#マンホールのレビュー・感想・評価
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落ちたというより堕ちた
思ってたのと違った。
主人公が落ちたあとすぐに「あ、この人誰かに恨まれてて落とされたんだな」って分かったけど、せいぜい婚約者あたりかと思っていた。
(50人とは言わないまでも色んな女に手を出していて、婚約者には実はバレていて友人(永山絢斗)に相談してるうちにそっちでくっついてしまい子供は実はそっちの子供で主人公が邪魔になった位の話を予想しました)
マンホールの中に遺体があるのが分かったときも、子供の頃たウッカリ落としてしまった人とかかと思いました。遺体が新すぎるのはおかしいと思いましたが…
そしたらそこからまさかの展開で、マンホールに落ちた程度のことではとても同情に値しないような堕ちた人間であることが判明していきます。
ラストシーンはどういう意味なのか?
こちら側に委ねて終わりか?安易だな。
面白い題材なのに所々いい加減で昇華しきれていない気がする、そんな映画でした。
ただ、深淵のプリンスがあんな子供にもかかわらず人を傷つけても大丈夫なことが怖くて、ニーチェの言葉のように次に穴に堕ちるのは彼なのかなって匂わせるのは面白かったです。
穴だらけのストーリー。穴だけに。
どうして、最初に警察に連絡しないんだと疑問を呈している人が山ほどいますが、寝てたのか?としか思いようが無い。 ちゃんと終盤で理由が明かされているではないか。 ただ、そんな私でも、解せなかった点はいくつかあり、 まず川村が、SNS上で助けを求める、という展開がどうにも釈然としない。 確かに現代的といえばそれまでだが、まるで最終手段のように縋っているのは違和感があった。 例えば、川村がSNS好きである、とか、そういう設定が欲しかった。 あと、加瀬はどうなったのか。 そしてボウガンは、いくらなんでも無理くりすぎて当惑した。 とどめに、例の爆発のシーンは解せなかった。 所謂、ワンシチュエーションスリラー映画は、これまでにも枚挙にいとまがないほど作られてきた。 しかしこれが邦画では意外と珍しかった気がする。 あの手この手で状況を打開しようとする痛快性、 疲弊していくフィジカル、 スマホを駆使しするという現代性、 次第に帯びていくサスペンス性、更にタイムリミット要素もこれを加速させる。 欠点は多いものの、それでも、埋もれさせるには勿体無い一作だと感じた。 なによりタイトルバックが良かった。 開始たった5分で事が動き出すと言うこの簡潔さが素晴らしい。 100分という尺も丁度良い。 奇しくも、地上600メートルの高さで孤立してしまったスリラーの「FALL/フォール」と同年に公開されている。
another reason
SNSのやりとりがリズムをつくる。 現代をうつす真夜中の生態に瞬きも忘れ放たれる言葉に見入る。 次々生み出され広がる噂は手に負えない成長を続けるアメーバのよう。 はみだして暴れ狂う無責任から平気な絶望感が明るくはじけ飛ぶ。 利用する主人公もまた一部。 あきらめない主人公の頑張り力は、なんとか助かりそうな穴なのに助かりにくい理由を超えられるのか? 予想外に夢中になり、ラストがきた。 修正済み
DOWN/ダウン
先日見た『FALL/フォール』は地上600mの高さのTV塔に取り残されて…。
一方こちらはマンホールの穴の中に落ちて…。
極限状況下でのサバイバル。もしあなただったら、どっちの方がマシ…?
…え? まだ地に足が着いているマンホール? いつか誰かが気付いてくれるって?
いやいや! そうも言ってられないのよ。
一流不動産会社に勤務。営業成績もトップ。上司や同僚からも人望厚い。社長令嬢と婚約し、明日結婚式。おまけにイケメン。
何事もパーフェクトの川村。
サプライズパーティーで盛り上がり、その帰り。急に酔いが回ったのか、ふらふらと…。
気付いたら、何処ここ?!
汚ならしい穴の中。ムカデやクモやネズミの死骸が…。
どうやらマンホールの中に落ちたらしい。梯子を伝って出ようとするが、脚を負傷。結構酷い怪我。思うように動けず…。
無理して動き、梯子をよじ登っていたら、案の定梯子が壊れ…。
自力脱出は望めなくなった。
明日は結婚式。早く脱出しなければならない。
不幸中の幸い。スマホは通じる。GPSで場所も分かった。
婚約者や友人に連絡。時間も時間だけど、こういう時に限って出ない。
手当たり次第知人に連絡。その中に元カノも…。唯一出てくれたが、まともに受け止めてくれず…。
面倒は避けたかったが、そうも言ってられない。やっと警察に連絡。イライラするような事務的質問の後、ようやく救助を派遣。
…が、いつまで経っても救助が来ない。
雨まで降ってきた。
元カノの舞が心配して連絡してきた。彼女との会話で、驚きの事が分かる。
雨が降っているのに、舞は雨が降ってないと言う。
GPSで示された場所が違う…? だから救助も来ない…?
