呪い返し師 塩子誕生のレビュー・感想・評価
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友人に誘われて観ました。赤鬼さんが出てくるのですが、浄化?された後...
友人に誘われて観ました。赤鬼さんが出てくるのですが、浄化?された後がどう見てもキレイなジャイアンで(笑)キャラも良かったです。呪いなんて無関係と思っていましたが、結構身近というか、普通に生きてたら当たり前な感情が、自分の知らない所で他人に呪いをかけているのだなとわかりました。映画としての全体的な作りは別として、内容は中々面白かったです。
何回か観ていくうちに、色々な事が分かってくる映画です!
私は4回観ましたが、1回目だと、「ん?どうしてこれが呪いになるの?」「塩子はいつ呪い返し師として目覚めたの?」などの疑問が残りましたが、3回目で少なくとも上2つの疑問が解けました。また、ガイドブックや関連書籍にも詳しく解説が書いてあるので、そちらを読むともっと理解が深まると思いました!
人の不幸を願うおもいや、自分さえ良ければ他の人は不幸になってもいいというおもいは、現代的な「呪い」に繋がっていきます。また、呪う側、呪われる側それぞれに、お互いを引き寄せ合う原因があるとこの映画から分かりました。呪っている人は、まずそれを自覚し、認めること、呪われている人は、自分の中に呪われるようなおもいがなかったか、その呪う側と似たようなおもい、引き付けるおもいがなかったかをお互いに反省する事で、この世界から「呪い」は徐々になくなっていくと思います。
一人一人がこの映画を通して変わっていくことで、世界中の人は心の底から本当の意味で「呪い」のないより良い世界になっていくと思うので、観れる方はぜひ何度か観る、もしくはガイドブックや関連書籍を読まれることをオススメします!
身近にある話し
最初、『呪い』と聞いて『ホラー映画』のイメージがあり、自分にはあまり関係ない世界なのかな、と思った。
でも映画のなかで、《人の不幸を願う心が呪いなんだ》《身勝手な欲望や嫉妬心から発生する》と言う説明があり、そう言われると自分にもけっこう身に覚えがあるなぁ、と思って見終わった後、反省してしまった。
天童さんのように、口ではキレイなこと並べて心では全然違うことを思っている人は、自分も含めてだけど周りにけっこういる気がした。
私は心の中なんだから何を思おうが人の自由、と思って生きていたが、映画では仏の目から見たらその正邪はいかなるものか………
オムニバス形式で塩子に判定され理由まで説明されていたのでとても勉強になった。
面白い
タイトルに惹かれて見に行った。
想像以上に面白い。面白かったが一番の感想。
普段気づかず出している思いが
呪いになっていることを知り驚いた。
塩子が登場するところ、
悪を粉砕するところが、昔のヒーローもののようにスカッとする。悪役が塩で溶けてゆくところがなるほどと思った。やはり塩は清める効果があるんだ。迷信ではないんだな。
令和版の水戸黄門。塩子vs貞子希望。
最近のアメリカ西海岸のリベラル風に毒されたハリウッド・Netflixコンテンツのなんとも言えない気持ち悪さにうんざりしていた今日この頃。久々に勧善懲悪、白黒はっきりつける、観ていてスカッとする作品だった。スピリチュアルの観点から描いた「令和版水戸黄門」「現代版大岡の名裁き」と言ったところか。
個人的には、最強の呪い返し師・塩子と、最強の呪いそのものである貞子とのバトルスピンオフ希望。ただ塩子の法力はかなり強いので、貞子は一瞬で成仏させられる可能性が高い。塩子にはぜひマーベルのアベンジャーズに加入してほしい。
■個人的にツボだった点(ネタバレあり)
・塩子が生霊や邪霊を祓う際の必殺技の1つは、「スピリチュアルな塩」を天から降らすものなのだが、一番最初に必殺技を使った際に、漢字の「塩」という文字そのものまで一緒に降らせていたのはなかなか趣深かった。(製作サイドが観客に対して「この白い粉は塩ですよー。塩として認識してくださいー」と伝えたかったのかな。年配の観客もいる中でバリアフリー的な配慮かもしれず、無粋な感じもしたけど、製作陣の優しさを感じてほっこりした)
