、雰囲気がとても幻想的で、どこか"人"とは異なっている。本作は、人の会話以外ではセリフが少ないため、雰囲気や振る舞いから感じさせることに重きを置いているようで、視聴する側に感じさせる・考えさせる内容が多く、また、自然の映像美は圧倒的である。
題名にある『唄う』は、それぞれの森での暮らしを立ち振舞で表現していることを指しているのだと思うが、残念な点としては、女たちが一同に介す場面がないこと。わざわざ題に『六人』という数字を込めているあたり、何かしら意図があると思うのだが。
なお、映画公開に合わせて漫画『劇画 唄う六人の女』の連載が始まっており、公式サイトからのリンクで試し読みができる。序盤のみだが、映画版より直接的なお色気が多そうだ。
SDGs動物保護ファンタジーでした。
妖艶な六人の女性が入れ替わり立ち替わり出てきた時は、
環境保護の父と言われる熊楠の粘菌の話なのかと期待をしたら、
とんでもない、動物虐待となってきた。
竹野くんは、優しくて素直に育ったのだろうが、
山田くんは、実に野蛮で虐待性を強く持つ男だ。
そんな山田くんの口癖は、お前も俺と同じことなんだ。と言う。
どこがやねん!と、ツッコミしたくなる。
それなら、山田くんの生い立ちを少しでも見たいところである。
それくらい醜さ強い虐待行為は観るに耐え得なかった。
気がつくと、
六人の女性の誰も唄わない?
そら、唄えんわ!
そもそもは深淵な森の妖精なんだろう?
6体の正体を考えながら見て下さい。
最終的には、
核ごみ処理場反対ファンタジーだったと自分を納得させた。
そう、反対を唄うと言うのだろう。
お粗末でした。
それにしても、
最近、白川和子さんよく見かけます。
今年、四本ぐらい見ました。
今回はセリフが長くて嬉しかったです。
(o^^o)
竹野内豊と山田孝之がダブル主演を務め、
美しく奇妙な6人の女に
監禁された2人の男の運命を描いたサスペンススリラー。
父の訃報を受けて帰郷した萱島と、
萱島の父が所有していた土地を譲り受ける予定の宇和島は、
車で山道を走る途中で事故に遭い気を失ってしまう。
目を覚ますと、
2人は謎めいた6人の女たちによって森の奥深くの屋敷に監禁されていた。
竹野内が萱島、
山田が宇和島。
2人を監禁する6人の女には、
クールな雰囲気の“刺す女”役に水川あさみ、
妖艶な“濡れる女”役にアオイヤマダ、
神秘的な雰囲気の“撒き散らす女”役に服部樹咲、
好戦的な“牙を剥く女”役に萩原みのり、
おとなしい雰囲気の“見つめる女”役に桃果、
優しい雰囲気の“包み込む女”役に武田玲奈を起用。
「ミロクローゼ」「オー!マイキー」シリーズの石橋義正監督がメガホンをとった。
官能的ビジュアルホラー
予告を裏切らない不気味さ。最高です。
ストーリーはあってないようなものだし、結局何が言いたいのかは全く分からないけど、ビジュアルと音楽と雰囲気に大ハマり。かなり癖の強い薬物系映画なので、好き嫌い相当別れそうだけど、個人的にはめっちゃ刺さりました。
大した出来事が起こるわけでも無ければ、強いメッセージがあるわけでもない。それなのに、役者たちが構築する世界観にどんどん漬かってしまい、あっという間にエンドロール。気持ち悪くて不潔な山田孝之と、渋くてイケボな竹野内豊。もうこの時点でたまらなくアガるのに、色気が半端じゃない水川あさみやアオイヤマダ、とんでもなく可愛い桃果と武田玲奈が森の中を彩り、パーフェクトなビジュアル映画の完成。何を持って〈唄う〉なのかは分からないが、間違いなく六人の女が最高でした。
支離滅裂であることは置いといて、結構鳥肌立つくらいホラー要素強めな本作。それも音で驚かせるようなジャンプスケアでは無いため、かなり好印象。映像で楽しむことに特化した作品。役者の演技がうますぎて、目に手を当てたくなることも少々。なんと説明したらいいんだろう。ストーリーは大したことないのに、すごく好きなんだよね、この映画。
多くを語れるような作品では無いけど、個人的にはハマっちゃいました。まあ、単純に絵が〜というだけなので、内容は酷いと言っていいかと。蜷川実花の映画がお好きな方はハマるかも。キャストのファンの方も気になったら、ぜひ。エンドロールにはまさかの人物の名前も。
生命力に溢れた美しい世界
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