どういう事…?
酔ってふらふらとマンホールに落ちたのではないとしたら…?
あのパーティーで例えば飲み物に何かを入れられ、眠らされ、拉致され、何処かも分からない穴の中に落とされたとしたら…?
一体誰が…?
犯人探しと何より脱出。
川村はある事を思い付く。
SNS上に“#マンホール”を上げ、救助・場所の特定・犯人の割り出しを求める。
あっという間に多くのフォロワーが集まり、情報や協力で次第に場所の特定や犯人の目星が定まっていく。
が、予想を遥かに超えた衝撃の展開とオチが…!
邦画としてはなかなか面白いシチュエーション・スリラーではなかろうか。
梯子壊れ、怪我、雨、ガス漏れ、廃棄物の泡…。ヤバい事態が続く。
応急手当は痛い!
場所はまるで見当違い。単なる事故かと思ったら、事件性…。
怪しいのは誰…? パーティーにいた誰か…? 同期の友人が怪しい。唯一連絡が取れた元カノだって怪しい…。
動機は…? 妬み…? これだけ順風満帆なら誰かしらいる。それとも恨み…? 川村には悪い噂も…。
今はSNS時代。こういう時でもSNSが救助の手立てになる。
SNSを使って情報提供。警察なんかより頼りになる!
その一方、SNSならではの誹謗中傷。本気で助けようとしてくれているのか、それともただ面白がってるだけなのか。
救助や場所の特定より犯人探しに躍起。怪しい人物もすぐに特定され、SNS上で総攻撃。
不安。苛立ち。絶望。疑心暗鬼。
その穴の中に落ちて、川村も次第に平静でいられなくなり…。
一線を超える。…いや、彼はすでに一線を超えていた…。
もう一度言うが、衝撃のオチ…!
玄人好みのヒューマン・ドラマに手腕を発揮していた熊切和嘉監督が、珍しいエンターテイメント・スリラーに挑戦。一筋縄ではいかない作風を見せる。
『ライアーゲーム』『マスカレード・ホテル』の脚本を手掛けた岡田道尚によるオリジナル。何かと原作氾濫する現邦画界で、オリジナルで挑んだシチュエーション・スリラーは評価したい。
ほとんど一人芝居。Hey!Say!JUMPの中島裕翔が熱演。
以前も『ピンクとグレー』で手堅い演技を見せていた。
その『ピンクとグレー』と通じる演技を感じた。つまり、表の顔と本当の顔。
その演じ分けと次第に明らかになっていく本当の顔は、狂気すら孕んでいた。
主要でクレジットされているキャストは二名。一人は僅かな出演で、もう一人は声のみ。
EDでクレジットされるサブ的なキャスト以外に、思わぬビッグなキャストが! 登場した時そうだよね?…と思ったが、やはりそうだった。
誰かはご自身の目で。ネタバレになっちゃうから!
本作のオチ、ネタバレせずに書きたい所だが、そんな力量ないので、ネタバレチェック付けて触れるとしよう。
とある事がきっかけで場所が分かった。
そこは、因縁ある場所。
やはりこれは、復讐であった。
泡をライターのガス引火で吹き飛ばした時、土の中から腐乱した死体が…。
“この男”の誰にも知られてはならない過去と罪…。
この場所は都内ではなく、埼玉県郊外の廃校。
かつてその近くの工場で働いていた。
同僚が一人退職。東京の大会社へ就職。恋人もいる。
誰もが羨む人生が待ち受けている彼の名は、川村。
その彼を、何者かが襲う。殺す。
死体を穴の中へ。
まだやる事があった。整形外科へ。手術で川村の顔にして貰う。
まんまと川村の顔と人生を手に入れた。
川村は本人ではなかったのだ。本物を殺し、成り済ましていた偽者。
他人の人生を横取りしていたゲス野郎。
そんな彼に天罰。
この憎き男を罠に嵌め、偽りの顔を剥がし、罪を暴かせ、絶望の底に叩き落とす。
恐ろしいほどの執念。
全てを企て、仕組み、唯一連絡が取れていた元カノにも声を変えて成り済まし、SNSでも協力者に成り済まし、目論み通り誘導。
殺された本物の川村の恋人であった…!