・挿入歌が頻繁に流れるのだけど、歌詞が濃ゆく圧倒的な情報量なので、歌が流れるたびに聴覚が刺激されて、視覚が奪われる。つまり、歌詞に聞き耳を立ててしまい、ほぼ映像情報が目に入ってこない現象が度々起こる。
・ラスボスの御曹司のストーリーは、最近現実に起こった香川照之や巨人の坂本の女性スキャンダルと軌を一にする非常にタイムリーな内容で面白かった。
呪いは現実に存在することをリアルに感じられる良い作品。主人公の女優さんの演技も良かった。
「映画」を超えた映画
家庭内暴力、ネグレクト、孤独、不当な左遷、詐欺被害、弄ばれての妊娠・中絶など、不幸な人生を生きる人々の姿が、生々しく描かれていく。
ここまでならどこにでもある映画。
しかし、この作品では、その不幸を生み出している「目に見えない原因」を可視化し、その解決法まで示している。
2500年前、仏陀は、自殺するのでもなく、生まれもった地位や快楽に逃げるでもなく、この「苦しみの世界」のなかで「不幸な人生」から抜け出すための悟りを得、教えとして説いた。それが仏教の教えとして遺っている。
この映画は、仏陀が説いた教えを、仏陀なき世にあって護り続け、その教えとハイスペックな霊能力でもって、人々を救うことに人生を捧げる「塩子」の物語。
塩子は、相手を不幸に陥れる者を叱り、不幸に陥れられていく者の心の間違いをも諭す。
そして、仏陀に「悪魔との対話」があったように、不幸な人生を生きる者たちの背後にいる悪霊、悪魔、生霊、鬼、天狗たちを、うす暗い精神世界で、ただ一人、言葉と修法とで打倒していく。
孤独な戦い。
一人の人間としての生きていく重みに加え、目に見えぬ神仏から授かった「十字架」とでもいうべき霊能力は、この世で苦しむ人々を救い、あの世で迷い、人々を不幸の闇に落とさんとする者たちを救う使命を与える。
戦いと戦いの束の間、塩子は、自らに力を授ける神仏が祀られた場所を参拝し、一人涙を流す。
映画を観終わって思ったことは、「なにか塩子の手伝いができないか」ということ。
若く、優秀で、学歴、収入、肩書、見た目の良さ、人気があると思う方には、塩子の生き方を見て「愛の深さ」というのも持ってもらえたら、自分も世界も輝かせる人間になれると思う。
そんな人達で世界が溢れていくように、他の人にもこの映画を勧めます。
主演の希島凛さんのおしとやかな時と呪い返し師のときの力強さのギャッ...
主演の希島凛さんのおしとやかな時と呪い返し師のときの力強さのギャップが凄かった。
女子高生の子たちの純粋な感じが心洗われた。
怒りや、自惚れの背景に呪いがあると分かり、呪われないように心を磨こうと思った。
呪い返しの秘術がガンガン幾種類も繰り出されて面白かった。人間が持つ...
呪い返しの秘術がガンガン幾種類も繰り出されて面白かった。人間が持つ様々な悪い心の有り様は、程度の差はあれ、自分にもあるかも!?と冷やっともさせられた。一番面白かったのは、天狗の極端な特徴!こんな人いるいる!と思い出して笑えた。あなたの周りにいるあの人は何タイプ!?と思いながら見るととても楽しめると思う。
期待以上に楽しめた!(^^)
呪い返し師 塩子の登場シーンで吹き出しそうになったのと、
塩子のキャラのギャップにやられました!笑
3人の女子達のキャラもとても個性的でよかった。
それぞれの場面で、悪を思い切りぶった斬る塩子の姿や一つ一つのセリフがキラリと光っていて、わかりやすくてスキッとした!とても頼もしい日本のワンダーウーマン的なキャラが良い!知らないうちに呪われているかも。。とか、呪われる方にも隙がある!呪いを引き寄せるような考えをあらためる事が大事。。うーーーん。そうかもしれない。。と自分にも当てはめて考えてみた。
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