新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まりのレビュー・感想・評価
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たまたま時間が空いてしまい、 他に見るものがなかったので見ました。...
たまたま時間が空いてしまい、 他に見るものがなかったので見ました。 バレエには全く興味なく オペラ座も、きっと凄い劇場なんだよね、 くらいの認識ですが なんだか引き込まれて見てました。
美は善なり
バレエとは、なぜこんなに美しいのだろう。日常ではまず使わない筋肉で、ありえない動きをする。足がすごい角度で、まっすぐピンと伸びる。軽々と行われる跳躍は、彼らの努力の結晶である。しかし、ダンサーの研ぎ澄まされた肉体には、ピークもあれば衰えもある。 NHKが海外ドキュメンタリーとして放送しそうな内容。無料で見れたら、と思わないではないが、とにかくきれいだったので満足。「ラ・バヤデール」観てみたいな。ヌレエフ版で。 詳しい人には常識なのかもしれないが、初めて見る単語が。エトワールはなんとなく、高位のダンサーを指すんだろうと想像できたが、スジェ? なんだ、そりゃ? なので調べた。「ダンサーの階級は、上からエトワール、プルミエ・ダンス―ル、スジェ、コリフェ、カドリーユの5つである。」by Wikipedia にゃるほど。 舞台は美しい。美しいものを見ていると、心が洗われる。美しいとは善きことである。
ひたすら残念
パリ オペラ座のバヤデルカという最高の、いくらでも面白くなる素材を扱っているのになにも響いてこない。 空疎な時間となった。 現在のオペラ座に魅力的なダンサーが居ないからかもしれない。 準備不足な踊り手たちの姿を映像に残しただけの気の毒かつ残念な映画。 唯一バヤのリハーサルでムハメードフの姿を目に出来たことは嬉しかった。
ダンサー達の渇望が伝わって
なんででしょう。 劇場の再開で久しぶりのレッスンのを嬉々として受けるダンサーの表情をみてるだけで、 ポロリときてしまいました。 コロナが何を壊したのか、これからまだどうなるのか 分からないけれど、バレエはもとより劇場、芸術それよりももっともっと広く、人が集まることのパワーを思い知らされたような気がします。
ショウほど素敵な商売はない
新型コロナウイルスはさまざまな業界にダメージを与えたが、とりわけエンタメ業界が被った被害は計り知れない。本作はその一環を垣間見る事ができる。 感染拡大による無観客配信が決まり、落胆するダンサー達の無念をダイレクトに映す。いつか分からぬ復活の日に向けてできる限りの稽古・準備に励む。 あのシルク・ドゥ・ソレイユも経営破綻に陥ったが、なんとか再建した。 Show must go onであり、ショウほど素敵な商売はない。
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