このオチは全く予想出来なかった。
てっきり元カノと思っていた。
ただただ衝撃の奈落に落とすのなら、この脚本は成功している。
が、伏線を張り、大どんでん返しで言うなら、失敗している。
何故なら伏線も全く張られていない。同期友人や元カノなど前半に登場した人物は全くの無関係。
後半になって主人公の本性や恨みを持つ人物が現れて、唐突過ぎる。
ただただ衝撃の展開か、大どんでん返しに期待かで、本作の評価は真っ二つに分かれるだろう。
面白味のあるオリジナル脚本だが、ツッコミ所も多々。
端から何で警察や消防に連絡しない? 警察には連絡出来ない理由はあるのだが、それは秘密が明かされてからになるので、序盤では出来ない理由はなかった筈だ。
超充電長持ちのスマホ! 何処の会社のですか…? 充電が残り少なくなり…の危機はない不自然さ。
犯人である恋人、GPSを誤作動させたり、たった一人でこんな計画立てたり、何かのスペシャリスト…?
でも一番の問題は、キャストに中学から麻薬常習のお騒がせの役者や、プロデューサーに今問題渦中の某事務所の社長の名が…。
タイムリー過ぎるWパンチで、某事務所所属のアイドル主演ながら、地上波では放送出来ないだろう。今公開だったらお蔵入りになってたかも…。
先にも述べたが、作品としてはなかなか面白かった。
あの名曲が皮肉に聞こえるダークなラストも嫌いじゃない。
あなたは復讐のマンホールに落とされるほど、偽りの顔に成り済ましていませんか…?
ラストが超クール!!
ラストでほんの10秒「上を向いて歩こう」の口笛のメロディが流れる。 痛烈な皮肉だ! 熊切和嘉監督及び脚本・岡田道尚のセンスの良さが光る。 主演の中島裕翔演じる川村。 恨みを買っての犯行とは分かるが、狡猾な男だ。 頭も切れる。 この映画、かなり結末を隠していたのではないか? クレジットに黒○の名前もない。 川村は社長令嬢との結婚式を翌日に控える前途有望な青年。 バチュラーパーティーの帰りに拉致されて深いマンホールに落ちた その状況で目が覚める。 そこから脱出するために知恵を働かせて、アカウント作成。 マンホール女と名乗り興味を惹きSNSで情報を集めて、マンホールの位置を 探ろうとする。 川村のGPSの位置情報が変えられていたり(そんなこと可能なの?) マンホールの位置を特定するのにはSNSの情報はそれなりに 役には立ったかな。 でも諸刃の剣だったね!! 結局最後のピースをはめたのはSNS男だったから!! 徐々に川村の仮面が剥がさる実像が現れる脚本は見事だ。 ここまでのゲス男だったとは?!?! かなり邦画スリラーとしてのクオリティは高い。 低予算でここまでやれば【天晴れ】である。 ラストの満足度は高かった!!
中島裕翔の怪演が見もの
ごめんなさい、主人公である川村役の方、全然存じませんでして、クレジットでへえ、、、、って気付きました。そういう意味でフラットに鑑賞した感想です。 「状況」に興味を引かれていたので鑑賞しました。 ほぼ、マンホールの中での川村の動きで構成されていましたが、川村の驚き、焦り、痛み、焦燥、苛立ちなどなどの目まぐるしく動く感情の変化を非常に上手く演技していたなあというのが一番の感想です。 また、物語の転換具合が一気に転換していくのも面白い作りでした。ギミックと現実の想定外の動きだったりの組み合わせ具合もなかなか工夫されていました。 なかなか見応えのあるのサスペンス作品ではないでしょうか。中島さんだけでも観る価値はあります。
これも世にも奇妙な物語的な…
JUMP担なので見に行ってきました! なので中島裕翔主演じゃなかったら見たかどうかといわれると怪しいけど、裕翔主演なの抜きにしても、ストーリーは面白かったと思う。 ネタバレ禁止って煽りのおかげでいろんなどんでん返しを考えながら見てたけど、読めなかった! でもこれもエンドロール中に頭の中で世にも奇妙な物語のテーマ流れてしまったわ笑 (月の満ち欠けに続いて…)
何度も楽しめる映画!
一度見た時には穴がボコボコある?と思った映画。例えば携帯の電池。そんなに電池が持ったらいいよね!って思ってしまったけれど、2度目見たら赤くなったりまたフルになったりしている。待っている時間も描いているしできる営業マンなんだからバッテリーぐらい持っているのか・・なるほど。などなど・・ そして2回目はパンフレットを買ってみた。なんと〜!そういうことだったのか・・これまた発見あり。裏にちゃんとドラマがあったのか・・ お値段も安かったので買ってみたのがよかった!パンフレットは是非読むべき。かなりの読み応え! そして、3回目は副音声が聞けるというのでついついまたみてしまった・・そうしたらまたまた発見!え?そんな風に撮っていたの???と驚いたり感心したり・・演技の話も聞けるし、これすごい!今までも副音声って聞いたことあるけれど、#マンホールはよくできている。2倍面白いどころではない。3倍以上の価値があるので是非2度目以降は副音声もつけて欲しい!(1度目副音声は阻害されるのでやめた方がいいと思います) 普通は1度見たら次はTVで見よう〜と思ってしまう私ですが今回のはのめり込んでしまった・・(1度ではわからないこと多かったので・・ぼそ) レビュー見ていても、わかっていない人多いので是非何度か見て欲しいなぁ・・って思いました。 久々に見応えのある映画を見れて本当によかった。
まさかの展開
ストーリー展開が秀逸! え!え?えぇ!?って思ってる間に軽快に話が進んであっと言う間にラストでした。 主人公は嫌味なエリートキャラなのかと思っていたら、半分正解でそれを上回る裏設定が… 薄暗いマンホールの中で虫が動いてる画がグロかったの以外は良かった!
ラストは予想外
上映時間99分、ほぼずっとマンホールの中で描かれるワンシチュエーションスリラー。最後まで飽きずに予測できない展開で楽しめました。 ハイスペ男子の主人公ですが、序盤から好感度が全然上がらず、こいつクズかよ…的印象でしたが、後半で納得。序盤から犯人は予想できましたが、そこから更にひとつ展開を持ってくるのは想定外で、SNSとの連動も相俟って緊張感がありました。 ツッコミ所は多々あれど、ちゃんと面白かったのはすごい!
とてもしっかりしたスリラーandミステリー
上映終了前に滑り込みで観たが、ダサくなく、とても面白く作られている日本のシチュエーションスリラー。穴に落ちるまでがとても早いテンポで進み、脱出へのアイデアなどもしっかり作られている。個人的には泡攻め以降(というかその回避の仕方はもっとダメージありそうなもんだと思いましたが)、「真犯人」というところに向かっていくとやっぱり日本風演技合戦(結構な劇的対峙)になってテンションは少し下がる。この際、ミステリーネタの復讐劇などはいらなかったのではという気にもなってくる。せめてもっと単純に冒頭の何人かの誰かが、程度でもよかったような気もした。
結構怖いし、後半衝撃の連続。目が離せない展開です。
去年末からずっと劇場で見たいと思ってた「#マンホール」(#が付きます。ここ大事。) ついに観てきました。最終上映前日の平日の真昼間なのに意外と鑑賞者がそこそこいました。 いやー、面白かった。ここまでドキドキハラハラしたの久々です。最近の邦画ホラーやスリラーはあんまり怖くないけど、この作品は後半中心にちゃんとスリラーで、演出がなかなか怖いです。とはいえ「ザ・ホラー」って感じでもないしあくまで「スリラー」なので、ホラー苦手でもギリ観れます。 あと「PG12」ちょっぴりグロくて痛々しい描写が複数。 現代のネット社会を利用したワンシチュエーションサスペンススリラー。だから#が付いてるんですね。謎解き要素も多いのでミステリー好きにもお勧めです。 でもすぐ穴落ちるし休む間もなく進んでいくので、あんまりゆっくり考えてると置いていかれます。説明や解説的なものもほぼないので集中して観ないと分からなくなると思います。 伏線も細かいところに色々ばら撒かれてるので、スクリーンから眼が離せません。 主人公に同情してたら意外と? そして終盤が本当に衝撃的で、圧倒されました。 犯人候補がひとりひとり潰されていって、はじめからもしかしてと思っていた人がボスでしたが、完全にそうとも言い切れないというかなんというか。 あとその犯人以上に大きな衝撃がいくつかあって、最後の最後まで油断できなかったです。 オチも衝撃で、どこか切なく、人によっては虚しいようなスカッとするような気もするし。このタイプのスリラーやサスペンスは洋画に多くあります(日本なら『世にも奇妙な物語』の「箱」とか)が、他の閉じ込められる系の映画とは一味違う展開と設定、そして予想を裏切るラストのオチ。 この作品は劇場の巨大スクリーンで見た方が楽しめます。ハラハラドキドキ感が倍増しますし、本当にハラハラしました。 珍しく星5つあげようかと思ったけど、長くなってもいいからもう少し説明があってもよかったと思ってしまい、多少謎が残ってしまいモヤモヤが残ってはいるので星4つ。
永山絢斗さんが出演されてるので観に行きました。 拘束された加瀬はど...
永山絢斗さんが出演されてるので観に行きました。
拘束された加瀬はどうなった!???
ファンとしてはそこを描いて欲しかった…
マンホールに落ちた後、加瀬含め何人もの友人・同僚に電話かけてたけど、誰も出ず。周りもグルだったのか…?主人公の本性はすでに周りにバレていた…?
色々とナゾと腑に落ちない部分が残る終わり方でした。
ラストが秀逸
最近読んだ結城真一郎の小説のような、まさに「なう」な作品でしたね。ちょっと謎が残る部分もあったけど、それは置いても落ちが最高でした。 中島裕翔がピンクとグレーもすごく良かったけど、こういうパスい役も上手いですね。 こういうのもっといろいろ観たいと思いました。
サイコホラー好きには堪らん!挿入歌の上を向いて歩こうが皮肉すぎる…!
マンホールの中で話が進むこの感じ…ちょっとB級感…!?しかもジャニーズが主演?!絶対観る〜!と楽しみにしていた作品! ルンルンで鑑賞! とっても面白かった! 上映前にネタバレ禁止の表示が。 確かにこりゃネタバレ禁止だ〜! マンホールの中でほぼ話は進み、主演の中島裕翔の1人芝居状態! 低予算感はありつつも、しっかり楽しめます! サイコホラー系好きな人は絶対観て!! 設定とかツッコミどころもあるし、結末のその後とか現実的な事を気にしちゃったらキリがないけど、フィクションだからね…! ホラー系は「そうはならんやろ〜!」を楽しんでるようなとこあるし。 現実的な事とか考えすぎずに楽しんでください! 挿入歌の「上を向いて歩こう」がまた皮肉で怖いのよ。 上映終わった後のお客さんがゲンナリ顔なの良かったなぁ〜〜映画味わったー!!って感じ! 主演の中島裕翔目当てで来た子からしたらサイコスリラー系ついていけないよね…😢 グロいシーンもあったし、ちょっとホラー感も強めだったし。 普通にホラーとかグロ系の映画観に行くとみんな「それ」を楽しむのを目的として来てるから終わった後も平常心なんだけど、 中島裕翔くん目当てでキャピキャピとシアターに入って来た子達が帰る頃にはげっそりした顔なのが映画の本質を楽しんだ感があって良かった。 泣いたり笑ったり怖がったり困惑したり、いろんな感情になれる映画や映画館って本当にすごい!!
大変面白かったです!
(完全ネタバレですので鑑賞後に必ずお読み下さい)
結論から言うと大変面白かったです!
見初めの時はなぜすぐ110番や119番しないのか?と思われましたが、なるほど過去にそういう事情があるなら特に110番はしたくないのだろうなとは思われました。
細かい点は2点ほど疑問はありました。
1点目は、GPSの偽装など技術的に可能なのか?
2点目は、泡をガスを爆発させて消し飛ばす場面でほぼ無傷というのはあり得るのか?
ただそこまで致命的な欠点とも思えず、もしかしたら私が知らないだけでGPS偽装も可能で、ガスでの爆発もあの程度で収まる加減もあるのだろうとも思われてはいます。
なにより事件の真相が予想外の展開を最後見せて一段階さらに掘り下げられ、何も知らないままで見たのでなるほど!との面白さはあったと思われます。
惜しむらくはTwitterをモデルにしたアプリが映画の中で登場しますが、世界的に発信して行きたいならちゃんとTwitterから権利を取って映画のリアリティを上げて欲しかったなとは思われました。
似たテイストの映画に『search/サーチ』が過去あったと思われますが、そちらでは出てくるネットアプリが全て現実にある物だったと思われます。
そこの志の有無で映画の質も変わって来るのではとは思われました。
惜しい点がもう1つあるとすれば、題材的にストーリーの広がりには限界があり、個人点数的にも傑作にはなり難い題材とは思われました。
ただ、このストーリーでは最大限の面白さに達していて、ルック映像や美術やSNSの描き方も質高く、映画として志の高さはそれでも感じられました。
主人公の川村俊介を演じた中島裕翔さんも、この内容の役をジャニーズ所属の人がやるというのも人間の深さを見ているようで良い傾向だと僭越ながら思われました。
面白い映画でした。
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